Euviccです。
ある日、こんなツイートを目にしたのでした。
【プロバイク】レース仕様のグレイルCF SLX──グラベルレースを専門とするプロライダー、ピーター・ステティナ @PeterStetina 。シマノ、IRCからのパーツ供給を受け、レース仕様のセットアップを実現。フレームサイズはM、完成車重量はペダル付きで8.5kgです。https://t.co/jxJHNrv9eX pic.twitter.com/zXIQn2cv7T
— キャニオン【4/27までセール開催中】 (@Canyon_Japan) 2020年3月18日
ウホッ! GRAILに……Dura-Ace!!(°∀°)アヒャ まあ「レース仕様」を謳うのですから最上位グレードを使うのは当然の話か。でも基本コンポはGRX di2みたいですね。デュラに差し替えてあるのはフロントのチェーンリングだけかな?🧐 ──んっ?
件のツイートから1枚拝借。黄色く囲みましたが、見たこともない前三角バッグを使ってるようです。なにこれ? ちょっと良さげなんだけど、それってドチラのブランドざ〜ますの奥様ァ?🥰(←錯乱)
パターン青! Shimanoです!
気になった私は画像を
レース仕様のパーツチョイスにももちろん興味はあるが、一番気になってるのは前三角のバッグ。どこのメーカーの何使ってるんだろう?🤔
"色み"的にはアピデュラっぽいのだけど……
なんとはなしにこんなことを
シマノか! シマノだったか!(°д°;;) あ〜、でも考えてみれば当然か。IRCとシマノから機材提供を受けてるんですものね。ならば他のメーカーの商品を使うことは基本あり得ない。よし!わかった! ところでスペックはどんなもんなんだろう?
問題なのはそこでした。なんせ商品情報が全く見つからないんですよ──少なくとも日本語では(´ω`) そういえばDiscoverシリーズって、去年のサイクルモード2019でグラベル用コンポGRXとともに大々的に展示/宣伝ぶってなかったっけ?🤔 それなのになんで日本語情報がないんだろう? ……ああ、そうか私の探し方が悪かったのか。
なんなの? このわかりにくいサイト?(^ω^#)ビキビキ ↑の埋め込みは英語で表示されていますが中身は日本語です。ていうか、このサイトってシマノの本家じゃなくてグローバル部門か米国法人あたりが作ってるな?🧐 サイトをひととおり見て感じる違和感──うん、日本語がおかしい。あからさまに翻訳だなあコレ。商品とかコンセプトの紹介、その書き口が日本っぽくないもん。まあいいや、とにかくここからさっきのバッグを見つけて──ん? 無いよ!?(°д°;;)ガーン
サイトのメニューからアクセサリーのページに飛んで、さらに"BAGS"のリンクを開いてようやく開いたページに載っていた商品のラインナップは
- Discover Toptube Bag
- Discover Framebag Bag (←表記おかしいけど本当にこう書いてある)
- Discover Seatpost Bag
- Discover Handlebar Bag
……どういうことです?💢 私が求める"Compact Framepack Bag"ってヤツが無いじゃないですか!😡👊
仕方なく英語情報を探します。すると同じPROのサイト(英語版)であっけなく見つかりました😅
商品名の下に何か書いてあります。
EXPANDING BAG LINE UP FOR BIKE ADVENTURERS
Google翻訳ではなく最近精度の高さで
自転車冒険家のためのバッグのラインアップを拡大
あー、ようやく理解した。追加ラインナップなんですね!つまり新商品!かつ日本未発表製品ということなのか。道理で道理で……って、じゃあ日本じゃ買えないの!?😱
国内で売ってないなら、ガイツー使えばいいじゃない
by マリー・(海外通h)anトワネット
まあそういうことになりますよね(苦笑) 別にたいして急いでいるわけでもなし。それにしても、今回の某首無し王妃様はさすがにちょっと無理があったかな?w 検索して見つかったガイツーをいくつか見比べたのち、コチラでポチりました。
商品名が微妙に違いますけど、モノは同じみたいです。あとは念のため支払い方法をPayPalにして──ポチっとな\(^o^)/
……さぁ〜て、気長に待つとしますか😎
ついに納品! やりましょう【開封の儀】
4月14日、ようやく「出荷したぜ( • ̀ω•́ )✧ドヤァ」みたいなメールが届きました。PostNL、つまりオランダ郵便ですね。んでもってJPつまり日本郵政経由で届く模様。既に絶賛こたつワーク中なので配達を受け取り損ねる心配もなし。気楽にゆっくり待ちます。
で、さらに1週間後。
無事到着!\(^o^)/ タグに書いてある商品名が
あー、なんていうか、
一方、ぴたっとしてるのはよいけどサイズ面はちょっと気になります。deuterのより明らかにサイズが大きいですし、そうなるとダウンチューブのボトルが間違いなく引っかかる(´・ω・`) 念のためダメ元で試してみますか──
はい、アウト_| ̄|○ 予想通り、いや予想以上でしたね。全然ダメ……っつーか、deuter以上にダメです😭 なんでだよぅ。CANYONのツイートに貼ってある写真の方だとキレイに収まってんじゃん!😤 私が使っているCamelBak®︎のポディウムシリーズは確かに容量に比してサイズ大きめ(チルとかアイスは保冷素材のせいでどうしてもそうなる)ではあるけど、件の写真で使われてるボトルだってサイズ的に特別小さいものじゃなさそうだし?
フレームサイズはM……だと? あちゃー😣 私のフレームサイズはSですよ!? なんてこったい。そもそもの前三角のスペースが違うんじゃないですか(°д°;;)ガーン
その後、ボトルケージをオフセットするパーツなどを買い足して試行錯誤してみましたが
もうちょっと調べる&運用テスト
ということで、あらためてこのバッグを調べてみます。これまでに載せた写真でもうお分かりかと思いますが、このバッグ実は左右両方にファスナーがあります。
右側がメインでこういう感じ。deuterみたく大きく開くようにはなっていませんが、ファスナー全開でここまで開くなら悪くないかな。
そして左側。こちらも開く!……けど、こちらはミニポケットみたいな感じですね。何を収納すればいいんだろう?🤔 ちょっと使い所に迷います。
妙なところに穴がありました。幅としては左の写真の通り指が1本通せる程度。当初縫製ミスを疑いましたがそうではなく、右の写真の通りケーブルとかを通すための隙間みたいです。外側の生地が上から被さるようになっていて穴が下向きに開いているのは、おそらく雨滴など水を浸入させないための工夫だと思われます。ただこの位置……微妙だなあ?🧐 しかし、この穴を使えば例の加工はやらなくて済みます。いや〜このバッグで
ということで、現行のバッグでやっているのと同様にケーブルを3本*2通し、バラけないようにちょっとした小技をきかせて……こうなります。
月めくり卓上カレンダーの"軸"がまだ残っててよかった。これでぐっと"ザク度"が高まりますw ハンドルバー上のワニ口クリップがちょっと
この加工も現行deuterバッグでやってるのと同じものです。中でモバイルバッテリーが揺れないようにマジックテープで間仕切りを増設。中でケーブルの余りがぐちゃぐちゃってなるのでキレイにまとめられるような加工も施したいけどそこは今後の課題ということで。では試運転に出てみることにしましょう。だだだ誰ですか不要不急の外出とか言ってる人は?😅
ライド内容自体に特筆すべきものはないので、主にバッグ運用に主眼をおいての感想です。この日はアホみたいに暑くなりまさかの30℃超え。暑さと坂には殊の外弱いワタクシ*4ですので当然ダブルボトル(`・ω・´)キリッ しかしここで予想していた通りの状況に陥ります。
deuterのよりさらに出し入れしにくい
あああああ……やっぱりねー( ´△`) そんな気はしてたんですよ。deuterの方は生地が薄い分型崩れしないように底にプラ板が仕込んであります。一方、シマノの方は生地こそもっと分厚い(防水仕様ゆえ)けどプラ板は入っていないので底が柔らかい。ボトルを引き抜く時はまだいいけど、しまう=ケージに挿し込む際はちょっと難ありです。ぐにゃっと曲がってしまう😓
まあしかし、この問題はもう解決のしようがないので諦めて慣れるしかなさそうです。
秘密兵器登場
ところで、先日こんな商品がリリースされました。
なるほどねえ? シャワータイプリプレースメントキャップ──夏の掛け水に特化ですか。面白いこと考えるねえCamelBak。個人的にはかなり興味ある。なんせワタクシDBですから、この先の季節は頻繁に掛け水しないと簡単に死んでしまうので😵 一応、ドリンクキャップの機能も持っているようですが……写真を見る限りどうみても
CAMELBAK(キャメルバック) ボトル用シャワータイプキャップ
- 発売日: 2020/05/10
- メディア: スポーツ用品
リンクこそ載せていますが、この日記を書いている時分まだAmazonじゃ販売開始していませんでした。とりあえずポチって到着まで気長に待っていてもよかったのですが、ふと不要不急の外出ついでにショップに寄ってみたら──
うぇ〜い\(^o^)/ あったぜ!( • ̀ω•́ )✧ドヤァ さすがY'sロード池袋チャーリー。しれっと置いてるじゃないですか😎
帰宅しまして。
キャップをあらためてよく見てみます。
なるほど……レバーを一番右に回すとドリンク、真ん中でロック、左でシャワーということですね。それにしてもドリンクのノズルがめっちゃ小さい(°д°) なんていうか……ドリンクボトル絶対1本しか持たないマンみたいなヘンタイ俠気あふれるサイクリストのために、まず誰も使わないと思うけど用意しときましたよ?感がするw それに、キャップの裏側(写真右側)を見るとより一層思えるのですが、掃除がやりにくそう。いや、そもそも無理なのでは?🤔 ところで真ん中のバルブヘッド、なんかここだけ回せそうな気がするんですけどね?
おお〜😮 回せた! そして外せた!! そうか……こういう造りになっていたんですね。CamelBakの「押せば出るけど零れない」専売特許であるとともに洗浄の面倒臭さもぴかイチなJet Valve™️ですが、そのキモ部分をこうやって外せるようにして洗浄を楽にしているんですね! 進歩してるなあ。スゴイ。
しかし、私の頭上に生まれた電球💡マークはコレのせいではありません。もちろん新たな必殺技を思いついたわけでもない*5です。私の着眼点はキャップの
ご覧の通りだいぶテキトーな測り方ですので精度は全然ですが、ざっくりわかればよいのでこれで充分でしょう。結果を表にすると
ボトルキャップ | 高さ[mm] |
---|---|
初代Podium Chill | 約44.3 |
2代目Podium BigChill | 約50.3 |
最新Podium Ice | 約40.3 |
シャワータイプキャップ | 約27.3 |
そうなのです。なんと従来のキャップのなんと半分ちょいの高さしかありません(!!) これならば……これならばきっと……!!!
orz orz orz
(°д°;;)エーッ!? コレでもダメなの!?((((;゚Д゚))))))) 試運用した時はポディウムアイスのノズル低めのボトルキャップでしたけど、アレと比較しても実測1.3cmは低いのに、それでもダメなのか……(´・ω・`)
まあ、もういいです。今度こそ諦めます。諦めて、もう
かくして、Euviccの楽しい楽しいIYH & DIY、今回はものの見事に敗北という結果に終わったのでした。いいんです! シャワーヘッドはこれから間違いなく使うし、少なくともノズルが長い従来モデルよりは抜き挿しし易くなったし、冬はどうせダウンチューブ側にはツールボトルしか入れないし😤(←負け惜しみ) 私の身長があと10cm程度高くてフレームをMサイズにできていたら、そもそもこんなところで悩んだりせずに済んだのだよなあ(慨嘆)
本日は既に一本記事書いてることですし、今日はこの辺にしておこうと思います。次回外乗りの際には早速このボトルで「シャワーヘッドの威力どうよ?」を重点的にインプレしてみようかなって感じです。ではでは🙇♂️