Euviccです。……ええ、そうです。今年も来てしまったのですこのイベントが。
ラリーイベント"Door of Adventure"の自転車版"Rally Cranking"。富津市内の旅館竹岡清藍荘を起点に、舗装路/未舗装路──ってだけにとどまらず急峻な登山道やシングルトラックなどの危険極まりない道なき道をコマ図を読み解いて自分自身でルートを見つけ、太平洋つまり外房の館山まで走り抜けて折り返し富津まで戻ってくるというデンジャラスアドベンチャラスなイベント。4thというナンバリングが示す通り今年は4回目になります。
前回(RC3)と、それからの出来事
(以降RCと略します。回を区別する場合はRCn n∈ℕ, n>0)昨年のRC初参戦はそもそも完走できるだなんて思ってもいませんでしたがそれ以上に過酷でした。
あの冷たい雨!!!🥶 その雨の中でのシングルトラック……崖登り!そして尾根渡り!倒木!クレバス!
あの日の反省から、私はもっと走力を底上げするべくそれまでの自分では考えられないほどのモチベーションの高さでトレーニングに取り組んだのでした。それまで悪天候or真夏の暑すぎる時ぐらいしか乗ってなかった3本ローラーを引っ張り出し、心拍計によるペース走から始まってすぐパワーメーターの導入→Zwiftのワークアウトメニューをこなすようになり、さらにはTRAINERROADに手を出して
正直これ、自分でもすごいって思ってます。ここまでやれるとは、そしてここまで効果が上がるとは想像してもいませんでした。どんなことをしてきたのか?は過去の日記を見ていただければと思います。
それに、実走でも準備しましたっけ。
とか
みたいな。千葉それも上総〜安房特有のガツンとくる坂に馴れるため。加えて、RCというイベントでメインエリアになるだろう地域のロードプロファイルを少しでも予習しておこうって意図で走りに行ったのでした。
……とまあ、そんな感じで今回だいぶ前からそれなりの準備をして挑んだRC4、結果はどうだったのでしょうか?
前日──早々に出発したが
今回も共に参戦してくれるT氏が迎えにきてくれたのは11:00頃。バイク本体ももちろんですが、本番で着るウェア類をはじめ必要な装備や、万が一の際は必要になるかも?的なものも含めて車に詰め込みます。こういう時トランポは楽ですね。現地で不必要なら車に置いておけばよいわけですし。
ところがこの日、道は想定以上に混んでいました。過去の経験から早朝なら正味1時間半、まあ日中でも流れが良ければ2時間で富津に到着できるという見立てでしたが、13時を回っても千葉県はおろかアクアラインにも辿り着けていません。環七が全然進まない😞 そもそもカーナビは何故さっさと首都高に乗らせず下道を走らせようとしたのかな? 諦めて平和島付近でファミレスに入り昼飯。
まあでも、殿町ICでようやく高速に入ればあとは速かった。車の量はそれなりにありましたが別に詰まることもなくサクッとアクアラインを渡り、館山道を南下して富津竹岡IC。ほどなく今回泊まる宿、竹岡清藍荘に到着です。……そう、今回はスタート地点の宿にそのまま宿泊することにした次第です。15:30ぐらいだったかな、チェックインしてちょいと車で出て戻ってきてから、RC4の受付を済ませ、もう一回晩飯と翌日の朝食&補給物資調達のために再度車で出発。
ノンアルビールで乾杯!🍻して豪華な夕食を摂った時、西の空は
いい夕陽だよなぁ〜☺️ マジで明日天気崩れるんだろうか?
……と訝しみつつも、宿に引き上げ早々に寝んで、数時間後に迫った本番に備えたのでした。
当日──出走!
やっぱり降ってきやがった☔️
3時。起床した我々二人は買っといた朝飯を口に詰め込みつつ、ウェアに着替えて支度を始めます。昨年は2時起床で駐車場に車を置き、そこからバイクに乗って向かいました。しかし今年は下のフロアにおりるだけでいい! これ、ものっっすごいアドバンテージですよ(((o(^∇^)o)))
部屋のキーを返し、荷物は車にポイ。代わりにバイクを引っ張り出して出走のための最終準備を済ませ、車検を受けます。4時半過ぎ、ブリーフィング→5時。スタートです!
春分の日を過ぎ、今日からは昼夜の長さが逆転して昼が長くなる。といってもスタートが5時ではあたりはまだ真っ暗です。バイクのライトも2灯を最大光量で点け、バイクに設置したマップホルダーを視認するためヘッドライトもONにして、闇の中をひた走ります。
5時半を回ったあたりで、ようやく空が白んできました。レンズカバーの水滴を拭ってアクションカムをONにすると、↑みたいな画が撮れます(もちろん確認できたのは帰宅後のことです)。……この通り、結構な降りになってきてるんですよね、雨😔
加えて、今回のルートは走りだしてから僅か6km程度でもうグラベルに突入しました。とはいえまだまだ序の口、路面は平らですし、ペダルを回せば普通に進みますw 貧脚な私は例のごとく後続にどんどん抜かれていくわけですが、気にせず自分のペースでペダルを回し続けます。ただ……やっぱり問題は坂です😫 傾斜のキツい登り坂が次々と襲いかかります。とにかくほぼ延々と登り続き。時々下りも出現しますがそっちはソッチで怖い。路面は濡れてグシャグシャですからね💦 てゆうか、雨が完全に本降りになってしまった( ´△`) もういい加減レインジャケット着ておかないとキツいな。
ひときわキッツい坂を登りきったところで一旦バイクを停めて木に立てかけ、レインジャケットをリュックから取り出しました。……それにしてもこの景色、なんか見覚えあるな。RC3でも練習走でも通ったよなココ?──あ、そうか。逆から登ってきたのか😮
どんどん酷くなる雨と風
6時を回り、辺りは完全に明るくなりました。雨ですけどね。もうほぼほぼ
ああ、ここか。去年来たな?
ということはこの先に迷うような分岐なんてなかったはず。どんどん行こう😉
こう思える時の安心感w
道は舗装〜半舗装〜未舗装の間をいったりきたり。ただ高度だけは確実に上昇していきます。しかし! このために私は鍛えてきたッッ! このキツい坂をしんどくても登りきれるようになるためにッッ! 今こそ修行の成果を示すとk──すみません無理でしたorz いや、この坂たち前回よりさらにキツくないか?😨 加えて、練習走とは違い色々と装備を詰め込んで普段の倍以上の重さのヒップバッグ、そして何より、装備に加えハイドレーションバッグに1.5L近く水を入れたリュックを背負っています。この自重増加が結構効いたっぽい💧 さらに雨による路面コンディションの悪化ですね。やはりところどころで乗ったまま登りきれず押し歩きすることになりました( ´△`) この結果、進みはどんどん遅くなり、体力脚力も削られていきます。
アルプス突入!
もういい加減登りきったよね?ってところで、いよいよ前半最大のヤマ場がやってきました。
降りしきる雨でカメラのレンズも曇りピントもブレブレですが、ここがその入口。傾いた看板に「アルプス」と書いてあります。実は正直、この看板を見た時は単なる目印だと思って何の感慨も抱かず注意もしませんでした。後から思えば、ここに来た時点ですっぱりリタイヤすべきだったのですが😓 このルートは前回通っていないルートであり、この先に待ち受ける危険が全く想像できていませんでした。いよいよ、ラリークランキングがラリークランキングたる所以、がでてきます。
もう道路じゃない😨 始まったか……ここからはほとんど押し歩きか担ぎだなこれ? と思う間もなく
巨大倒木(°д°)ポカーン 配布されたコマ図にもしっかり
倒木多数
倒木くぐる
などなど注意書きが。ああ──わかっちゃいたけど
もうこれは完全な登山道です。倒木を跨ぎ越え、あるいはくぐり、木の根に足を取られないよう足下に気を配りながら登り続けます。どうみても登山です。本当にありがとうございました😭 いや、これキッッッツい!!💧 体力脚力の削られ方はそれまでの比ではありません。
コマ図を見てる余裕なんて全くなくなってました*2が、注意書きにはこう書かれていたのでした。
!!崖
トラバース
トラバースとはすなわち山肌の斜面を縦走することです。よりにもよってこの雨の中でですよ。もう押し歩きどころの騒ぎじゃない💦 ぬかるんだ斜面はあまりにも容易く滑る((((;゚Д゚))))))) ビクビクもんで戦戦兢兢としながら歩を進めます。たかだか十数m進むのにどんだけかかったことやら。……いえいえ、正直に言うと全然進めませんでした。
ズリッ! ズザーっ! ……滑落しました。↑の写真はたぶんその瞬間のアクションカム画像(たぶん)ですね。どうにか愛車GRAILさんを右手に持ったまま左手で倒木を摑み身体を支えますが、もう絶体絶命の窮地です😭
どうにか復帰し先に進みますが、その先も斜面はしばらく続きます。コンディションは悪くなる一方。実のところ、このあたりでさらに2回ほど滑落しています。2回目か3回目か忘れましたが、2〜3mも滑り落ちた時があってその時は本気でヤバかったです。もう単独では復帰すらおぼつかず、後から来ていた3〜4名のMTB乗りの参加者さんにバイクを引き上げてもらい&自分は別ルートからどうにか這い上がるだとか、もうこれは事故レベルですよ😓 3回目にもなると倒木の根っこに座り込んだ状態でしばらく動くこともできませんでした。
一瞬
このまま下に下りちゃって脱出経路を探してみようか?
とか血迷って思いましたもん。ただしさすがに思い直しましたが。こういう時に下におりるのは登山で一番やっちゃいけないことだっていうのは聞き知っていたため、どんなに遅れてもいいから上に戻って正規ルートで抜けないといけない。
この時既に、この先に進む気は完全になくなってました。つごう3回の滑落は私の闘志をボッキリと叩き折ってくれやがりました。もう脳内はここをどうにか無事に抜けたらリタイヤってマインド一色です。
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ようやく最大の難所を抜けました。とはいえこの先もまだまだ登りは続くし、ホースバックつまり馬の背といわれる
去年も似たようなところを通りましたが、この雨だと恐怖でしかありません😭 しかしながら、さっきの斜面縦走に比べたら全然楽! 木の根? 大歓迎ですよ! 根が張ってるなら滑らないもん!!
そんな木の根もここまでくるとげんなりしますがね。てゆうかそもそもここ登るのかよ!? ピンクのテープが巻いてあるので正規ルートなのは間違いない。
これで登りきったか?と思ったがラリークランキングはそんなに甘くないw ここからさらに登ったり下ったりを繰り返します。いや〜エグい。
頻繁に現れるホースバック。絡み合い足下を掬いかねない木の根、そして倒木。さっき私を助けてくれたMTB組の皆さんはもう先に行ってしまいました。頑張ってください。私はもうここまでです🥲 とにかく幹線道に出るまで、自分の身体と相談しながらゆっくり行きます👋
完全に諦めるとなんだかちょっとだけ気が楽になりました(苦笑) 現金なもので、そうなるとこんなことをする余裕まで出てきます。
iPhoneをマウントから外す余裕がなかったのでよっこいしょぉぉ!とフロントを持ち上げてパシャリ📸 タイヤにピントが合っちゃうのはご愛嬌です😅 ……いやそもそもこのタイヤ、そもそもマッド向けじゃないんですよね。なんで私は雨なのに結局出走してるんだろ?(苦笑)
その後、さすがにルートの難易度も下がってきました。
そんなわけで「よっこいしょぉぉ!」第2弾w
晴れていればきっと絶景だったであろう景色。かえすがえすも天気が残念過ぎる( ´△`)
行かないか?だが断るッッ!
今回途切れもせず記録を続けていたiPhoneのCyclemeterアプリ。そのログ記録でだいたい16kmというあたり、なんか開けた場所に出てきました。
写真には写っていませんが、右手にはダブルトラック──車の通った轍がある!!🤩 どうみても
意を決して進行再開。相変わらず泥混じりの砂利道だし勾配も結構急で危険なのは間違いないですが、それでもさっきのトラバースに比べたらはるかに楽です。安全です。アクションカムも快調にタイムラプスを撮ってくれます。
いやもうこの2本轍の安心感どうよ?www 後から主宰者氏に聞いたところだとこの道も実は相当リスキーだった*3らしいですが、 知らぬが花とはまさにこのこと。下りの道中またもや「よっこいしょぉぉ!」とかしてたりw
これはちょっと失敗。せっかくの満開の桜🌸だったけどタイヤにピントが合っちゃって😓 focos*4なるアプリで後から修正かけてみましたが、ちょっと無理があるか😞
その後はダブルトラックを危なげなく下りきり、ようやくアスファルトの路面を見た時にはちょっと泣きそうになりました。い……生き残った😂 あとはスタート地点の宿に戻るだけだ。帰れるぞ。俺は帰れるンだァーッ!(嗚咽)
スタート地点に無事戻るまでがラリークランキングです
県道に出たと同時にまずやったのは iPhoneでブラウザをオープン。RCエントラントの専用ページを開くと"RETIRE"ボタンを躊躇いもなくポチッとな! ……はい、私のRC4はここで終了です。CP1到達どころか正規ルート的には15kmも走っておりません_| ̄|○ 時刻はまだ10時になるならずってあたり? 情けない話です😣
いやいや、ちょっと待ちなさい。
そもそも、今回雨だったら最初から走らないつもりだったじゃん。そして、思考回路が狂って結局走りだしはしたけども、相棒のT氏には
リミット10時までがいいとこじゃないかな。
最初のグラベル抜けたら迷わずリタイヤするよ
みたいなことを話してた気がします。……てことは、あれ? 最初のグラベルを走り
さて、県道に出たはいいけど雨はもう完全に本降り。しかも周りには雨露をしのげるような場所が全然ありません。てゆうか、全身泥っどろです。まずこれをどうにかせねば💦 今回、一応何があってもいいように準備だけはしてきたので、替えの靴下やグローブ、あと数枚の手拭いなどを防水と圧縮を兼ねてフリーザーバッグに密閉してきました。あとこれは去年もやりましたが汚れ物をとりあえず詰め込むためのゴミ袋。これがかなり役に立ちました。泥を落とすのには相当苦労しましたが、真ッ茶っちゃのグローブを替えバッグ類の泥をこそげ落とせただけでもだいぶマシです。あとはどこか……キレイな水の出る場所を見つけてもうちょっと泥を洗い落とそう。腹も減ってきたけど、こんな状態じゃどこの店にも入れない😭
iPhoneも電池がヤバくなっていました。モバイルバッテリーは10,000mAhを2本も持ってきているので本来不安はないのですが、Lightning端子に水が浸入するとiOSが給電をストップしてしまうので。しかし、iOSが新しくなってからは逃げ道ができました。ケーブルを1回挿すだけでは警告ダイアログが出て充電できませんが、もう一回しつこく挿し直すとダイアログに選択肢が出ます。
緊急時なので無視
ええもちろんです。今は緊急時ですよ! 一瞬の躊躇もなくそっちをタップ。これで電源は大丈夫。iPhoneが動けば現在位置もわかるし、宿に戻るルートも探せる。といっても現在地からすると南下するか北上するかして西に折れ内房の海岸沿いに出る必要があります。どちらもそれなりの距離があるけど──うん、道路である以上何の問題もないよ😎 あらためてマップを確認すると、南下よりも北上の方が距離は短そう。なので、北に進むことにします。雨は強まってるし、適宜休憩を入れながら安全運転で行きましょう。では状況再開!
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ここから先は特筆すべきようなことはありません。もうコマ図を見る必要もないのでマップホルダーはリュックの中にしまっちゃいました。そういえば、対向つまりルートを南下してくる他の参加者さん数台とすれ違いました。「頑張ってくださーい!👍」と声をかけ、私はそのまま北上。後から知った話ですが、南下していればCP1だったようです。……そうか、しれっと南下してCP1に素知らぬ顔で到達しそこでリタイヤする手も──いやいやいや、それはさすがにズルが過ぎるというものでしょう😓 そういうのは良くない(きっぱり)
県道は下り基調だったので体力をあまり消費せず、7kmばかし北上して左折つまり西へ。そのまま道なりに走っていくと海にでました。ああ、なんだ。ココは上総湊じゃないですか。ならば宿まで残り3〜4km程度だ。ここからは国道だし慎重にいこう。ゆるい坂を登ってトンネルを抜けて──あ、見えた。斯くして、私のRC4参戦は幸いにも五体満足、バイクにも傷や破損など一切無く、無事に終了したのでした。
恐怖! 吸血攻撃!!
宿に戻ってゴールチェック*5のQRコードスキャンを済ませ、ドロドロのGRAILさんをラックにかけたら、濡れてぐちょぐちょの紙屑と化しているコマ図を受付に返却しホッとひと息。本部待機の主宰者氏に「お風呂入ってあったまってください」と勧められる*6ものの、まだウェア装備その他もろもろがあまりに泥まみれで、このまま宿に上がるとか完全に無理です💦 てゆうか、車のキーを持っているT氏はまだ奮闘中。つまり着替えがない😱 大失敗です。キーを主宰に預けるか、むしろライド後の着替えセットを預けておくべきでした。今回はT氏と常に一緒に行動する想定ではない(だって彼の方が明らかに走れるので…)ので、
たぶん1時間も待てばT氏も帰還するだろうし、ちょっと辛抱すればよかったのでしょうが濡れたウェアが体温を次第に奪いちょっと耐え難くなってきました。上は参加記念品のTシャツを着ればなんとかなるので、下つまりビブだけはこびりついてる泥だけなんとか落として、T氏が帰ってくるまでは再度穿いて待つしかないかな? 気持ち悪いけどそこはもう仕方ない💧 泥水をたっぷり吸ってるウェアは外で脱いでそのままゴミ袋に突っ込んじゃおう。ところで、なんか首の後がチクチクするんだけど?🤔 小枝かなんか刺さっt──!?!?
ヤマビルが食いついてました😨
ぎ ゃ あ あ あ あ あ !!😭 慌てて払い落としました。本当はそのやり方はダメなんですけどね💦 あったかくなってたし、もうヒルのシーズンに入ってしまってたとは。私の血をたっぷり吸ったらしくめっちゃぷっくり膨れたナメクジみたいなその姿、恐怖と嫌悪しかありません😓 怒りをこめて踏み潰したらめっちゃ血が思い切り噴き出て焦った。写真は──やめときましょうね。グロすぎる😅 帰宅してから苦労して撮った吸血痕をどうぞ(サイズ小さくしときます)。
ヒルが分泌するヒルジンなる物質の作用らしいのですが、血がなかなか固まってくれない🩸のです。これには往生じした。服も手ぬぐいもタオルも汚してしまう。仕方なく、持ってた手拭いの中で比較的色の濃い、血の汚れが目立たないやつを帰宅するまでずっと首に巻いておくことで何とか急場しのぎにはしましたが、帰宅後に外したら真っ赤に染まっててだいぶ焦りましたネ。
T氏が無事帰還し、今度こそまともな乾いた服に着替えてバイクその他を車に積み込んで、ここまでのミッションはコンプリートです。あとは美味しいご飯を食べて引き上げだ!\(^o^)/ 主宰者氏や他にもちらほら戻ってきていた参加者の方々に挨拶して、14時過ぎ。ついに我々二人は竹岡清藍荘を後にしました。さあ、おうちに帰るまでが遠足ラリークランキングです。
遅い昼飯は金谷にて
車に乗った我々二人は国道127号内房なぎさラインを南下、金谷に出ます。もともと、RCをDNSもしくは早々にDNFしたら旨いものでも食って温泉入ってフェリー🛳で帰ろうぜ!みたいなことを言ってましてw しかしですね、天候が良ければRCはもっと気合を入れて走るつもりだったし、早々にライドを打ち切るような天候だったらぶっちゃけフェリーだって運航してるとも思えない。……金谷港に着いてみれば案の定東京湾フェリーは欠航していました。そりゃそーだろ、ものっっすごい強風、いや暴風だし。雨も横殴りですよ。こりゃアカンわ😰
まあせっかくここまで来たのだし、と飯処を探します。探すといいつつも入れるところはこの天候だとかなり絞られます(みんな開いてない)。港の隣にあって、駐車場も広いこちらにしました。
ノンアルビールでかんぱーい!🍻しつつ、どどーんと豪勢に。
外はというと
荒れ狂う白浪www
飯を済ませ、レストランの隣にある土産屋で適当にみやげ物を仕入れると、暴風でドアが吹き飛ばされそうになるのを懸命に押さえながらどうにか車に乗り込み、富津金谷ICから館山道に乗った我々は今度こそ本当に帰路に就いたのでした。
後始末とか、反省とか考察とか
大洗濯大洗車祭り開催
帰った後は酒盛りしてバタンキューすればいいかというとそうもいきません。泥だらけのバイクはそのままじゃ到底室内に入れられなかったし、ウェア、シューズ、バッグ類その他小物に至るまでみんなどーろどろ。そのまま洗濯機に突っ込もうものならご家庭用洗濯機なんてしばらく使い物にならなくなっちゃうでしょう💦 ヘタするとそのまま壊れるかも?🤔
千葉と比べたら我が家の近所は全然降りが弱かったですが、それでも傘なしで外にいるのはちょっとツラい感じ。しかしそんなことを言ってる場合ではないので、身体が再び濡れるのも構わずまずはバイクに水をかけ、これまた水をたっぷり染ませたタオルで目に見える泥を掻き落としました。から拭きする余裕はなく水が結構滴り落ちて玄関周りを濡らしてくれやがりますが、泥や泥水が落ちるよりはいい。汚れ物の入ったゴミ袋はそのまま風呂に直行。自分がひと通り風呂を使ってからのことですが、大物つまりウェアなどはそのまま湯槽にドブン!洗剤と酸素系漂白剤も突っ込んでひと晩放置です。シューズはインソールを抜いてシャワーとたわしでしっかり洗ってから外に逆さ吊り。タオルや手拭いなどの小物はバケツの中で揉み洗いして泥水をだいぶ抜いたのち、洗濯機にin!!であります。なおウェアは翌朝取り出して足踏み洗いをしてから洗濯機に突っ込みました。さすがにここまでやれば大丈夫でしょ😅 それにしても足踏み洗いって超久しぶりでしたよ。学生時代、合宿で先輩の含め道着を洗わされた時以来じゃないかな?w
GRAILさんを徹底的に洗浄したのは翌週末のことでしたが、帰宅直後に泥落としした甲斐あってどこも傷んでませんでした。ごってり差しといた雨用のセラミックウェットルブが全然落ちてなかったのも結果的に正解だったのかな。駆動系にサビが浮くこともなく、パーツクリーナーで洗浄すればちゃんと元の銀色に。いや〜良かった。
ようやく今回の反省をしてみる。
さて、あらためて今回の参戦結果について思い起こしてみます。といってもたいして深く考察するレベルでもなく、結論としてはまだまだ全然鍛え足りなかったということになります。装備の重量を考慮できていなかった感は確かにある。装備分以上のウェイトを減らして臨んだはずなのですけどねw
実際、装備面はまた1年かけて見直さなければならないって思いました。今回も手持ちの適当なヤツだったリュック……いい加減サイクリング専用品を買った方がよいのかも。容量と軽さと背中への負荷でちょうど釣り合いがとれそうなのをお迎えすべきでしょうね。まあそれより何より、今度こそ懲りたのはビンディングシューズです。アレはあかん。無理😅 やっぱラリークランキングはトレッキングシューズ(ブーツ)+フラットペダルがマストですよ(たぶん)。少なくとも私の身体能力ではあのぬかるんだトラバースをビンディングシューズで走破するのは
それから、今回初体験のフルフルベビーヒルもヤバかった。こればかりは時季によるでしょうけど、肌の露出は徹底的になくさないといけないですね。となるとウェアもちょっと考え直さなきゃならんか🧐 装備の試行錯誤は楽しいけど、色んなものを仕入れれば当然その分だけ財布が軽くなっていくからなァ……💧 え? 良かったじゃないか駄文のネタが増えて、ですって? まあ、そうですね。仰る通りです💦💦
そうそう、宿に関して。今回は開催地の竹岡清藍荘に宿泊しましたが、実際最高でしたね。オフシーズンということもあって安かったし、部屋は広くて清潔で。お風呂も大きい。湯量たっぷり! 禁煙🚭だけどそこは昨今どこもそうだから仕方なし。玄関のところに灰皿置いてくれてるので充分です。当日は支度したら客室を出て階下のロビーにおりるだけなので結構ギリギリまで寝ていられるのもステキです。今後他の宿に投宿することは考えられません。清藍荘一択ですよマジで☝️
謝辞&締め
だらだらと書き綴りましたが、RC4参戦記いかがだったでしょうか。走り終わった直後もうグラベルはお腹いっぱい! 二度と出ないぞとか思うくせに、一週間も経つと「あの時はこうだった。もっとこうすれば良かった。次回はどう対策しよう」などと来年のことを考えてしまうのです。正気じゃない(苦笑) レースだとかライドイベントだとかには原則興味ないワタクシですが、RCだけは何となく挑戦の意欲がわいてくる。不思議なものですw スタート直前までの話であるけど、他の参加者の皆さんが工夫をこらしてきた改造バイクたちを観るのも楽しいし勉強になる。走りだしてからは苦しいししんどいけど、たとえ中途リタイヤでも「俺はやったぞ」的な気分になれるしw
きっと次回も出ますよラリークランキング。次回もまたCP1か、ヘタすりゃ今年みたくCP1にも辿り着けない結末に終わるかもしれませんが、いつかその先へ…CP2へ、さらにTNPに到達したいじゃないですか。それまで、トレーニングとIYHに邁進していきたいと思います。
最後に御礼を。あのトラバースで滑落しもう死に体だった私を助けてくださったMTB乗りの参加者の皆様、本当に本当にありがとうございました!🙇♂️ あの時皆様がいてくださったからこそ、私は今ここでしょーもない駄文を書き連ねていられるのです。ゼッケン番号を控えて一人一人に一言御礼を言いたかったぐらいですがそれもちょっと叶わぬ話なので、この場の言葉にてかえさせていただきます。
主宰者さま、来年もまた懲りずに来ると思いますんで宜しくお願いします(`・ω・´)キリッ ただし、晴れ☀️ならですけどね! 来年こそ、来年こそは絶対雨☔️が降ったらDNS 雨☔️が降ったらDNSです。大事なことなのでフォント大きくして太字で2回も書いちゃいました。次回こそ、雨でも出走強行したらヤバいアクシデントで最悪死ぬんじゃないかって思ってます。いやマジで。
本日はここまでです。では、おやすみなさい😴