だいぶご無沙汰しております、Euviccです。前回は2月末、MONSTER HUNTER WILDS狩猟解禁記念ってことでダッシュで記事をしたためた次第ですがあれから3ヶ月。今回のネタは通常運用?なお買い物記録だったりします。
で、モノはというと。
タイトルの通り、とうとうこちらをお迎えしてしまいました。HUAWEIのWatch D2、ウェアラブル血圧計でございます。スマートウォッチではなく血圧計なのです(商品名にそう書いてある)!
今年出るApple Watchにも血圧測定機能は実装されないor実装されても正確な測定ができるわけじゃなさそう、というウワサ。GARMINの方も期待薄で、業を煮やしてHUAWEIにしてしまった、という顛末です。先代モデル(Watch D)よりもだいぶサイズが小さくなっているし、これなら普段使いとして腕に着けっぱにしといてもいいんじゃないか、と思っての決断。
着弾!では【開封の儀】
unboxing & fitting
事前にAIチャットボットに訊いてみたり店頭売価を見てみたりだのして、実売最安値はほぼ¥54,000〜¥55,000てところ。で、AmazonとかHUAWEI公式ショップなどを確認すると、多分ですがHUAWEI公式の方が安い。表示価格は6万円ですがレジで値引きされて5万5千円程度になるし、交換ベルトがプレゼントとしてついてくる。これはまあまあお得では?ということで即ポチ。そしたら……2日後には届きました。ワォ!5月中に届いちゃったぜ✌️


おお、ホントだ。ストラップ(腕ベルト)のスペアがついてきた! 予備ストラップはそのままにして……本体ボックスを開けてみましょう。



保護シールを貼られた本体、それを取り出すとその下に見えるのが両サイドのボックススペース。絵文字からしてマニュアル類とベルトや充電用ケーブルの類ですね。開けて取り出してみるとはたしてその通りでした(写真右)。本体にははじめからLサイズのベルト(ストラップ)が装着されていて、箱に入っていたのはMサイズのほう。どちらのベルトが適しているのかは同梱されている紙メジャーを使って手首の太さを測って判定する仕組みです。使い方はこう。

Watch D2、このサイズではありますがちゃんとカフ式の血圧計です。ベルトは固定用のバンドと
マニュアル記載通りバンドと空気袋の固定を一回外して、紙メジャーで測った数字にバンドと金具の位置決め〜固定のうえ、空気袋を再度取り付け。これで設定完了です。




ぴったりフィットしてますね。OK!👍
apps install & pairing
あとは本体を起動するのですが、その前に連携用アプリをインストールします(前日に入れるだけ入れときました)。
アプリのレビュー記事を見る限りこのアプリの前バージョン(Globalがつかない方)の方が評価高いのですが、2025年5月31日現在既に入手不可になっており「グローバル版」?の方しかインストールできません。諦めてそっちを入れて、HUAWEIアカウントを新規登録すれば事前準備は完了です。
本体をONにするとまずはシステム言語の選択。そして画面の2次元バーコードをスマホ側に読み取らせる流れですが、実はApp Storeのアプリのページに飛ばされるだけなので、アプリを既に入れてあるならそっちから「デバイス追加」を行うだけでよい。





最後の写真の画面で右下の✅をタップすればペアリング完了! Watch D2運用開始であります!\(^o^)/
機能チェック!
まずは血圧測ってみるだろ
血圧計なんだから、まずはそこを試したい。画面を適当にタップして「血圧測定」に進もうとするのですが、先に測定方法に目を通しておきます。これも紙ペラ1枚でマニュアルがありました。……ふむ、手首式血圧計ってやっぱり


立ってても座っててもいいけど、血圧計をつけた手首を心臓と同じ高さに持ってきて固定。無理して力を入れないように保持──うん、シチズンの手首式血圧計とだいたい同じこと言ってるな。では本体のボタン──デフォルトで第2ボタン(竜頭じゃない方)が血圧測定機能にプリセットされている──を押して……え、早っ。

測定開始までの準備時間はだいたい5秒ほど。余裕がありませんw 慌てず急がず、さっきのマニュアル通りの手首の位置に腕を持っていって静かにしていると、お。お。おおおおお??
不思議な感覚です。いうなれば腕時計のベルトが勝手に締めつけてくる感じ。まあ

うん、数値としては悪くない方か? 服薬後半日弱だからまだ降圧剤の血中濃度はそれなりにあるはず。こんなもんじゃないかな? 少なくとも、今まで使っていたシチズンの手首式と比べて大幅にブレがあるようには見えません。巷の評価では結構精度高いって言われているようですが、私もそう思いますね。
その他の機能は?
上のボタン(竜頭みたいなの)を1回押すと機能メニューが表示されます。竜頭みたいなボタンなので当然回転も可能(つまりホイール機能)。デフォルトとメニュー表示は「グリッド」タイプで、ホイールの拡大/縮小で3段階の調節が可能です。



このメニュー、上から順(左→右)に機能を全部並べてみると
- 1段目
- Health Clovers
- 連絡先
- リモートシャッター
- 皮膚温
- 通知
- 電卓
- 2段目
- ストップウォッチ
- 音楽
- 通話履歴
- 自動血圧モニタリング
- 心拍数
- 懐中電灯
- 3段目
- コンパス
- ワークアウト
- 血圧
- 活動記録
- 血中酸素
- 血圧
- 天気
- 4段目
- 5段目
- 呼吸エクササイズ
- ワークアウト記録
- カレンダー
- タイマー
- アラーム
- 設定
- 6段目
- 情緒
- 心電図
……書き出すのに骨が折れましたw 機能多いな! 上記みたく並べると機能(アイコン)の並びがだいぶ無秩序に見えるのですが、実はグリッド表示なので重要機能になるほど中心近くに配置されるのですね。今までスマートウォッチの類は使ったことがないので
全部の機能を説明するのは無理なのでやめておきますが、このモデルならではといえるのはやはり自動血圧モニタリングでしょう。決められた間隔(時間)で血圧を自動測定できる(手動も可)というものです。ちょっと大きめなスマートウォッチ程度のサイズ感であるWatch D2だからこその機能というべきでしょうか。特に寝ている時も勝手に測ってくれるとかだいぶ面白い……測定時の姿勢どうするんだ?という懸念はありますが。さすがに、この機能を有効にしていると途端にバッテリーの保ちが悪くなる模様。定期的にポンプ動かしてベルトに空気の出し入れしてるのだから仕方のない話、ではあります。ちなみにこの機能を使わなければバッテリーはだいたい1週間ちかく保つらしい。って、手動でも頻繁に血圧測ってれば短くなるでしょうけどね。
少なくともこれで、私は普段の生活の中で好きなタイミングでいちいち別機材を装着することなく血圧を測定できるようになったわけです。うん、めっちゃ画期的な話だと思いますヨ? だって、例えばサイクリング中だったり、あるいは旅行中とかでもボタンひとつで計測ができるようになったわけですから!
連携機能はどうか
ヘルスケアデータ連携について
HUAWEI機器の測定結果はもちろんですがメーカーが独自に運用しているクラウドサービスに連携されます。しかし正直なところそれだけだとあまりうれしくない。当方「4」からのiPhoneユーザーですし、2014年のHealthKit/ヘルスケアアプリの登場以来一応ずっと使い続けています。加えて、Edge820Jを導入して以来Garmin Connectのユーザーでもあります。GARMIN機材は現状
- Edge830(ASIA) サイクルコンピューター
- Index S ヘルスメーター
がまだ運用中でして。今回をもってvívosmart5とは訣別*1することができますが他はそうもいかない。あと血圧ですが、これまでは毎朝vívosmartを外してシチズンの手首式血圧計を装着して計測→シチズンのアプリに記録されそこからAppleヘルスケアに連携→そのあと手動でGarmin Connectアプリに転記、だなんて面倒な手順を踏んでいたのでこれを機に是非簡略化したい!
ということで、Watch D2で記録した血圧測定値含め諸般のデータは外部サービスに連携できるのか?をチェックしてみました。といっても、早々に結論を述べると対GARMINは全滅です。全く連携できない。絶望的です──うん、なんとなく予想してた😓 じゃあAppleヘルスケアはどうだろうか? アプリの設定で「サードパーティサービス」という項目があるのでそこを開くと……あった。Apple連携ちゃんとあるじゃん。


あーなるほど? Appleヘルスケアのデータソース設定を見ればいいのか。どれどれ──は? (°д°;)ハァ!?

驚いた。てかちょっとブチ切れそうになりました。なんと……なんと、血圧の連携がないんですよ!!!!💢💢 いやいやいやいや、それ意味ないじゃん!😡 念のためヘルスケアアプリも起動してみて「血圧」項目の「データソースとアクセス」を見てみると……

え え え え え え え え 😨 AppleヘルスケアにWatch D2の測定値は連携できないの!?!?(呆然) この件、どっちが悪いんですかね? HUAWEIヘルスケアのデータをApple向けに変換するのが難しい? いやいやそれはあるまい。心拍数だの歩数だのの連携はできてるんだし。これはやはりAppleが悪いんじゃないですかねえ? いまだに血圧測定機能をApple Watchに搭載できないApple、HUAWEI機器からの血圧測定値を連携できるようになったら
コレほんと、Watch D2をお迎えしてから知った最大の誤算だったと思います。やられたわー。ほんとクソだわー。Appleヘルスケアまじ💩。超💩ウンチ👎→さすがに言い過ぎたと思ってコメントで少し反省しましたw
ともあれ、今後はWatch D2を日々の生活のお供とすることに決めた身です。これからもしょーもない手間をかけて血圧を手動連携(つまり転記)しなきゃならないんですが、諦めるしかない。いや〜Apple Watchの2025年モデルがどんな新機能を搭載してくるのか、WWDCがある意味楽しみですねえ?😏
ワークアウトデータの方はどうか
血圧をはじめとしたバイタルデータの連携は先述のとおりだいぶ残念な結果に終わりましたが、Watch D2はスマートウォッチとしての機能も持っているわけで、先ほど機能一覧にも書いたとおりワークアウトの記録機能があります。こちらはどうか?──ああ、先に言っておきますとGARMINはダメです。こちらも全滅です。いいですもうわかってた😓
サイクリングに限っていえば今後もEdgeを使い続けますのでそちらはGarmin Connectに記録されます。イコール、Stravaにも連携されるわけです。問題はウォーキングと筋トレ*2の記録だな。せめて、HUAWEIヘルスケアからStravaに連携とかできないだろうか?
さっさと結論をいうと、こちらはできました。


スクショは連携設定完了後のものになってしまいましたが、確かにStrava連携のメニューがあって、Stravaにログインしてアクセス許可を与えればちゃんと連携ができたみたいです。とりあえずウォーキングは連携できることを確認。あとは筋トレか……そもそもWatch D2/HUAWEIヘルスケアで筋トレってどうやるのかまだわかってないし、その辺はおいおい調べながらやっていくか。どうしても
そんなわけで、久々の駄文は長年の懸案事項だった血圧測定の改善&スマートウォッチ導入案の両方を(一応)解決したお話にして、たぶん皆さんがあまり手を出さないであろうおもしろ新デバイスのインプレ/レビューと相成りました。実は他にも「モンハンどこまでやった」とかも含めた近況のご報告なんかも書いてたけど、例のごとく下書きに塩漬けになってます(苦笑) モンハンねたに関していえば、発売から3ヶ月経って自分の中でも色々思うところがないわけでもないのでいずれちゃんと書きたい──いわゆるモンハン老害の愚痴を──とは思っています。ゆる〜く😜
まあ、全然自転車乗ってませんが私は元気です!(某魔女の少女風に) これからもまた何か思いついたら駄文を書くので、その時は付き合ってやってください😉 ではでは、おやすみなさい👋

