Euviccです。
先週の頭に施術したコレ、その後実走/運用テストしてみました。
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……おかしい。コレジャナイ。
自分史上最高の出来じゃねえの!? と信じて疑わなかったこのマウント改造手術なのに、どうしてこうしっくりこないーー有り体に言えば見にくいんだっ!?!?(°д°;;)ガーン
悔しい。どうしてこうなった。どうすればいい。もともと日記にする予定のなかったネタですが、なんとなく勿体無いので書いてみることにしますw
原因を考えよう
当初GRAILのハンドルバー、アウトフロント正面に装着するつもりだったのはGARMINのサイコンでした。CANYONの純正品か、(一度手を出すと沼にハマるって一部界隈で有名な)レックマウントで対応するマウントを探して別途買えばいいって思っていたんです。だって、例のハンドルバーはステム一体型だからどうやったって既存のライドケースマウントじゃ対応できないのわかってましたしね😅
しかしここで、悪い虫が疼きだす。お前は本当にそれでいいのか?とw ダメもとでiPhoneをアウトフロントにマウントできる手段を探し始めたら……あろうことか速攻で見つかったわけです。CANYON純正品で、しかも中身はTopeakなんでライドケースにそのまま対応という"御誂え向き"でwww
でも、実際に買ってみて、装着してみたらイマイチだったというのは前回書いたとおり。改善のためにマウントそのものに手を入れて装着位置を上げてみたんだが、それでもなんかズレてる。具体的には先端が下に傾いてるように見えるのです。ちなみに走ってる途中に何度も止まって確認したけど、水平は保たれている。緩んだりズレたりはしていませんでした。……ん? 待てよ「水平」? それか!!!
原因はこれでした。乗って走ってる時自分の頭はハンドルバーよりもちょっと後ろの高い位置にある。そこからアウトフロントに突き出した画面を要は斜めに見下ろすわけだ。そうかそういうことか。だから前が下がってるように見えるんだ!
さらに、GRAILのステムの高さはトップチューブと同じ。つまり一般的なバイクより地表からの高さが低い。ゆえに同じようなやり方でステムの前にiPhoneを装着しているCXR-χ⁺⁺號より眼から画面までの距離が遠い(!!) 画面までの距離はさすがにどうしようもないけど、錯覚の方はなんとかできそうだよ?
対策できるのか
原因は理解した。ならばどう対策するか? 錯覚を抑えるためにやるべきことは非常に単純だ。
iPhoneの装着に角度をつければいい→少し手前に傾ける
本当、コレだけで済む。しかしながら"言うは易し行うは難し"ですよコレ。CANYONのマウントはハンドルバー(ステム)の下でT10トルクスネジ2本を使って水平に留めています。材質は金属です。たぶん鉄かステンレスか、アルミか。触った感じでは鉄ですね。そんなわけで最初に考えたのは
万力とペンチ(と必要ならバーナーとか?)使って曲げちゃったらどうか?
いきなり力技でした(苦笑) ただすぐ考え直しましたけどね。だって
- 必要な工具/環境がない
- 何度も曲げたり戻したりするとたぶん劣化するので一発勝負(それでも劣化は確実にする)
- 角度決めが難しそう
とまあ立て続けに課題が見えちゃったので💦 しかもこれら、自己解決がちょっとキビシそう(´・ω・`) そうすると
マウントは曲げないけど、斜めに取り付けたい!
ということになり……あっなるほど🤭
私は思いつきを現実のものにすべく、ある日の仕事帰りまた東急ハンズに向かったのでした。
実践!!→実走!!
マウントを固定してるのがT10トルクスネジだってことは先にも述べたが、そのネジ径はつまるところ4mmだったりします。何故わかったか?
www.rec-mounts.com
もちろんネジを外してノギスで測ればいいのだけど、その日お昼に思い立っても帰宅してネジを外して測って…ってできるのは夜になってからなので、ハンズに買い物に行けるのが1日遅くなってしまう。……っていうときに気づいたのが先述のレックマウント。対応するマウント(GARMIN用だけど)があるんだから、当然付属部品には固定用のネジがあるわけで。製品情報を調べてあっさりネジ径がわかったという次第(・∀・)ニヤリ
で、DIYコーナーに上がりネジ/ボルトのコーナーでいろいろと物色する。検討したのはネジ頭の大きさと形です。正直いってトルクスネジはもうやめたかったんですよ。ほぼずっと付けっぱなしならともかく*1現実的にはそうでもないし? 寧ろ、いちいち着脱すんのにトルクスレンチ持ち出さなきゃならないのがウザい。ウザすぎる十万石まんじゅう!(違*2 ということで、こんだけ仕入れました。使い切れず余ることは想定内です。
ポイントは左下、蝶ボルト。コレならアーレンキーは不要(っつうか使えない)。指で回せる←ココが重要! これで……こう!
そうです。またヤりました。マウントを無理矢理斜めに固定したわけです😅 中にスペーサーを咬ますやり方はそれこそ前回でも実績がある。といっても今回のやり方は危険度高めですけどね。見た目通りかなり不安定な感じするし。しかしそこで効いてくるのが先述の蝶ボルトです。手指でかけられる力なんて、某最凶死刑囚の咬ませ犬シコルスキー君*3ならいざ知らず単なるメタボなおっさんの指なんだから知れてますってw ゆえに締め過ぎてハンドルバーを割るみたいな心配はあまり考えなくて良いし、一方でこんな不安定な固定じゃ長い間走ってたら間違いなくゆるむ。しかしゆるみがわかってもその場で締め直すことができるのです! これって相当すごくない?(°∀°)アヒャ これはきっと愛(LOVE)の力だよ!(錯乱) ……え? 蝶ボルトが突き出ててカッコ悪い? ん〜、そこはどーでもいいっす。だって走ってる時自分からは見えないもん。停まってる時だって、わざわざ下から覗きこみでもしない限り全く目立たないでしょ😉✌️
それはともかく、マウントの取り付けをこうすると、iPhoneすなわちライドケースはこのようになります。比較のために前回の結果と並べて貼りますね。
あとは下についてるアクションカム用のアタッチメントを角度調整して、完成です。
……うん、ヤバいこれ。これきっとすごくイイよ!? 絶対イイって! うおぉ、早く確かめたい!確かめるべきだよ。……確かめよ?(((o(^∇^)o)))
確かめてみた(`・ω・´)
とある夜、仕事から帰ってきてひと通りの家事を済ませ、着替えて出発! 真っ暗な荒川CRを爆走してみた次第です。夜中に荒川河川敷の方からヘビメタが聞こえたって人がいたら、その音の正体(犯人)は間違いなく私です。本当にゴメンナサイ😞 でもね。でもね?
だったんですよ。驚異の視認性向上。もちろんモバイルバッテリーとケーブルを繋ぎっぱにして給電しながらの運用も全く支障なし。舗装路しか通らなかったけど敢えて頻繁に段差を通って固定の強度も一応試す。しかし、マウントはしっかりと固定されゆるみ全く無し!🎊 ……これだ。これこそが真の完成形だったんだよ!🏁
なんていうかその、頂に辿り着いた気がしますw なんの頂って、もちろんTopeakライドケースユーザとしてのです(真顔) Topeakはそろそろ本気で、ワタクシを新商品ベータテスター/モニターにした方がいいと思いますよ?(本気) 特に最近は航空輪行を視野に入れた自転車旅行がしたいんで、"PakGO X"あたりが結構気になってるんですよ。あれ、カッコいいよね〜?(・∀・)ニヤニヤ
Topeakさん、オファー待ってますよ!? よろしくね!?
本日は以上です。
あ〜、早くグラベルでテストしてえなあ……