Euviccです。久々に大きめのIYHをやらかしましたw こちらになります。
中国は深圳に拠点をおく新進気鋭のアクションカメラメーカーInsta360*1、その最新モデルInsta360 ONE RSでございます!\(^o^)/ ……ま、またやっちまったぜ😅
そろそろ限界を感じていた
私がアクションカムに手を出すのはこれで3台目になります。1台目も2台目もともにSONY。
最初にお迎えしたのは前職を辞める寸前、2016年のことでしたね。退職の前にほぼフルで有休消化できるのでこんな時にしかできないことやりたい!→しまなみ海道をほぼ1週間かけて走ってくるという大イベントを敢行──その旅の思い出作りがきっかけでした。いや〜、アレは超絶楽しかったよなァ🥰 またいつか走りに行きたいなあ……。
ただ、この時買ったHDR-AS50って非防水だったのですよね。いや、この頃はまだ本体だけで完全防水ってまだあまり無かったような。このモデルには標準で防水ハウジングがついていましたが、ハウジングを使うと音が全然拾えなくなるし熱が内部にこもる(場合によっては中が曇る)し、まあそれ以外にも性能面で足りないなあと思えることがちょくちょくあり(画質はその最たるものですがw)、結果同系列のHDR-AS300を買い足すことになったわけです。
AS300になって性能面は大いに向上しました。が何より本体のみで完全防水*2になったのは大きかった。ちょっとした雨程度ならいちいちハウジングに入れなくても済む*3のがかなり楽で。本体カラーも敢えてホワイトっていうのが逆になんかカッコよかったですね。
根が天邪鬼な私はどうしてもGoProにしたくなかったんですよ(苦笑) だって、あの箱型ボディかっこ悪いんですもの(きっぱり) あと当時の日記にも書いてますが価格的な事情もありましたし。縦長の…なんていうか…
ただ……当初どこに走りに行くにもAS300を愛車にマウントしてお出かけしていたワタクシですが、だんだん動画を撮らなくなってしまいました。理由はシンプルに自分が面白いと思える動画が撮れないからであります。サイクリングの動画って、そのまま無編集で出してもたいして面白くないんですよね〜😔 走り慣れた道──それこそ荒サイあたりを撮ってもちっとも面白くない。それをある程度見応えのある画にするためには編集が不可欠です。見る人を飽きさせないように適度なところで場面を転換したり、ノリの良いBGMをつけたり、ポイントポイントでテロップ入れたり……よく考えたら撮ってる時より撮った後の方が手間がかかる💧 せいぜい数分程度の長さでもファイルサイズはギガ単位だし、カメラから編集のための端末にデータを移すのだって時間がかかります。
編集するにはソフトウェアが不可欠なのですが、上記の製品ラインナップ以降SONYはアクションカム分野から事実上撤退してしまい、ソフトの更新はほぼなくなってしまいました。もともとソフト側はあまり充実していない感じでしたが、マイナーアップデートでも継続して商品を出し続け、ソフト側も更新を続けているGoProなんかと比べると明らかに見劣りします。あとこちらがMacのOSをアップグレードしたら動かなくなっちゃったりして……なんていうか、どんどん編集作業ってヤツに手を出しにくくなっていく😭 え? Adobe Premiere使えって? 冗談はよし子さん(古ッ!) ど素人があんなのに手を出せますかってーの😅
結局、私はアクションカムで動画を撮るのが億劫になり撮影モードを"タイムラプス"に変更して、ライド中の景色をオートで撮らせるぐらいしかやらなくなってしまいました。これはこれで充分役に立っています。撮りたいロケーション/アングルでバイクを停めるのは仕方がないにしても、撮る前にまずマウントしたiPhoneを外してカメラを起動し、構えて撮ったら再度マウントしてアプリをサイクルロガーアプリに戻して……といったステップを何度もやるのってそれなりに煩雑だったり😥 要はですね、面倒臭がりなんですよ自分www
そんな私が、どうして今になってアクションカムを新調したのでしょうか。
実は前から注目していたInsta360
Insta360というブランド名を知ったのはいつ頃だったでしょうか🤔 少なくともHDR-AS300をポチる際既に名前は知っていましたが、この頃はその名前の通り360度カメラがメイン商品だった気がします。当時欲しかったのはあくまでアクションカメラなので検討の俎上に乗らなかった、というわけですね。そのあたりの経緯は前節にてリンクを載せた過去日記を見ていただければわかるかと。
しかし、先述の通り折角のアクションカムを持て余してしまいほぼタイムラプス撮影にしか使わなくなって1年ちょい、こんな商品が出てきて私の中の
な、なんか小っちゃくてかわいい!😮 重量たったの20gっていうか指でつまむレベルのサイズなんですがどういうこと? スゴいなこれ。価格的にもお手頃感があっていい。しかし防水じゃないんだよなあ。あと1回で撮れる動画の長さがかなり短い(15秒)。なんか瞬間を切り取ってアプリで加工して即SNSにあげるような使い方? ……うん、たぶん、わたしにはそんな劇的な瞬間ないし、そこから"バエる"ような加工/編集とか全くできない💧 いやマジ無理orz 精神力ロール2d10*4ぐらいのチェックになんとか成功した私はグッと我慢できたわけですが、その後もこのメーカーがなんとな〜く気になっていた次第です。
問題はその次。同メーカーからヤバいヤツが出てきます。それがInsta360 ONE Rでした。
月日は流れ(といっても2年もいかないんですがw)。
Insta360社はその後超ミニサイズのアクションカムInsta360 GOの後継モデルGO2をリリースしましたが、機能性能面の大幅な向上に伴い価格もけっこうなUP!📈 気軽に手を出せるお値段からは離れてしまいました。単品で¥36kはちとツラい💦 オプションだの保証だのつければあっという間に4万円オーバーですもんね😔 ですので、これもお財布👛的なブレーキによりIYH欲は鎮圧され事なきを得ていました……これまでは。2021年も夏が終わり、秋も深まってさあライドシーズン到来だ!と意気込んでた矢先の臨死体験😰 現世帰還後の人生ハードモード、心身共に冬支度をまだ整えてないっていうのに気がつけばもう冬になっていて、年が明け、既に3月も下旬。桜の蕾も膨らんで今にも開花しようという頃になって、突然新商品発表のティーザーが出てきたのでした。
切り貼りされた映像レイアウトが明らかにコレを想像させます。
どくん。キタ。目覚めやがったぜ俺の中の獣──IYH欲という名の獣が!!ヤバイヨヤバイヨー!? ワクワクテカテカしながら待つことおよそ1週間。2022年3月22日の22時、Insta360のWebサイトが更新され、出てきたものは……
やはり来たッ!来たかッッ!! 商品名はR2ではなくRSでしたが、間違いなくこれはONE Rの後継モデル。最近公式ストアでもAmazonでも在庫が全然なくてもしや?🤔とは思っていましたが、後継モデルを開発していたのかっ🤩 4K広角レンズの性能向上、本体内での手ぶれ補正対応、バッテリー容量の増大など、細かいところでアップグレードされ先代よりもかなり性能UPしている模様。
あとは言わずもがな、ですよねw 件のIYH欲が自制心の軛を食い破りました。お買い得とはいえ4K広角と360°レンズのいわゆる"ツイン版"は約7万円です。アクセサリがある程度同梱された"プレミアムセット"に保証プログラムInsta360 Careをつけるとお値段はほぼジャスト8万円(!!!) う〜ん😑 さすがにちょっとパンチが利いてるなあ💧 まあ、どうにかするしかないわな。これはなんていうか……そう、生き抜いて4回目の年男を迎えられそうな自分へのご褒美兼誕生日プレゼントだ!!(←危険思想)
斯くして、発表の翌日夜、僅か24時間しか我慢できずに、私は決済ボタンをあっさりポチったのでした🤣 え? さっき箱型嫌いって言ってたじゃんお前? ……仰る通りですね。認めます。でもInsta360の場合はそんなに抵抗感なかったってことはつまり箱型が嫌いなんじゃなくてGoProが嫌いだったということなんでしょうねー🤭
着弾!! ……久々にちゃんとやりますか、アレを
上記の通り、購入したのは3/23の夜。どうやら中国から直送らしいのでそれなりに時間はかかると思っていました。しかし発送の通知後トラッキングNo.から追跡したFedExの配達予定日はなんと2日後の3/25夕方18時! いや、いくらなんでもそりゃ無理じゃね?(藁 ……と思っていたら数時間後予想通り「荷物が遅延しています」というメールが届き、予定日は週明けの3/28(月)に変わっていました。まあ、そりゃそうだよな。
しかしその後はまあまあ順調で
日曜日の朝には無事成田に上陸しました。その日のうちに通関を通り抜け日本郵便に委託。よ〜しこれで予定日通り月曜日に届くぞ!……と思ったらゆうパックのお届け通知による予定日は何故か翌日の火曜日。おいおいここまできてさらにオアズケ喰わす気か😤 仕方ないので午前中着を指定しましたが、月曜朝の時点で既に地元の本局にモノが来ていることが判明(番号追跡ですぐわかった)。速やかに電凸し午後……鳴り響くインターホン!🤩 ついに受け取ったのが冒頭の写真のサマ、というわけです。なんだかんだいって納期通りでしたね。
お待ちかね【開封の儀】
ということで、始めましょう。まずは開梱してみます。
本体(コア)に接続された4Kブーストレンズが一番上にあって、360度レンズ、バッテリーベースと続きます。その下は付属品ですね。すぐ取り出して組み立てて電源を入れたいところですが我慢して大きさその他各部をチェックしていきます。
コアユニット+4Kブーストレンズ
まず正面と裏面。コアユニットの正面向かって左側の穴がマイク、右側の3連の穴がスピーカーだそうです。コアの裏面は操作用のコンソール。タッチパネルカラー液晶になっています。
次に天面と底面。コアユニットの天面には⭕️が描かれたシャッターボタンが。その隣にある⏻ボタンはアイコンが示す通り電源ボタンです。ボタンの間にある穴はマイク。
最後に両サイド。コアユニット側には保護シールが貼ってあってこの時まだ剥がしてませんでしたが、シールの下にはUSBポートおよびmicroSDカードのスロット、それを保護するカバーがありました。ちなみにこちらの面にもマイク穴があります。
360度レンズ
お次は360度レンズを見てみましょう。写真は正面、サイドのコア接続部分、そして裏面。指紋/手指の脂がついてしまうことを恐れこの時点では保護シールがまだ貼られた状態で撮ってます。
コアユニットと接続するコネクタは2系統ありました。前後のレンズそれぞれであるということかな? ちなみに4Kブーストレンズの方はコネクタこそ同じ形状でしたが片方はダミーで端子は1系統のみでした。それでは天面と底面を。4Kレンズと全く変わりません、
バッテリーベース
最後はバッテリーです。正面と裏面。赤いカラーリングがアクセントになってます。正面の側にロック解除ボタンがあるのですがちょっと押しにくいです。
天面と底面。天面はコアユニットと接続するコネクタとコア/レンズ両ユニットをしっかり固定するツメ。底面は赤一色で滑り止めのざらざら加工が施されていますが、指の
合体!!
以上のユニットを合体させるとこうなります。ザンボットコンビネーション! 1! 2! 3!
構造上、レンズを交換するためにはまずバッテリーベースを外す必要があります。つまり全バラシになるわけですね。そこはちょっと残念かも。まあでも、やっぱカッコいいわコレ🤗
付属品を見てみる
さっきの付属品の箱です。
中身はこうなっています。
マニュアル(英中独仏伊西露葡日韓台阿の7言語で記載)および注意書きの小冊子類、レンズクリーニングクロス、360度レンズ用レンズカバー、充電/PC接続用のUSB type-A⇔type-Cケーブル、ステッカー、そしてONE RS専用マウントブラケットです。このブラケットが新設計で、従来のONE Rと比べて格段に進歩しているらしいです。
コアユニットを覆うプレート。半透明のプラスチックの裏に板が貼ってありますが、触るとちょっとひんやりします。コレがどうやら放熱に役立つらしい。
赤いボタンを押すとサイドがパカっと跳ね上がります。これで、本体を横から抜き差しするわけですね。で、天面の裏、ボタンの間にはスポンジが入っていました。……なるほど。風切り音をこれで低減するわけだな😀
なお、ブラケットのすぐ下にあるのは1/4"カメラネジ用アダプターとネジ(つまみ付き)。汎用カメラネジのアダプターがついてるのは嬉しいところです。ミニ三脚とか一応持ってるし、それがそのまま使えるってことですもんね。
見えない自撮り棒
自撮りしなくても、Insta360 ONE RSで撮影を楽しむためにはこの棒がほぼ不可欠です。30cm〜120cmで、質感もグリップの感じも悪くないです。デフォルト状態と、ブラケットに納めたカメラを取り付けた状態を。
自撮り棒は1/4"カメラネジなので、ブラケットに付属のアダプターが必須=ブラケット自体が必須というわけです。本体は先に述べた通り
お約束: スマホとのペアリング
Insta360の「売り」は強力な専用アプリによる簡単な転送&編集機能です。当然ダウンロードしない手はありません。
なおPC/Mac上での編集は別アプリがありますがこちらはMac App Storeでは入手できずInsta360公式から直接DLする必要があります。もちろん無料です。
一番下の"Insta360 Studio 2022"というヤツです。入れておきますがこっちの設定や操作はまた今度。Mac上での編集の話は今後のネタとしてとっておきましょう😁
さて、アプリを起動してホーム画面下の中央、カメラのボタンをタップします(赤く囲んだところ)。そうするとポップアップが出てくるのでその状態でカメラの電源を入れる→カメラが見つかります。
あとは「接続」をタップするだけです。ただしまず最初にファームウェアのアップデートが始まります。
カメラへの転送〜アップデート〜カメラ再起動、が終わればいよいよペアリング最終段階。
これで!準備完了です♪♪
試し撮りするよね? そりゃあするよね!?(((o(^∇^)o)))
TwitterのInsta360アカウント( @Insta360Japan )を見るとめちゃくちゃカッコいい&楽しい映像がたくさんあがっています。いいなあ〜こうゆうの。私も"バエる"動画撮りたいぞ!😆 動画撮影の腕前はちっとも上がってないので相変わらず
まだ編集のやり方が全くといっていいほどわかってないのですが、それでも360度レンズで撮ってアプリに取り込み、アングル決めてちょっと色調を補正しBGMを適当につけてここまでできます。すごいなInsta360😮
今後しばらくの間は、あちこちにONE RSを持っていって色々撮ってみようと思います。毎度毎度撮って出しというのも芸がないし、少しは編集を勉強しないとなあ💦 あと、愛車たちにも取り付けてサイクリング動画を撮らなきゃですよね。そのためにはまず自転車へのマウント方法を考えないと。まだInsta360純正の自転車撮影キット
は買ってないのですが、実は買わなくてもなんとかなるんじゃないかって考えてます。そもそもレックマウントプラスのマウントにはGoPro対応のマウントが装備済みだし、それにTopeakのパーツを流用して1/4"カメラネジにも既に対応できてるし。今までAS300を装着してたところを単純に付け替えればよいだけでは?🧐 ……この辺のネタはまた今度。既に試行錯誤してみてはいますが、一気に書き切っちゃうと
ということで、ワタクシEuvicc、ついに3台目のアクションカムをお迎えし、"おもしろスタイリッシュ動画クリエーター"(藁)への第一歩?を踏み出しました。これからどうなるのでしょう? まあ、しばらくはこの「新しいオモチャ」に夢中になってるだろうことは請け合いです😁 とりあえずこのままだとカメラとアプリ触って遊びまくっちゃって仕事にならないので、今日はここまでにしようと思います。ではまた!👋