euvicc's sphere cycloalkanique

自転車とMETALとその他雑多な物欲記録。そして大病から生還し生き残り続ける奇跡の徒然など。

何故か四十手前にして自転車趣味に目覚めてしまったある男の記録...のようなもの。

ライドの記録、買い物記録、超私的レビューみたいな駄文を書き連ねます。

2021/10、急性大動脈解離(Stanford-A型)から奇跡の生還。

以降は予後のこととかも書いたりすると思います。

そして、あしか(メタボ)は遂に大洋(トネガワ)を渡り、佐野(オカ)へと上る

あからさまにHELLSINGのパクりみたいになってますがw
その通り、日曜日ちょっと頑張って(自分らのレベルでは)第n次?あしか作戦的なライドを決行してきたため、現在両膝がポンコツになってるEuviccです。
もう厄年は抜けたので佐野に行くべき理由も無いっちゃ無いんですが、ここ最近ロングライド沼(?)にズブズブと埋まり込んだうちのチームのMASA兄さんが

佐野(クリーク)!佐野(クリーク)!佐野(クリーク)!

と滾ってる\(^o^)シュタッ(←こんな感じw)もんで、よろしい。ならば佐野(クリーク)だ*1。ってことで前週走れてなかったのにいきなり佐野往還……往復160kmコースにチャレンジした次第。今回は従来のエコダライダーロング班企画に乗っかるのではなく、自分らでルートを決めてみます。果たしてどうなったでしょうか。

まずはルートを曳いてみる

前回と同様"Ride with GPS"を使いました。今回留意したのは

  • 俺たちの巡航速度は遅いエコダロング班の平均所要時間と同じように考えてはいけない
  • なるべく車の少ない、走りやすい道を選ぶ

この2点。往路最短距離なら間違いなく国道17号を上っていくのが確実なんだが、なんてったって街道です。やはりここは避けたい。となるとやはり荒川CRを最大限活用することになる。ちょっと遠回りかな?とも思ったが意外にもそんなことはなく、吉見の手前で荒川を離れ北上してしまえば、まあまあ最短に近いルートがとれると判明。
こうなりました。

……どうです? けっこう悪くないルートだと思いません?😉

問題はこのルートを巡航速度どれぐらいで走れるか、なんですよね(汗 体力も脚力もない我々ですw 平均30km/hなんて速度を維持しようものなら恐らく1〜2時間でバテる(´・ω・`) とりあえず休憩の時間はなるべく少なくすることと、あとは巡航速度はなるべく上げる(努力目標)として、その分出発時刻を早めることにしました。

明日はいつもの時間に5時半集合、6時までには出発ってことで!

MASA兄ィとの調整が完了したワタクシは、前日21時半には早々にオフトゥンに入ったのでした。

状況を開始せよ(実走!!)

翌朝4:30過ぎ。
早く寝ただけあってまあまあスッキリ快適な目覚めだった俺はウェアを着ようとして迷った。ちなみにこの日の天気は
weather.yahoo.co.jp
都内で

  • 最低気温6℃
  • 最高気温約21℃

その差……なんと15度!!😨 コレ、ちょっとエグいですよ? しかもこれはあくまで都内の話。ルート通りに行けば我々は秘境ネリマーから早々にサイタ魔界、そして魔界の奥地グンマーへと進み、最終的には英国倫敦ーーではなく栃木県佐野市!「グンタマチバラキ」の中にすら入れてもらえない彼の地まで進むわけですヨ!?
しかも最初は朝6時過ぎの荒川河川敷。間違いなく2〜3度は低い。となると普通考えられる装備は気温5℃未満でも対応できるロングビブ+ネオプレンのウインタージャケットという組み合わせが順当。しかしその一方で日中の気温は20℃オーバー……そんなもん着てたら熱が籠もって死にます😅 しばし迷った結果、アンダーの上は半袖ジャージ、その上に長袖のフードつき薄手ジャケットを羽織ることにしました。下はショートビブにレッグウォーマー。グローブはいつものフルフィンガー、シューズカバーはなし。春秋の気温差大きい時季って、この服装のチョイスが一番困ります。重ね着でコントロールすれば良いって普通なら考えるけど、サイクリングの場合脱いだウェアが荷物になるじゃないですか(´・ω・`) なんていうかもう、四次元ポケットが欲しくなりますね本当に。
5時ちょい過ぎに自宅を出発し、ほぼジャスト5時半に待ち合わせ場所にてMASA兄さんと合流。顔を合わせた瞬間二人で口を揃えて出た言葉は

寒いよ!?

そりゃそうだわな(苦笑) ボトルの中身やらあったかいコーヒーやらを補給のうえ、6時手前頃遂に作戦が発動したわけであります。


こちらが実走のログ。往路はまあまあ悪くないペースです。ただし……クッソ寒かったけどね、特に足のつま先が!(泣 シューズカバー履かなかったのは明らかに失敗でした(´・ω・`) 本当にキツかったですよ。河川敷の冷気+走行による風当たりですからね。ナメちゃいけなかった。桜堤公園から荒川CR右岸を抜けてそのまま荒川を離脱するまで、ひたすら足指がシビレてましたね。ヤバかったわ……
荒川を抜けるとだいぶ日が高くなってきたこともあって身体の冷えは幾分かマシになる。鴻巣駅付近からひたすら北上し、途中古代蓮の里で小休止したのが10時手前だったかな。そこからは順調に進んで、利根川を越えて群馬、渡良瀬川を越えて栃木! 10時半過ぎには佐野に到達。いつものお店"Ra"に到着したのでした。

そこから佐野厄除け大師を軽く回り、対面の物産展で少し土産を買ってサコッシュに突っ込み、そのあとこれまたいつもの飯島商店を回って

いもフラ〜イ(((o(^∇^)o))) 佐野来たらやはりコレは食わねば(・∀・)ニヤリ 満足した我々おじさん2人は再び愛車にまたがり帰路に就いたのでした。

駄目だドク 走れん(当たらん)

うん、なんていうか俺が使うのにピッタリの剽窃ですね(苦笑) 帰り道は利根川を渡るまでは来た道通りに、そこからはちょいと遡上して利根大堰のところから武蔵水路の脇道を通っていきます。

もちろん、かつてエコダの面々に教えてもらった道なんだけど路面の良さの割に交通量が非常に少なくてすっごく楽なわけですよこのルート。で、水路沿いに進めば勝手に鴻巣あたりで荒川に合流してくれる、自転車乗りにとってはとてもありがたい道なのであります。ここまででおよそ110km。水路の終点、糠田の排水機場まで約15kmを快調に走り切り、無事荒川CRに復帰です。

が、その後。
だいたい130kmちょいぐらいまで走ったあたりで、だんだんおかしくなってきました。ペダルが回らない(°д°) いやもっと正確に言おう。ペダルは快調だが脚が回らない!(°д°;;) 少しクラクラしてきたし注意力も薄れてきてる。……あ、ヤバいこれ、ハンガーノックじゃね?💦
どうも、佐野ラーメンと芋フライだけでは足らなかったようです😅 いやいや、俺のオナカには巨大なリザーバータンクがあるというのに、何故そこからもっていかないんだ我が身体よ?(´ω`) まあ、嘆いていても始まらないどころかこのままじゃ危険なんで、どうにか7〜8km我慢して走り、榎本牧場に駆け込んだわけです。そして定番のコレw

うん、糖分は重要✌️

これでどうにか再開でき、秋ヶ瀬公園まで戻ってこれたのは16:30ぐらい。そこまでで約155kmに達しておりました。そこからはもう純粋に気力体力脚力全て売り切れたワタクシ、20km/hすら出せずヘロヘロゆるゆるとどうにか帰ったのでした。

今回の反省

とりあえずとってつけたようなまとめ

  • ルートは悪くなかった
  • 補給はもうちょっと早いタイミングでやるべき
  • シューズカバーはまだこの時期必要

こんなとこですかね。梅丹ジェル何個も持ってたんだから、ケチケチせず120kmあたりで1本キメとくべきだった💧 それと、シューズカバーは暑くなったら脱ぎゃいいんだからまだこの時期の朝は履いてった方がいい。少なくとも気温10度未満なら。まあそれより全般的に、春秋向けのウェアをとっとと揃えることが急務な気がする😥

さて次の週末は打首さんのライブなので走りには行けないわけだが、2週間ペダル回さないと次に乗ったとき絶対ヒザが壊れるんだよな(´・ω・`) ひさびさにローラー乗っとこうか。もう数ヶ月Zwift放置してるしね(←めっちゃお金のムダ💦💦)

*1:少佐の演説のアレです