euvicc's sphere cycloalkanique

自転車とMETALとその他雑多な物欲記録。そして大病から生還し生き残り続ける奇跡の徒然など。

何故か四十手前にして自転車趣味に目覚めてしまったある男の記録...のようなもの。

ライドの記録、買い物記録、超私的レビューみたいな駄文を書き連ねます。

2021/10、急性大動脈解離(Stanford-A型)から奇跡の生還。

以降は予後のこととかも書いたりすると思います。

【DIYH】だって先に届いたんだから試したくなるじゃない?w

堪え性のないEuviccですw 先日のこの記事……





に従えば、当然今回は【発動篇】じゃなきゃいけない*1のですが💦 まあ、なんのことはない。先にペダルだけ届いちゃったので、だったら先にコッチだけ【開封の儀】やっちゃおうZE!?(((o(^∇^)o))) というお話です(苦笑)



着弾!!! ならば早速【開封の儀】なんだけど……

ということで、ドイツ🇩🇪はドレスデンのBIKE24から国際小包が届いたのはポチってからジャスト1週間。7月8日のことでした。



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じゃ〜ん!\(^o^)/ おっと、外箱に見惚れている場合ではありません。さっさと中身を見てみましょう。ガイツー特有?のあまりキレイじゃない外箱を開けて中の緩衝材をポイすると……ありました。



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うぇ〜い! 輝くブルーゴールドコントラスト♪ Xpedo CXR Proの到ちゃk──んっ!? ちょっと待て。何かがおかしい。"Pro"の文字がない。不審に思って箱をもう一度よく見ます。




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"Cromoly Spindles"だと?? そして重量が295gだと!? ……おい、これはもしかして、商品間違えて送ってきやがったんじゃないか!?!?😨



さすがに一瞬、カッと頭に血がのぼりました。なんだよそれふざけんな💢 しょーもねえミスしやがって!😡 しかしコレ……返品して再送してもらうのもバカバカしいな? それに、この(シャフト)って結局後で差し替えてしまうわけだし*2。BIKE24にクレーム投げて、差額だけ返金してもらえばもうそれでいいかな。そのためにはちゃんとエビデンスを用意しておかねば。



やれやれ、とんだ【開封の儀】になってしまいました(´・ω・`) 念の為ですが箱を壊さないように注意深く開封し、中身を取り出します。




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ホント、この黄金色の軸がカッコいいのにな〜。あれ? なんか変だぞ? そもそも、この金のシャフトってチタンシャフトの専用カラーじゃなかったっけ?🤔 BIKE24の商品ページと、メーカーつまりXpedo.comの商品ページを両方確認してみることにします。






埋め込みリンクでも商品の画像が表示されないのでわかりにくいのですが、BIKE24もXpedo本家も、やはりクロモリシャフトの"CXR"はシャフトの色がでした。 シャフトが金色なのは"CXR Pro"の方だけです。なんか妙だぞ?? まさか箱は間違ってるけど中身は合ってるということ!? え? なんで? なんでそういう意味不明なことしてくれんの? あーもしかして、パッケージ破損したとかで別商品の箱にとりあえず突っ込んで送ってみたとか、そういうヤツじゃないでしょうね?(^ω^#)ビキビキ



さすがにこれだけではまだちょっと信じられません。よろしい、ならば計量だ。そもそも、計画第二弾実行後&今使っているシマノXTR PD-M9020それぞれと比較するために重量チェックは予定していたのです。今やってしまえばよいだけのことですよ(・∀・)ニヤリ



久しぶりに電子台秤を取り出し、のっけてみました。




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  • 左 …… 122.7g
  • 右 …… 122.3g
  • 左右両方 …… 244.8g

左右それぞれの合計と一緒に載せた時の値が一致しない時点で精度はまあお察しなのですが😅 しかしこれで間違いないです。パッケージ記載より50gは軽い。そして何よりカタログスペックでは

モデル 重量[g]
CXR 295
CXR Pro 240


中身はCXR Proで間違いなさそうです。……やれやれ、冷汗こきましたよ😥



気を取り直して【開封の儀】の続きを

ようやく頭が冷えたので、もうちょっと中を見ていきます。ペダル本体のほかに同梱されているのは


です。マニュアルはこの通り



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日本語もついてるのでありがたいですね。表裏両面印刷で英独仏西伊日台中の8ヶ国語*3でした。



気になるのがクリートです。シマノSPD互換じゃなかったの?😰 いや、まあ、最悪LakeのシューズをXpedoのクリートに差し替えて専用にしちゃえばいいっちゃいいんですけどね。念の為ウチで余ってる未使用のSPDクリートと比較してみます。




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左がみんなお馴染みシマノSPD、右がXpedoペダルに同梱されていたクリート"XPEDO XPT"です。……似てる。かなり似てる色み(丶丶)的には同じシマノSPDのマルチモードっぽく見えます。ただ、Xpedoの方が若干大きめ?且つワッシャーが金色なので微妙に高級感を感じなくもない。手触り的にはダイキャスト感が強くて、実際重いです。ざっくり比較だったら「同じ」と言えなくもないですが「互換」かどうかはまだ断定できません。ペダルを取り付けて、今のLakeシューズでペダルにしっかり嵌まるか&外せるか、を確認しなければなりません。そういう意味でいうと、ペダル側さえ対応してくれればぶっちゃけクリートの方はどうでもよかったりしますw



いざ、装着!

そもそも、このペダルはそのままでは使わない予定です。とはいえ、もうひとつのブツが届くのはまだ先──ていうかまだベラチからは出荷したって連絡すらありません😔 そっちについては叫んでも暴れても仕方がないので、せっかくだからこのXpedoさんをさら(丶丶)でGRAILさんに取り付けて試してみたらどうなるか、というお話なのです。



ということでまず、GRAILさんのペダルを外します。前回の失敗を教訓に、ちゃんと8mmアーレンキーはまっとうな(丶丶丶丶丶)ヤツを買いましたー!(`・ω・´)キリッ



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相変わらずスムーズには外せません😥 なんか、力込め過ぎたらアーレンキーがフレームに当たって傷をつけそうです(滝汗) 前回と同様、ネジのところに5-56代わりのスプレーチェーンルブをぶっかけてひと晩ねかせ(丶丶丶)、翌日意を決しておりゃあっ! ……よ〜し、とりあえずなんとかなったぞ💦 それにしてもネジの噛み込みが外れる瞬間のガキッ!!ていう音、心臓に悪いです😅



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このタイミングでXTRペダルの重さも量りましたが、そっちは第二弾のご到着──本当に【発動篇】やる時に載せますね。では、Xpedoさんにグリスをたっぷり塗り込んで、くりくりくりくり……締めつけトルクは(どうせまた外すんで)ほどほどのところでやめて、取付完了!



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カッコいいじゃないですか。マット調塗装で全体的に暗い落ち着いた色あいのGRAILの中、際立つメタリックなブルーとゴールド。贔屓のひき倒しなのは自覚してますが、ウチの娘はますますステキになりましたね( • ̀ω•́ )✧ドヤッ



さて問題はここから。室内ですけどシューズを履いて、せっかくなので動画にしてみました。





そうなのです。心配になって念のため少しネットを探したのですが、なんせわざわざXpedoのビンディングペダルを使うキトクな人柱栄光の先達って全然いなくて💧 辛うじて見つけた情報では

嵌めるのはいいけど外すことができない


なんて不穏な記述を見つけちゃったもんですからちょっと冷汗もんでした。しかし、これで安心! とりあえずこの状態で、どんな感じか試してみたいですね。



実走!してインプレ的なものでも……

GRAILさんはローラーに乗せられないので、試してみるなら外を実走する以外に手はありません。といってもこの雨なァ😫 とりあえずちょいと試せればいいので、雨の合間をぬってごく軽めに流してきました。洗車が面倒なので舗装路のみです😅 地元の公園まわりを2周程度なのでログすら録ってません。



さてインプレッションなのですが、ここでもやはりワタクシの機材差鈍感力は遺憾なく発揮されましたorz さきほどPD-M9020の重量は【発動篇】で書くっていいましたが、ここでバラしちゃうとXpedoの方が左右合わせてなんと100g以上軽いのです(°д°;;) 十数グラムを削ぎ落とすことに血道をあげる自転車ワールドで100g超の減量ってなかなかスゴいことなんですよ? それに、円運動する物体の外側の重量が減るのだから、エンジンのピストンにあたる脚の方でもうちょっと違いがわかっても良さそうなもんですけどねェ……💦 辛うじてわかったのはダンシングに入る時ぐらいかな? ダンシング時の挙動ってだいたいみんな同じだと思いますが、立ち上がった次の瞬間、上死点よりちょい前ぐらいにあるペダルを踏み下ろすとともに反対側(当然下死点から少し後ろにいる)を引き上げますよね? この引き上げ側(丶丶丶丶丶)の感覚が普段より軽く感じられたのです。錯覚みたいなものかもしれませんが、微差だってずっと続けばちりつも(丶丶丶丶)ですよ。長時間回していれば、ペダルが軽くなったことの効果はきっと目に見える形でわかるに違いない。例えばロングライド後半での疲労度とか、そんなシチュエーションでの加速だとか……あるいは、坂を登るときとか?



一方で若干気になったのはクリートを外すとき。さっきもチラッと書きましたが、頻度として10回に1回ぐらいクリートがちゃんと外れてくれない時が確かにありました。落ち着いてやり直せばもちろん外せるんですが、体感とはいえ確率10%のファンブルって結構危ないですよねコレ? 特にこれが緊急事態で発生した時のことを考えるとかな〜り怖い((((;゚Д゚))))))) パニクって立ちゴケに直結であります。特にグラベル/オフロードは咄嗟にペダルを外す場面って結構あるはずなので、ちょっと注意が必要に思えます。一方、クリートをペダルに嵌める時は特に何の問題もありませんでした。スムーズにキャッチし一発でパチッと嵌まってくれます。そちらの方は心配なし、ですね✌️



あとXTRとの違いといえば……踏面か。こちらに関してもほぼ違和感なしです。これはたぶん、シューズ側のソールの硬さも影響していると思います。Lakeシューズは当然の話ですがソールがしっかりしているので、踏み込んだ時に力が逃げません。まあそもそも、以前のペダルの頃から踏面の広さにはあまり頼ってなかったのでしょう。クリートの真上にあたる拇趾足底にきちんと力をかけられているからこそ、違和感を感じなかったのだと思われます。



最後はクリート……こちらはちょっと悩ましいです。いや、ダメなわけじゃあないのですが、従来のSPDクリート×このペダルの組み合わせだと自分的には"遊び"が多過ぎるように感じます。遊びそのものは必要なんですが、もうちょい……ほんのちょっぴりでいいので少なくなってほしい。かといって、遊びの量は調整ネジとかでどうにかできるもんじゃないしなあ?🤔 これが「互換品」の限界かな? ていうかメーカー(Xpedo)側は「ウチの純正クリート(XPT)使ってね」と言ってるわけだし。でもクリートを交換してそっちのシューズがXTRペダルでうまく嵌め外しできなかった場合、XPTクリートを付けたLakeシューズはGRAIL専用になっちゃうんだよな〜。まあいっか。その場合でももう一足ローラー練習用のシューズ(シマノの古い一番安いヤツ)があるわけだし、どうにか運用できるはず。





そういうことで、近いうちに今度はシューズのクリートを交換して試してみることにします。Xpedo側の問題はたぶんそれで解決できる(と思う)ので、できればその状態つまりXPTクリート×XTRペダルでも運用できてほしいなあ……多少の違和感は我慢するから、さ?😅 てゆうか、てゆうか、ベラチよ早よAssioma DUOを発送しろぉ〜っ!!



本日は以上です。

*1:わかる人にはわかるw

*2:じゃあはじめからクロモリスピンドルの旧モデルを買ってもよかったじゃん、というウワサもありますが😓

*3:中文繁体字簡体字は敢えて分けました