euvicc's sphere cycloalkanique

自転車とMETALとその他雑多な物欲記録。そして大病から生還し生き残り続ける奇跡の徒然など。

何故か四十手前にして自転車趣味に目覚めてしまったある男の記録...のようなもの。

ライドの記録、買い物記録、超私的レビューみたいな駄文を書き連ねます。

2021/10、急性大動脈解離(Stanford-A型)から奇跡の生還。

以降は予後のこととかも書いたりすると思います。

【ゲーム】Monster Hunter Now

Euviccです。



「無印」の頃からの狩人として、一時期離れはしたもののやはりやらざるを得ない!ということではじめてみました「モンスターハンターNow」通称モンハンNowです。



Monster Hunter Now

Monster Hunter Now



開発元/運営はIngressポケモンGOピクミンブルームなどと同じNianticCAPCOMの"全面協力"のもと4年をかけて制作されたのだとか。9月14日、満を持してリリース&サービスインしました。位置情報ゲームと(ハンティング)アクションをどうやって結びつけるんだ?という点でまあまあ興味あったため、リリース同日にインストール→プレイ開始してみたわけです(あと、いい加減ピクミンブルームにもだいぶ飽きてきてたって理由もあるw)


どんなゲームなのか

当たり前の話ですが基本は位置情報ゲームです。同じNianticピクミンブルーム、Ingressのメイン画面(またはマップ画面)と一緒に並べてみます。一番左がモンハンNowです。









こうやって並べてみるとなんか面白いですね。Ingressで構築したマップ画面と集積されたスポットたちがそのまま活かされているのがわかります。同じスポットで光ってたり花が咲いてたり採集ポイントになってたり、なかなか忙しいw



ゲームの基本にして最大のウリは狩りです。それも、位置情報ゲームというプレイヤーの行動に(かなり)強めの制約がかけられる状況ながら従来のMHシリーズのようなハンティングアクションができるというところ。モンスター一匹の狩猟に用意されている時間はなんと75秒😮 実際にやってみて思いましたが絶妙なラインですね。緊迫感がそれまでの据え置きゲーム機によるモンハンシリーズと全然違う。



もう少しちゃんと紹介すべきですが……それは公式サイト見てもらう方が早いでしょ。こちらからどうぞ↓





同サイトに掲載されているプロモ動画がだいぶ面白いですね。なんてことはない街中──どころかどうみても渋谷、交差点の端に佇む女の子の傍には身の丈を越す長大な太刀があって。スマホで何かタップすると、それに応じて気軽にショップやカフェから出てくる若い男女が。大剣、ハンマー、ボウガンなどなど、イカツい巨大な武器を携えて!(リアルなら銃刀法で現行犯逮捕でしょw) 太刀の彼女の呼びかけて応じてかどこかに集まろうとしているところ、どこからともなく襲いかかってくるモンスターたち──あるものは物陰から、またあるものは大空から──突如として非現実的な世界に引きずり込まれた一般市民?は驚愕に目をひん剥き、飲んでるドリンクを噴き出しながら逃げ惑う。そんな中、武器を構えた彼らはみ〜んなニッコニコ☺️、汚物は消毒だヒャッハー!!\(^o^)/ぐらいの狂気に満ちた晴れやかな笑顔でモンスターを攻撃!!! べったべたなCGなんですが、一度でもモンハンにハマった人たちの心をな〜んかくすぐる(丶丶丶丶)のですよね(苦笑)



動画のクライマックスはどうみても代々木公園なのですがw 大地を割って現れたるは角竜ディアブロス!!! 捻くれた巨大な2本の角を振り上げて突進してくるディアブロスに対峙するのは動画の冒頭にいたあの女の子だ!真正面から立ち向かって慢心の力を込めて佩刀を叩きつける……ッッッ!!!



不思議なことに、↑の女の子はずーっとニコニコです😥 死ぬのが怖くねーのか。あーいや、映像で展開されている世界が拡張現実だから、リアルな危険なく生きるか死ぬかのやりとりを楽しめる──みたいなのを暗示でもしてるのかな?🤔



「どんなゲームか」という話に戻りますね。基本、完全にモンハンです。採集や狩猟で素材を集め武器&防具を製造・強化。鍛えた装備でより強いモンスターに挑み、倒してより強く価値のある素材を剥ぎ取り己をさらに強化していく。でも、モンスターたちの攻撃を躱して逆にダメージを与えていくためにはあくまでプレイヤーの操作が必須。上手くならなきゃ勝てない。勝てなきゃ何も得られない。……うん、まさにモンハンです😉



一方で位置情報ゲームという特性もちゃんと備えています。先述の通りあちこちのスポットが採集エリアになり、プレイヤーはその近くまで行かないと素材を採集できない。モンスターには大型とザコがいますが、マップ上に一定の時間間隔でランダムに出現。これもこちらから見つけに(=狩りに)行かないと戦えないというわけです。モンスターの出現システムはどちらかというとポケモンGOで確立したスタイルなのかな?(プレイしたことないので推測ですが)。



一応ストーリー的なものは用意されていて、それに対応したクエストが用意されています。例えばこんな感じ。





エストをクリアすると報酬としてHRP(ハンターランクポイント)とか、お金(ゼニー)とか時にはモンスターの素材(通常よりレア度高め)がもらえます。特に初期は(チュートリアル的な意味もありますが)ハンターランクが上がると造れる武器の種類が増えたりしますし、ストーリーをクリアしていくと強いモンスターが解放されたりするので、難易度も上がるけど自キャラを育てる楽しみも増えていく。そんな感じのスパイラルになっています。先日ようやくストーリーを全部クリアしたのですが、その後どうなるのかなと思ったらもう一回ストーリーの最初の章からやり直しになりました。同時により強いモンスター(⭐️6……画面上では赤紫色の星1つで表紙される)がアンロックされまして。……あれか。強くてニューゲームみたいなもんか?



採集ポイントはこんな感じです。





良いところ悪いところ

レビューというほどのことでもないですが、一応これでもモンハン老人会の一員だと思っています。腕はヘタクソですが初期の無印MHから遊び続けている叩き上げの古参兵です(ドヤ顔) なので、若者たちがイラっとするようなしたり顔で批評していこうと思います😁ニヤリ

良いところ

自分が楽しめているなら基本そのゲームは面白いわけで、それ以上言うことは基本的にないのですが、ま〜それでも「これは良い」という点をあげてみると……

  • モンハンの世界観を可能な限りうまく位置情報ゲームと融合させている
  • 狩猟時間75秒というのが緊迫感がある
  • あからさまな課金優遇ではないがちょっとしたタイミングで「課金しちゃおうかな」と思わせる要素がある


こんな感じですかね。実際、うまい落とし所(丶丶丶丶)っていうか、ギリギリでちょうどいい位置に持っていけてるのではないかと。キャラの成長に対するモンスターの強さなんかも。バランス考えるの、相当苦労したんじゃないかなあ?🤨


悪いところ

悪いところっていうか主に改善してほしいところですかね。プレイヤーとしての「欲」はなるべく排除して、純粋にやりにくいところを挙げていくよう努力します。

素材が売れない
ハンターは常に貧乏ですw 武器を強化したり防具を強化したりでお金と素材が余ることなんて普通ありません。しかしそれでも「なけなしの素材を売ってでもお金が欲しい」時がある。
しかしながら現在のバージョンでは素材を売って金に換えることができないのです。所持最大数に達したら、それ以上は持てないのだけどこれも捨てるしかない。さすがにそれは如何なものかなあ〜って思います。
オトモのマーキングが使えなさすぎる
若干利己的な不満ではありますが。
正直ね……ネコがね……バカなんですよ(苦笑) プレイヤーには一日に3個の"オトモペイントボール"が支給されます。で、オトモアイルーは街を歩いている際に大型モンスターを見つけ(且つプレイヤーが何もしなかった場合やゲーム画面を起動していなかった場合)、あとで狩猟できるようにマーキングしてくれるわけなんですが、ゲームをある程度進めていくとだんだん狩るモンスターを選り好みしたくなるんですよね😅 しかしオトモはそんな事情お構いなしでマーキングしてくれるもんだから
・「いや今の俺には弱すぎる(or強すぎる)んだが😓」
・「んー、今は別にこのモンスターの素材集めてないんだよねー😐」
といった状況に陥るわけです。そしてここぞという時には既に使い切っちゃって玉のストックがないw いや、ある意味微妙に使えない(丶丶丶丶丶丶丶)オトモアイルーならではの特徴を忠実に再現している?のかもしれませんが。
フレンド登録のメリットが不明
これは単に実装が追いついていないんじゃないかって思いますが。このゲームはモンハンですから、当然パーティプレイは外せない。最大4人で組んでモンスターを狩れるのです。ですが……街を歩いてランダムエンカウントからの戦闘(狩り)開始って際に、せっかく登録したフレンドたちは何もできないんですよ。どうやら、一緒に狩りができるのはマップ上自分から一定距離範囲内にいるプレイヤー(つまり野良ハンター)のみみたいです。
なるほどね〜、で、フレンド登録の意味は???

まだリリースされてひと月も経っていないゲームですし、これから何度もアップデートされていくはず。上記の点は不満ではあれど、いずれ解決されるだろう……してほしいな〜、ってことにしておきましょう。


余談……モンハンNowは徒歩で遊ぼう

位置情報ゲームはどうしてもプレイヤー自身が動かないといけません。モンハンでいえば、動かない限り採集スポットで素材が穫れる回数も、また大型モンスターを狩れる回数もともに頭打ちになってしまいます*1。狩りまくりたければあちこち動き回り、モンスターを見つけたら安全な場所に立ち止まって狩りに移り、終わったらまたモンスターを求めて彷徨う──といった感じになります。この動き方……実のところだいぶ不審人物感強いです(苦笑) いや、それはIngressでもピクミンブルームでも似たようなものかな? プレイしたことのないポケモンウォークもそんな感じかもですし、開発元はNianticではなくスクエニですがドラクエウォークだって似たような行動になるのかも?🤔



安全のため、移動中のプレイには制限がかかります。ある一定以上の速度だとマップ上から採集スポットやモンスターの表示が消え、ほぼ何もできなくなる。車や電車に乗っていてのプレイは不可能……停車時に辛うじて採集するか、たまたま同じ場所に居合わせたモンスターを狩ってみることはできますが、その辺は本体の加速度センサーに依存します。まともなプレイは無理ですね。



そうなった時、効率的に移動しながらプレイするためには?と考えると、大抵の人が思い浮かべるでしょう。自転車だったら速度も遅いしちょうど良いのではと。そういえば、私もかつて位置情報ゲームと自転車は相性が良いと思い、日記まで書いたものでした。当時はIngressでしたがね。





書いたのは2015年、今から8年前の話です。実際Ingress × 自転車は効率が良かった。ハマっていた当時、ロードバイクスマホマウントにiPhoneを取り付けてIngressアプリ(スキャナー)を起動し、まあまあ遠くの土地のポータルを攻めに行ったりしていました。



さて今。2023年。



あらためて考えてみます。確かに位置情報ゲーに自転車を使うのは効率が良いかもしれないが、本当にそれでいいのかな?



結論から言いましょう。NOですね。やめた方がいい。特にこのゲーム、モンハンNowに限っていえば自転車を使うのはとても危険です。このゲームではモンスターを狩る場合にある程度のアクションが必要でして、ポチポチ画面タップするだけでは終わらない。モンスターの動きを見てちゃんと攻撃を躱していかないとまあまああっさり負けますw つまり画面に集中する必要があるわけで。素材採集の時だってスポットを見つけたらタップで開いて採り尽くすまでタップする必要がある(往年のAボタン連打のように)。



バトルの時は停車すればいいじゃないって? 勿論その通りですが……狙っている狩りたいモンスターを見つけた時、周りを確認して安全な場所に停車し、モンスターを狩ってから再びマップを見て次の目標にあたり(丶丶丶)をつけて移動を始める……できると思います? 私は早々に諦めてゲーム画面閉じましたよ。危ないったらありゃしない。「無理だなーこれ」と感じました。一応、スマホをきちんとマウントに取り付け*2、走行中は画面を見ず通常のサイクリングと同様前後左右の安全確認に集中する、というのを厳守しながら試したうえでの結果です。でもまあぶっちゃけ、それだったらはじめから画面は閉じておくんでもよくて。設定で「いつでも冒険モード」をONにしておけばネコが勝手に素材集めぐらいはしてくれるので、そこまでで我慢しておくべきです。



モンハンNowで遊ぶ場合は徒歩か公共交通機関にしましょう、と強く提言したい。



最後に、10月になって公式からなんかリリースが出たのでそのリンクでも。





なんでも、これによると

  • 週末、トビカガチ(電気ビリビリなイタチみたいなやつ)が大量発生する
  • 期間限定でリオレイア亜種が登場
  • 10月なので、下旬にはハロウィン🎃イベントを予定


だそうですよ。そういえばRISE/SUNBREAKでは桜レイア(=亜種のこと)が出なくてノーマルと希少種(金)だけだったもんなァ。イベント限定かもしれないけど、狩りたいな〜素材欲しいな〜(((o(^∇^)o)))



まあ、またなんか目新しいアップデート情報とか来たらレポしてみると思います。本日はこんなところで👋

*1:一応大型モンスターは3時間でリスポーンするらしいですが

*2:スマホ手持ち片手運転は論外ですからね!👎