Euviccです。今回は2号車CXR-χ⁺⁺こと、GARNEAU LGS-CX Rのお話。今更……本当に今更な話なんですが、タイトルの通りステムを交換してみました。100mmから90mmへ、つまりリーチを1cm縮めてみたわけですが、果たしてその効果は如何に??
慣れというヤツは恐ろしい
いやホント、この一言に尽きます。
2号車をお迎えしたのは2011年の11月なので、今年2018年10月末現在でほぼ7年。その間ホイールを替えるとかブレーキを替えるとかコンポーネントを総取っ替えするとか、まあまあイジってきたと思います。しかしながらセッティング──ジオメトリに影響を及ぼすようなパーツ変更ってやったことがないんですね。いや寧ろ、必要だとも思っていませんでした。だって完全に自分にフィットしてるって思い込んでました*1し💦 ちなみにこの子のトップチューブ長は540mmで自分としては「ちょっと大きいかな?」て感じではあれど、まあそこは馴れりゃなんとかなるだろ?とお気楽に考えていた次第です😅 実際その後7年間、普通に運用してましたよ? 疲れるとブラケットまで手を伸ばすのが億劫になってすぐ上ハン握っちゃうんだよな〜、とか思いながら←ダメじゃん!!w
さてここで転機が訪れる。勿論、3号車GRAILのお迎えです。
私のサイズは身長176cmでSサイズ*2なので、ジオメトリはこんな感じです。URLのリンクにしたかったけど埋め込みページにできなかったので画像にしました。
(©︎CANYON Bicycles GmbH)
──あれ。トップチューブ長が載ってない(´・ω・`) とはいえ、同社サイトのサイズ試算システムPPS*3に自分の身体のスペックを入力し「身長と比べて脚短すぎ」などとムカつく💢エラーメッセージを出されつつも算定されたサイズですw 実際試乗でXS/S/Mと乗ってみた結果確かにSサイズが自分にフィットしてました*4し、納車後調整しつつ2〜300km走ってみてもブラケットポジションが苦になることはほぼほぼありませんでしたからね。
念のため巻き尺で実測してみるとGRAILのトップチューブ長はほぼ530mmでした。で、ジオメトリ表に記載された通りGRAILのステム長はなんと75mm(!!) CXRの方は先述の通りトップチューブ長540mm、ステム長100mmなので、トップチューブ長+ステム長で比較すると──なんとその差35mm! 全っっ然ちゃうやん……(°д°)ポカーン
さて、こうなると。
いくら機材の差にニブいワタクシでも疑問を持ち始めます。もしかして、CXR-χ⁺⁺のセッティングって自分に合ってないんじゃなかろうか?←気づくの遅すぎw ……あ、今になってようやく思い出したけど、Y'sの店員も言ってたっけ。
サイズが若干大きいかもしれませんが、もしレバーが遠いって感じるならステムを短いのに交換すればいいですよ☝️
ホント……今更だな!(自爆)
よろしい。ならば交換だ
そういえば、身近にステムが余ってる人がいたような気がする→いつものチャリ仲間AKI兄ぃにとりあえず連絡してみたところ……
私「ところでステム余ってませんか?」
AKI兄ぃ「130と90があるよ」
即答\(^o^)/ 90mmを貸してほしいとお願いしたら快諾してもらえたので、早速借りてきちゃいました。……って、これMeridaの純正品じゃないですかw
では早速交換──といきたいところだけどその前に。GRAILばっか乗ってたのでCXR-χ⁺⁺の「今」を思い出し、且つ交換前の感覚を覚えておくために仕事から帰宅後軽くひと乗り。
久しぶりのCXR-χ⁺⁺、まず感じたのは「軽い」でしたw そりゃそうだよな。比較する相手がGRAILだもん💦 あと感じたのは視界が高いこと。そういえば、以前ハンドルバー高を測って比べた時明らかにGRAILの方が低かったもんな。そっちに馴れてたから、久々にコッチに乗ると高く感じるのか。……おや? ということは、結構アップライト気味に乗ってたのかな今まで?
夜の荒川ということもあってそんなに長く乗れなかったけど、大事なことは交換前の腕のリーチ感を覚えておくことだったので小一時間で終了。すぐ交換にかかりたかったんだけどちょっと体調を崩してしまい、先日の金曜10月26日の夜、ようやく交換作業に着手したのでした。
まずはハンドルバーから。固定ボルトと一体になってるTopeakのライドケースマウントRXを外します。そのあと4本の固定ボルトを順にゆるめ、ハンドルが自重で「ズリッ」と傾くようになったら、ハンドルを保持しながら固定パーツを外します。外れたハンドルバーをどうしようか一瞬悩みましたが、シフトおよびブレーキの4本のケーブルで意外としっかりぶら下がってたのでそっとぶら下げておきます(雑) さらにステムキャップ──の代わりについているライドケースマウントをボルトをゆるめて引っこ抜き、ステムのみになったところをまず一枚📸
内側のボルトをゆるめ、外側の固定ボルト2本もゆるめて、ステム取り外し完了! ……あ、せっかくだから重量を比較してみようか。
とりあえず付けてみる。
ありゃ?(°д°) 上が余ったよ? 高さにして……およそ5mmか。まあいい。どうせこの機にハンドルバーの高さを下げることも一応考えないでもなかったし、とりあえずこれで試そう😅
ハンドルバーを付け直し傾きを確認の上ボルト4本しっかり締めて固定。でもって、ライドケースマウントRXも元のように付け直して完了。こうなりました。とりあえずこれでいいんじゃないかな?と道具を片付けCXR-χ⁺⁺ちゃんは一度ラックにお戻りいただく。そこでパシャリ📸
あらやだ🤭 なんか……卑猥ですwww ハンドルバーがなぜかそこだけどピンクに塗ってあって、しかもステム側の部品がちょっとカーブを帯びてしかも白いのが悪い💦 兎にも角にも交換作業は完了したので、感触を翌日以降に試走して確かめることにし、その日は早々に寝ることにしたのでした。
では試走してみましょう
翌日土曜日は結局一日寝込んでしまい、どうにか回復して軽く走れるかな?ってなったのは日曜のことでした。40〜50kmも走れば充分だろってんで、いつもの荒川遡上コースをちょっと短めに、VIAでお茶して引き上げようぐらいのゆる〜いライドにしました。
スピードも出さず(病み上がりで出せず──ってもともと出ない)、文字通りお散歩ライド。往路のBGMはANGRA、復路は季節的な意味もあってHELLOWEEN(・∀・)ニヤリ さてリーチマイナス1cm、高さマイナス5mmの効果ですが……それほど劇的ではなかったです😅 さすが機材の差にニブいワタクシ(苦笑) それでも、疲れて上ハンに持ち替える割合は少なくなったかも? あと、下ハン持った時は腹肉がより邪魔になりましたが……あぁ、そうか。リーチが短くなりハンドル高も下がったから身体がより屈曲するようになって、つまりミートテックが今まで以上に圧迫されるのね(泣 そういえばGRAILも下ハンが腹肉的な意味で結構しんどいんだったw
ライドを終えて。
せっかくだからAKI兄ぃに見せに行こう!と彼のお店に寄ってみる。「ステム交換して試走してきたよ〜」とCXR-χ⁺⁺を見せると
あ。スペーサー……これは危ないよ!?
え(°д°;;) そうなの? スペーサーをちゃんと上まできちんと入れてからステムキャップを締めないと、内側と外側のボルトだけじゃゆるんできてしまうそうな。知らなかった…(恥 その場で合うサイズ、高さ5mmのスペーサーを持ってきてもらって装着! 今度こそ完成です😅
とりあえずしばらくの間、これで運用してみることにしました。若干とはいえ乗りやすくなったわけだし、つまりはロングライドの時もこれで少しは楽になるかな? あと僅かながらも軽量化できたわけですしね♪ あー、そこでお前のミートテックを減らすべきだろとか言わないで💦
オチがついたところで、本日はここまでにします。