Euviccです。
先日の日記ではGRAILさんも輪行で遠くに連れていきたいという想いのもと、パッキングのために試行錯g──ってほどでもないですよね。単にちょっとした予行練習をしてみたのでした。
しかしこの時、私はもうひとつの事実にも気づいてしまいました。目を背けようとしたけどやはり無理だったその事実、すなわち
ということなのです*1。"予行練習"を無事終えてGRAILさんを再度(せっかくなのでチェーン洗浄してから)組み立て、使った輪行袋をある程度キレイに畳んでクルクル巻き収納用の巾着に突っ込んでヒモをきゅっと締め持ち上げた時に、気づきたくなかったけど気づいてしまったのです……掌にズシッとくる、その重みを(´・ω・`)
ところで今の輪行袋ってどこのだっけ?😅
在りし日の思い出
いや、確か買った時にショップ(たぶんY'sロード)の店員さんから聞いた覚えがあるのだけど思い出せない💦 いつ買ったかというと実は随分前の話で、なんと2011年の夏だったりします。当時の写真がまだ残っていたような……おお、コレだ。
懐かしいですね〜、まだ純真だったんでサイスポとか買っちゃってて、付録の小冊子とか片手に大汗かきかき蚊に食われまくりながら頑張って練習したのでした。てゆうかこの写真(右)、スタンドつけっぱじゃないですか(藁 それじゃあ袋が閉まらないよ何やってんの!?(°д°)ポカーン ……いや、最初は誰だってシロウトです。シロウトですけど──これは酷い😅 ちなみに当時、まだ三十代半ばだったんですよ私?w
ちなみに、メーカーとかそういうのは一切知らず、また事前に勉強も調査もせず、1号車Bianchi号がフラットバーハンドルということもあってそれが収納できるヤツが欲しい、ということでMTB対応の商品をパッと買っちゃったような覚えがあります。……重いのはそれでか😥
で結局メーカーは?
"EMU"って書いてあるけど、つまるところはオーストリッチなのでしたw
オーストリッチと聞くと昔はふつうに「それダチョウの羽根だよね?」とまず思っていたものですが、輪行という行為を知ってその名を冠するブランドがあるということも知りました。メーカーはアズマ産業(株)という会社だそうです。自転車関係のメーカーって大阪が多い気がしてましたがこちらはなんと東京都は足立区。
それはそうと、↑にリンク貼った公式サイト、まことに残念なことに商品ラインナップは2019年4月現在「準備中」とのこと。……いったいいつから準備中なんでしょうねえ?😅 ただ公式全商品カタログはPDFでダウンロードできるようなのでそちらを↓に。
http://ostrich-az.com/catalog/ostrich2019.pdf
私も今回初めて見たのですがビックリしました。輪行袋だけでなくフロントバッグ、サイド/パニアバッグ、さらにバックパック(=リュック)、ケースに至るまで。すごい、こんなに手がけてたんだ?(°д°)ポカーン
ただ、このカタログを見ても"EMU"という商品名シリーズは存在しません。しかし"EMU+輪行袋"でググると「オーストリッチ」が必ず出てくるし、これはどういうことだろう? さらに調べを進め、検索キーワードをいろいろ組み替えてみて……あ、もしかして。
エミュー - Wikipediaコイツのことかッッッ!? つまりEMUは「エミュー」と読む?? 確かにダチョウっぽいけど、ダチョウはダチョウ目でエミューはヒクイドリ目だぞ? 親戚ですらないじゃん?💧
……だいぶ脱線しました💦 とりあえずもう"EMU"はオーストリッチと同メーカーってことでいいです。これ以上深く考える必要性、よくよく考えたら全く無かったわ😅
しかしモデルは?スペックは?
問題はコッチですよね。オーストリッチの輪行袋は前掲のカタログにもある通り何種類もあります。さらに、自分の持っているものは既に終売してるだろうことを考えれば、過去商品も含めると種類はかなりの数になりそう。どうしましょう?
しかし、頼れるのはやはりネット。探していた情報は一発で見つかりました。まさに少しのことにも、先達はあらまほしき事なり*2。こんなサイトを発見しました。
す、素晴らしいムスカ君!!!\(^o^)/
早速拝見し読み進めてみると……あ〜、あったあった😄 自分のヤツはコレです。Amazonのリンクで。
OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 [E-10] ブルー
- 出版社/メーカー: オーストリッチ(OSTRICH)
- 発売日: 2011/05/16
- メディア: スポーツ用品
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
これを先ほどのサイトで見てみると
- 重量: 430g
- サイズ: W110cm × D90cm × H22cm
- 材質: NL210D/PUC
なるほど400g超か……どうりで手に持ってズッシリくるわけだ(°д°) これにタイオガのエンドホルダーとかスプロケ/DBローターカバーがつごう3枚、それに固定用ベルクロと肩掛け用ストラップと合わせれば、たぶん500gを簡単に超えますね(´・ω・`) 重量だけでなく容量も結構なものになります。つまり嵩張る。
(写真)
この状態でエンドホルダーは別収納ですし💧 まあエンドホルダーは仕方ないにしてももうちょっと"かさ"をおさえないと、輪行して現地に着き走り始める際の収納場所に困るわけです。ここまで大きいとボトルケージに入れとくのも苦労しそうですし、晩春から初冬までダブルボトル運用な私はボトルケージをこんなものでツブすわけにはいかないのです(泣
軽くてコンパクトな輪行袋はないのか(ただしグラベルロード向けで)
ということで、ようやく本題にたどり着きました。
軽量小型な輪行袋は数あれど、グラベルロードをきちんと収められる輪行袋はどれか? もうちょっと特化すればGRAILをきちんと収められる軽量輪行袋はあるのか?ということになります。あらためてパッキング直前の我が貴婦人を見直します。
おそらく、一番の問題は幅ですね。もちろん前回ちゃんと袋に収まっているので、サイズはE-10と同じかそれ以上あれば心配ないと思われます。問題は強度か……🧐 しくじったな。前回パッキングした時重量はかっておくべきでしたわ💦
ともあれ、容量的に見合って且つ軽量なものという観点で調べれば、やはり出てくるのは定番のこれらでしょうか。
OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 [L-100] 超軽量型 ロイヤルブルー
- 出版社/メーカー: オーストリッチ(OSTRICH)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
オーストリッチ(OSTRICH) 輪行袋 [SL-100] ブラック 091281
- 出版社/メーカー: オーストリッチ(OSTRICH)
- メディア: スポーツ用品
- 購入: 2人 クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
超軽量型を謳うL-100と、さらにそれよりも軽いSL-100です。先ほどのサイトからスペックを引用しましょう。比較ついでにE-10も同列に並べてみます。
重量[g] | サイズ[cm] | 材質 | |
---|---|---|---|
SL-100 | 200 | W110 D95 H25 |
レオナWリップ 66ナイロン |
L-100 | 235 | W110 D95 H25 |
NL210D/ARC |
E-10 | 430 | W110 D90 H22 |
NL210D/PUC |
サイズのWDH(幅/奥行/高さ)表記、どこが袋のどこの辺にあたるのかが微妙にわからないw まあでも表から読み取れることはSL-100もL-100もE-10より5cmばかし広いということですね。
材質でいうと"NL"はナイロンのこと。Dは繊維の太さを表す単位"デニール"です。
SL-100に使われている「レオナ」というのは旭化成の商品名(商標)らしく、材質としてはやはりナイロン(正確にはナイロン66)です。
繊維が細い。ゆえに軽い。まさかのE-10の半分以下ですよ!?(°д°)ポカーン ただそれにしてもいいお値段しますよねコレ💦 L-100だとカタログ記載の定価ベースで¥6,200-、SL-100に至ってはなんと¥8,500-ですわよ奥様!?😧 もちろんAmazonとかならだいぶ値下がりしてるし、ショップでわざわざ定価の現物買いする必要はないと思いますけどね。
ちなみに、軽さだけを追求するならば大阪の自転車屋であるワールドサイクルが立ち上げたオリジナルブランド"R250"でも「SL-100より軽いぜ( • ̀ω•́ )✧ドヤッ」をウリにした超軽量輪行袋があります。
R250(アールニーゴーマル) 超軽量縦型輪行袋 ネイビー エンド金具・フレームカバー・スプロケットカバー・輪行マニュアル付属
- 出版社/メーカー: R250(アールニーゴーマル)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
ん〜😕 エンド金具もスプロケカバーももう用意しちゃってるから要らないんですよね。当然マニュアルも不要っすよ。その分もっと価格を下げてくれてればなあ…(・∀・)ニヤリ
結論を言いましょうか。ポチったのはSL-100です。Amazonで6千円台だったので(・∀・)ニヤリ サイズ的には今持ってるE-10よりも若干大きいから「入りきらないかも?」といった心配はないでしょう。強度については……こればっかりは現物で実際に輪行してみないことにはわかりません💦
届きました
いろいろ比べてみよう
お急ぎ便で速やかに納品。これでGW中の遠出も安心してできるというものですね♪ ではお約束「開封の儀」いきます(`・ω・´)キリッ
簡素なパッケージ。それにしても小さいです。どうせだから他のものと並べて撮ってみます。右からE-10、今回お迎えしたSL-100、一番左は3年ほど前にCXR-χ⁺⁺さんの輪行用として買ったサンワサプライの超軽量輪行袋
サンワダイレクト 輪行袋 ロードバイク クロスバイク 縦型 横型 両対応 前後輪 軽量 ブラック 800-BYBAG001
- 出版社/メーカー: サンワダイレクト
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る
ちょっと笑っちゃうぐらいサイズ違いますね(°д°)ポカーン ちなみに内容物はこんな感じ。
輪行袋本体と収納袋、それとショルダーストラップ、固定用ストラップ3本、あとは簡易マニュアルでした。
そうだ、せっかく3つ揃えたのです。重さを量ってみましょう。
E-10はもう今さらですねw サンワサプライのが意外と善戦してて最軽量😯 一方でSL-100は公称とここまで実測値が違うってなんでやねん?💢──あ。
ストラップ類と輪行袋"袋*3"を避けて本体だけで量ると……なるほど。これが公称値ですね? 10g近く違うんだが、誤差で済ますにはちょっと数値が大きいんじゃないですかね😤 まあ、いっか。
さてこれをGRAIL用にするとなると…
先日の日記を振り返ります。
TIOGAのエンドホルダーはもう諦めて別持ちするにしても、この小さくなった輪行袋袋に輪行袋本体とストラップだけでなく例の3枚組──スプロケ/DBローターカバーも入れなければなりません。うん、かなり無理げ/(^o^)\
ちょっと頑張りました。
折り畳まれ巻かれている袋本体を多少広げ、カバー3兄弟を添えて再度強く巻き直す。巻き直したらあとはとにかく袋袋に突っ込む!力で突っ込む! ……大丈夫、布ってヤツは多少伸縮しますって(・∀・)ニヤリ で、付属のストラップは使わず前回の練習で使ったベルクロゴムテープを2本。ダウンチューブとシートのところ2箇所をこれで巻くだけで固定が充分なのは経験上知ってます。ただし、どうやってもコレとショルダーストラップを一緒に袋に押し込めるのは無理でした(´・ω・`) 諦めて外側に巻きます😁 で、写真の状態になりました。ピンクがちょっと目立ち過ぎですね💦💦 たぶん実際に運用するときはウエストポーチに突っ込んでしまうと思われます。
ちなみに、輪行袋をどこに収納して走るか? 恐らくはダウンチューブ側のボトルケージになる可能性が高いです。夏ならそっちにもボトルを入れるので諦めてウエストポーチの背中に括り付けておくんじゃないかな。荷物のレイアウトはその時どきで工夫してということで、しばらくは毎回試行錯誤することになりそうです。
……さあ、準備は整いました。あとは行先決めて乗る電車決めて、朝早起きするだけ!\(^o^)/ 楽しみですね〜ワクワクしてきますね〜🤗
本日は以上です。