euvicc's sphere cycloalkanique

自転車とMETALとその他雑多な物欲記録。そして大病から生還し生き残り続ける奇跡の徒然など。

何故か四十手前にして自転車趣味に目覚めてしまったある男の記録...のようなもの。

ライドの記録、買い物記録、超私的レビューみたいな駄文を書き連ねます。

2021/10、急性大動脈解離(Stanford-A型)から奇跡の生還。

以降は予後のこととかも書いたりすると思います。

【ライド】いよいよ残り1ヶ月となったRC4に向けて

Euviccです。



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Myrathのライブが潰れ、失意のワタクシはこの悔しさをぶつける場所は同日開催のこれだろ!とRC4にエントリー。そしてそこ(丶丶)に向けてのトレーニングとしてTRAINERROADに手を出しておよそ2週間。かねてより同じくエントリーしていたT氏と「練習しに行こうぜ」と言っていたライドをようやく決行しました。



事前にルートがわからないRCでどうやって試走する?

問題はコレで。当日配布されるコマ図はゴールインとともに回収されます。タイトルの通りで、事前のコース試走はできない仕組みになっております😰



ですが実際のところルートがわからない(コマ図を見て自分でルートを見つけて走る)というのはそこまで大きな課題ではありませんでした。 一緒に走っている人が増えればそのへんはまあまあなんとかなってしまうものですw そんなことより、あのイベントの何がキツいってアップダウンの多さですよ。しかも千葉国特有の短いけれど鋭いパンチの利いた坂。シングルトラックもダート/グラベルも効きますが、何よりこの登坂の連続こそがDBな私にとっての最大の難関なわけです💧



まあ、だからこそ、去年はRC3が終わった直後からまじめにローラー練習に取り組みはじめ、心拍によるペース走からやがてパワーメーターをIYHしZwiftのトレーニングメニュー、そしてTRAINERROADへとエスカレートしていった次第です。実走でも前のように頑なに坂を避けることはしなくなりましたし、山伏峠くんだりで登坂のタイムに一喜一憂するようにもなりました。あり得ない進歩ですよねっ(自画自賛)😏



話が少し脱線しました😅 そんなわけなので、ルート云々よりもあの(丶丶)キッツい坂に馴れる──あの激坂をGRAILさんで登れるようにすることを今回のライドの目的にしました。試走ではなく練習走。視点の切り替え。今度のルートがわからなくても過去すなわち前回のRC3で走ったルートはわかる。だってサイコンにログが残ってますからね😉 そもそも、あのイベントは基本富津市からスタートしてあっちこっち行きながら太平洋岸まで出て、またあっちこっち走って富津市に戻ってくるというコンセプトです。まるっきり地域が変わってしまうような大きな変更はあり得ないと考えてよいでしょう。回が変わってもどこかは前年と同じルートを通るはず。そう考えれば、この付近の坂に登り馴れておく≒プロファイルを身体で知っておくのは、決して損にはならないはずです。……そういえば、以前もそんなことを言って千葉を走りましたっけね?




ではいざ練習走へ!

序盤のダートヒルクライム

土曜日、朝6時前にT氏が車で迎えに来てくれたのでGRAILさんを積み込みいざ出発。ホンダのフリードはハンドルバーを切る(切断じゃなくて曲がる方の、ね💦)必要こそあるもののロードバイクをバラさずそのまま積むことができるので便利です。首都高C2/湾岸線アクアライン〜館山道で1時間半ちょい、あっという間に千葉国に到着しました。今回も、昨年のRC3参戦時と同様、上総湊海浜公園の駐車場に停めておきます。ウェアに着替え、GARMINiPhoneのCyclemeterアプリに事前に食わせておいたルートをロードして準備完了……作戦開始です!



RC3は早朝5時スタート。夜明けまではバイクのライトだけでなくヘッドライトまで点けて路面とコマ図を交互にチェックせねばならない有様でしたし、その後明るくなってからも寒さと雨の中コマ図を必死こいて見ていなければならずまったく余裕無しでしたが、今回はすでに明るくなってからのスタートですし、なにより超いい天気! 周りの景色を楽しむ余裕があります。沿岸の市街地から急速に里山〜山へ切り替わっていく様がわかります。ヤバいこれw ルートがわかっててもしっかりアドベンチャーライドだわ(((o(^∇^)o))) もちろん、アクションカムも安定稼働です。



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地味ぃ〜に登り続けるのでじわじわと脚力は削られていきますが、それでも清々しい里山ライドそのものです。ローディはおろか車もほとんど来ませんし、めっちゃ爽快──真冬なので少々殺風景なのが残念ですけどね。



ダート区域に突入するまでは結構距離があって。10km以上は走ったでしょうか。いよいよ路面がこんな感じになってきます。



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もちろん勾配もそれまでとはうって変わってクンッ(丶丶丶)と上がります。しかし、路面がドライなのって全然!! 7%〜8%になって脚が悲鳴をあげ始めますがまだまだ全然いけます。トレーニング効果、出ているなッ!?( • ̀ω•́ )✧ドヤッ



相棒たるT氏は早々に先に行って見えなくなってしまいました。然もありなん、彼は彼で今回新装備での試走という目的を持っていて。前回参戦時の経験を踏まえブルーノ君から敢えてフロントだけディスクブレーキ装備のドッペルギャンガー君*1に乗り換え、RC向けにあちこちカスタマイズしてきていました。今日はルートがわかっているのだから、離れてしまっても合流は容易いし、各々の走れる/走りたいペースで進んで全然OKってことですね😉



坂はどんどんキツくなっていきます。気がつけばGARMINも画面表示が例のClimbProに変わってました。画面をキャプチャする余裕なんてもちろんないのでありませんが、けっこうなギザギザ(丶丶丶丶)です😨 しかも距離長い💧 ギアはとっくにインナーロー、減らず口をたたく余裕も消え失せ、ハンドルバーを直進で保持できずクネクネし始めます。12%〜13%、ところによっちゃ15%超えてたでしょここ。ちょっと気を抜くとフロントが容易に浮きます💦 そして周りはというと



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こうです。ガードレールなんて申し訳程度にしか設置されてません。ハンドル操作を誤れば崖を真っ逆さま💀DEATHよ((((;゚Д゚))))))) アクションカムはバイクに取り付けているので向きは路面に平行、ゆえにちょっとやそっとの勾配は寧ろ平坦に錯覚してしまうものですが、それでもわかる道の傾きっぷりが、坂の凶悪さをよく表しています(泣) 足つき/歩きなしで登りきろうとかなり頑張りましたがついに断念、足をついちゃいました(後で記録を見るとこの日の最高心拍でした)。再びバイクに跨ってもペダルを回すことができず、少し勾配が緩くなるまでのたぶん数十mですが歩かざるを得ませんでしたorz くそ……悔しい😢



登りきったあたりでT氏が待っててくれました。



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私もしばし休憩し再スタート。この日、気温が上がるのはわかっていたのでウェアの上はこの時期向けのウインタージャケットではなく秋冬向けのロングスリーブジャージでしたが、それでも暑い🥵 しかし失敗したのはグローブの選択です。先日新調したロングフィンガーグローブでは暑くてしょうがない💦💦 オープンフィンガーのコレも持ってくるべきでした。





この時季、日によってそして時間帯によって乱高下する気温への対応は大変ですね。トランポ🚙なのでウェアは事前に何着か持っていってスタート前に選べばいいですが、走る時の荷物として持っていく場合気をつけないと嵩張りや重量で結構な負担になりますもんね。ちなみにこの日は諦めて登りの時だけグローブを外しました。手汗で滑る不安より、両手からの放熱が妨げられる方がデメリット大きいと感じたからです。



さて、ようやく舗装された県道に出ました。まだ走行距離はたかだか20km足らずですが既に坂とダートはご馳走様感がw ……いやいや、まだ序盤じゃないですか。ここで負けてどーする。この先まだキツい登りは何本も出るし、こんなところでヘコタレてる場合ではないのです(`・ω・´)キリッ 気を取り直して、その先のルートへとペダルを回し始めたのでした。いやぁ、舗装路ってホント楽だわ〜🤪


"例の"シングルトラックへ

数km走ると、ルートはくいっとヘアピンカーブして県道からはずれます。お気楽タイムは終わり、再び始まる登り坂。GARMINもしれっとClimbPro表示に変わっておりますw 舗装路な分まだ楽だけど、たった2〜3kmで150mぐらい登らされるベリー千葉フル(造語)な坂のご登場です。やれやれだ。



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ゼェハァしながらもどうにか登り、予想はしてたけどほぼ同じ高度を下りますw うん、この感覚既視感(デジャヴ)だわ(苦笑) で、下りきって国道とぶつかったあたりで走行距離約31km。これでまだ予定ルートの半分も走ってないんだものなあ(白目) 時計を見るとだいたい11:30あたり。そういえば強烈に腹が減っています。あとボトルの水もとうに空っぽになってました。ちょっとだけルートを逸れて、見つけたセブンイレブンで昼食を摂ることにしました。補給は重要です。



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この日、アクアラインを渡った時点でなんとなく感じてはいましたがともかく風が強い! コンビニに向かう際の進行方向は真西で、その風の影響をモロに受けました。うう……平坦な道まで峠に変えないでおくれよ😭 距離にして3.5km程度ですが、消耗し腹ペコの身にとってはちょっとしんどかったですね😅 コンビニに着いてバイクを停める時も神経使います。写真の通り、風の影響で倒れない向きにしてワイヤーロックでガチガチです。



おにぎり2つとサンドイッチ、さらにセブンイレブン商品の密かなお気に入り"揚げ鶏"を2つも食って、お供のドリンクは千葉名物マックスコーヒーという超ハイカロリーな食事を済ませたワタクシ。一方のT氏はカップヌードル食ってました。……その手もあったな🤔 ボトルの水も満タンにし元気を取り戻した我々二人は元のルートに復帰し、次のポイントを目指します。この先もう一本鋭い登り坂を経て、例のアレに入ります。昨年地獄をみた"シングルトラック"でございます💦



またぞろ100m以上登り、とある施設*2の入口に到達。嗚呼……遂に来てしまったけもの道に。意を決していざ──突入!!!



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無 理 w w w



ちょっと担いで越えるのも厳しい感じの倒木にしっかり塞がれてました。いや、頑張れば行けないこともない? しかし序盤でこれです。確かこの先はさらに進んでも崖登りあり岩肌の尾根歩きありの地獄だったはず。今回は坂を登る練習走なわけで、ここでリスクを冒してもあまり得るものが無さそう。一応迂回路を探したりもしましたがそっちも人が分け入れるレベルではない茂みになっていて断念。仕方なく来た道を引き返すことにしました。正直、二人だけで挑むのはちょっとハイリスク過ぎましたよね😅 残念半分安心半分といった心持ちです。



Cyclemeterのマップ表示を見る限り、ルートに復帰するためにはさっきの国道まで戻るしかなさそう。しかしその国道を東に、つまりコンビニとは逆方向に進めば間違いなく合流は可能です。まだ時間もあるし、我々は登ってきた坂をあっという間に下り、国道を一路東へと進んだのでした。


クライマックスは神社の登りと……

国道を東進してせいぜい3〜4km、コースアウトの警告をひっきりなしに出していたGARMINがようやく黙ってくれました。ルートに復帰できたようです。道はなだらかではあるけど登り基調です。脚がゴリゴリと削られていく……😣



距離にしておよそ50km、いよいよ神社への坂の入口に来ました。後でStravaの記録を調べてみるとここはちゃんとセグメントに入っていて「訶具都智(かぐつち)神社KOM」と名付けられています。千葉のサイクリストにはよく知られたヒルクライムコースなわけですね😎 前回はどうだったかなァ?🤔 確か後半のキッツいパートで心が折れて歩いてしまった気がするのだけど。そういう意味では今回歩かないことが目標です。できれば足つきなしでいきたい登りきりたいですが、もう脚は売り切れ間近で正直自信ありません。では……スタート!



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頂上まではセグメントに曰く1.5kmしかありません。が、例の如くパンチの利いた勾配が襲いかかってきます。途中大きな鳥居⛩をくぐります(写真4枚目ですね)が、そこから坂の凶悪度(丶丶丶)が増します。セグメントの平均勾配は10.4%……そもそも平均で10%超えな時点でだいぶイカれてるんですが、イカれっぷりはこの鳥居の先で、後で調べてみたところによると16%超えが頂上まで続いているのです。私に言わせりゃ12〜3%以上はもはや違いがわかりません🤤 ギアは最初からインナーローの"METABO GEAR⚙"でそれ以上軽くもできないし、ただただ黙々とと……いや時々悲鳴をあげるor呪詛をつぶやきながらペダルを回すのみ。頭の中は「このカーブ曲がったら坂終わる? まだかよチクショウいつ終わんだよ(°д°#)ゴルァ!!」ぐらいしかありません(苦笑)



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終わんねぇ〜😭 全然終わんねぇ〜💦💦



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ハンドルは例のごとくブレブレになってますんで、アクションカムの画像も酷いものです(苦笑) ですが、最後の写真……遠くにT氏が見えます。来た! 遂に頂上に来たぞ!😂



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この際なので開き直ってガッツポーズ的に腕を振り上げちゃいましたwww お腹のあたりは見てはいけません(真顔) つごう足を3回ついちゃったけど、それでも歩かずに登りきったぞ!( • ̀ω•́ )✧ドヤァ



時刻はほぼちょうど14時。とりあえずこれで、RC3の時登った坂は全部登ったことになります。ルート的にはこのまま進んで坂を下り、途中で道を逸れてグラベルに入り(ここも去年マジで怖かったんですよ💦)、そこを抜けてちょっと走ってCP1に到達→リタイヤ宣言という流れでした。あともうちょいです。



が……しかし。



この先に進むことはできませんでした。数十mもしないうちに出現した🚧通行止🚧の看板とフェンス。この日の強風によってか倒れてしまっていて、かなり近づくまでわかりませんでした。マジかー。なんてこった。



迷わず引き返すことにしました。今回の練習走の目的はほぼ達成しています。既にいい時間ですし、地図を確認すると現在地はスタート地点から一番遠いあたりです。暗くなる前には車に戻って撤収したいし、ここで無理しちゃいけません。それに、もう脚が限界ですよ😅 帰りましょ? ね??


野郎共! 引き上げだ!!

来た道をそのまま戻って県道に出たところで、再び地図を見て迂回路を確認。遠回りにはなるけどこのまま南下し突き当たりを右折すれば、CP1でリタイヤした後竹岡清藍荘まで戻るときに使ったルートに、最終的には復帰できることが判明。よし、帰ろう帰ろう!



しかし、ここからの帰りも実のところ全然楽ではありませんでした。もうたいした坂なんて無いよね〜と思っていたら大間違い、それまでの標高差より遥かに緩いですが峠を一本登らされましたorz ただこの日はさっき書いた通りかなりの強風です。向きは南西……つまり南下しても見事に向かい風なんですねこれが💧 登り坂でキツいのか向かい風がキツいのかもはやわからない🤪 いや、たぶん両方だったんだと思いますがw まあそれでもどうにか峠越えを果たし、東西に走る別の県道にぶつかりました。千葉県道34号鴨川保田線、いわゆる長狭街道です。



ここからは道なりに海まで西進します。ええ、また向かい風です😭 その中をひたすら海に向かって走る。いや無理。も〜無理だって( ´△`) RCの時も休憩──というよりは緊急避難──に使わせてもらった「道の駅保田小学校」まではおよそ12kmでしたが、さっきまでとは別種のキツさが。もうちょっとした登りですらフロントをインナーに落とさないと脚が回らない😨 てゆうか、後でログを見たらげんなり(丶丶丶丶)しました。さっき通った峠と同じぐらい登らされています(白目)



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かなり涙目*3でようやく道の駅に到着。今回は濡れても汚れてもいないので怒られることはありません(苦笑) まあしかしこの時点で時刻は既に15:30を回っています。日が長くなってきているとはいえ、まだここからスタート地点まで15kmはあったはずです。強風のせいで気温も下がりつつあるし、ここで長居は禁物でしょう。トイレを済ませてひと息つくとすぐに出立します。ここから海まではせいぜい1kmですからね、そこからは海岸線=国道127号線"内房なぎさライン"をひたすら北上するのみ……つまり追い風だ!\(^o^)/



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ナマ言ってすみませんでした>海風様



海まで出て愕然としました。強風どころの話じゃない。こりゃ暴風だよ?😱 たしか、WindFieldアプリの表示ではAccuWeatherソースで22m/sだったはず。恐らくところどころでもっと強かったでしょう。この風の中、あの細い国道を走るのは超怖いです。国道は海岸線に沿ってくねくねしていますので常に真北に進むとは限りませんし、あの辺りの地形の関係で風はあちこちに反射し、あるいは渦を巻くので全く一定しません。追い風のメリットなんかより横風のリスクの方がはるかにデカい。いやデカ過ぎる💦💦💦



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一度なんて、止まってるところからペダルを一切回さず20km/h以上まで勝手に加速されたりもしましたが、ガードレールに身体ごと押しつけられて動けなくなったり、ぐらっと車道の中央へバイクを振られたり、もう恐怖そのものです。トンネルに入ったら不安定な風で妙なブーストがかかるし、左側の建物が消えた瞬間遮られてた風が復活して危うくコケそうになるし……((((;゚Д゚)))))))



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保田駅から浜金谷、竹岡駅までの間は本当に激ヤバでした。竹岡を過ぎた頃からちょっぴり風の猛威がおさまってきて、残りは3〜4km。しかし最後まで気は抜けません。脚も心肺も使わなかったけど神経はゴリゴリに削られまくって、17時15分前ようやく上総湊の駐車場に到着! なんとか明るいうちに車まで戻ることができたのでした(ホッ


走り終わったら温泉はセットだよね(((o(^∇^)o)))

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バイクを収納し着替えてちょっと落ち着いた瞬間の写真ですw もう既に身体のあちこちが軋む。ポンコツなことに定評のあるヒザも痛みはじめていますが、太腿も腰も痛い😫 あと腹筋もなんか内側でつっぱる(丶丶丶丶)感じがする😓 この日GARMINが算出したTSSは301.5。4日間休息しろって言われましたw



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走行距離は85km足らずですが獲得標高は1,903m(!!) いや〜登りましたね〜(°∀°)アヒャ でもこれでもまだCP1までなんだよなァ。今の自分で走りきれることは1000%ないから考えるだけ無駄ではありますが、フルで走り切ったら獲得標高はいったい何メートルに達するんだろう?🤔



それはともかく、落ち着いてみると二人とも強烈に腹が減ったことを自覚しました。そりゃあそうだろw もちろん一都三県は緊急事態宣言下ですので遅くなるとお店が閉まっちゃう😣 ここは今のうちになんかしっかり食っておかないと……いや、待てよ? どうせなら温泉に入りたくないか



127号を北上するその道すがら「日帰り温泉」という看板が立っていたことを、私は忘れていませんでした。思い返せばRCの時だって集合/受付の竹岡清藍荘で最後ひとっ風呂浴びさせてもらったのでした。今回もやはり、疲れた身体を癒すにはまず風呂。風呂に限ります!



車を出発させた我々が向かったのはコチラでした。





宿泊もできるんですけどね。入湯料は休日だと880円。リーズナブル! 駐車場も広いし、ほかに飯を食うところもある。良いではないですか。汗と垢と泥と埃を洗い落として湯槽にザブン! 鉱泉を沸かし直しているようで湯温はちょっとぬるめかな? とは思いましたが、とにかく広い湯槽で身体を存分に伸ばしアゴ下まで全身浸かってあったまれる!スバラシイ!🤗



展望露天風呂もあります。これがまたなかなか良い。この日は暴風で寒くてほとんどお湯から出られませんでしたけどネ😅 天候に恵まれて時間帯さえ選べば、駿河湾に沈む夕陽をとっくりと拝むことができます。お風呂なのでカメラやスマホを持ち込むことは当然禁止ってことで残念ながら写真は撮れませんが(´ω`)



しっかりあったまったら次は飯! 併設の休憩処でそのまま食べちゃいます♪




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この辺はメカブみたいなネバトロの海藻「カジメ」が有名だそうで、それのご飯とラーメンのセットに、さらにクジラの天ぷらをアペンドしました。食ったそばからあっという間に分解消化され身体に吸収されていくかのごとし、です。



あったまってお腹も膨れ、満足した我々二人は再び車に乗り館山道〜アクアライン〜C2と来た道をそのまま引き返して以後はまっすぐ家路についたのでした。カーシェアの借り出しと往復の運転、全部お任せになってしまい本当ありがとうございました。費用の精算がてら、お礼は近日中にね😉>T氏


メンテナンスは必須です

翌日、日曜日。走った次の日が休みというのは本当に楽で良いです👍 しかし、だからといってぐうたら寝ているわけにはいきません。


まずは洗車でしょ!

前日のライドで、コンディションはドライだったとはいえGRAILさんはそれなりに汚れています。それに何より、最後の最後で暴風の中海沿いを走りましたからね。走ってる最中頬に水滴を感じることすらあったので、潮風のみならず若干海水もかぶってるかもしれない。自分の身体なんかより愛車のメンテナンスの方が急務ですよ(真顔)



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久しぶりにワークスタンドを取り出し、備品もホイールもチェーンも外して水洗い。台所洗剤をたっぷりの水で泡立て使い古しのスポンジ🧽で隅々まで。チェーンはこれまた再利用のフリーザーバッグに突っ込んでパーツクリーナーの泡を大量にぶっかけシャカシャカ。ホイールもリムとスポークをしっかり水拭きして、スプロケは例のクリーナークロスをこより(丶丶丶)にしたヤツで1枚1枚ぐりぐりと洗浄していきます。



洗浄を終わり各パーツを戻して、チェーンをつけてルブを差し、メンテ完了。……ふむ、そろそろブレーキのパッドは交換しといた方がいいかもな?🤔 最近またぞろブレーキを握ったときの"ゴロゴロ"感が出はじめたし、ていうかパッド交換したの前回いつだっけ? 過去の日記を掘り起こしてみるとなんと2019年の9月です。うん、およそ1年半経ってんじゃん💧 RC前に交換しとこ。





もちろんメタルのフィン付きをポチ。今回はパッドだけでいいかな? オイル交換は夏ぐらいにまたVIKINGさんに頼むか。


これはマズイ💦

ここでもうひとつ問題に気付きました。



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むむっ!?🤨 トレッドが削れている マジかー、G-ONE BITEもう寿命? RCに向けてタイヤを新調するのは考えないでもなかったが、欲しいタイヤは納期的に間に合わないし1本でそれなりによいお値段なので手を出しあぐねていたんですよね。しかしこうなっちゃうと悠長なことは言ってられない💦 第2候補にしていたこれを慌ててポチりました。





こういう時こそ、prime翌日無料配達♪





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早速換装。コンチって他のメーカーよりタイヤ嵌め易い気がします。速攻で終わりました。




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カレー将軍鼻田香作が研究室に籠もって6年の歳月をかけて産み出したブラックカレーチリコンパウンド!(°∀°)アヒャ センターのノブは小さめで詰まり気味にして転がり抵抗を下げ、サイドのノブはしっかり。グラベルロード用タイヤの王道って感じですね。ちなみに、リアの方は今回既に交換してありました。中津川林道のときに履いたWTBのnano。駆動輪なのでより転がり抵抗を軽減したいってことで1年以上ぶりに復帰です。実のところ走ってみてたいして違いがわからなかったりしたのですが(苦笑) 前後をトレッドの異なる別メーカーにするの、ちょっとくろうと(丶丶丶丶)っぽくて好きですw←見た目重視 次の週末にでも試走に行ってみようと思います。


これはマズいPart.2

砂利や土、泥の上を歩くので、グラベルライドに行くとシューズやシューズカバーも汚れます。カバーはバケツに突っ込んで水洗い、お高いLakeシューズさんは絞ったウェスで表面を拭き裏は水をかけてブラシで泥をこそげ落とすのですが、そうやって靴の裏をみて「うわっ😨」てなりました。




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左側、スパイクが1本取れてる😱 それに残った方もかなり削れてます。こりゃあちょっとマズいでしょ。でもまだ買って1年経ってないんだけどこの状態って正直どうなのよ😠 お迎えしたのはRC3の後だし、そんなに過酷なグラベルライドをやった記憶ないんだけどなぁ?🧐



そんなことを言ってても埒があかないので、仕方なくキルシュベルクのサイトで交換用スパイクをポチりました。





いいお値段するんだよな……😓 まあ仕方ない。週末までに納品してくれるとありがたいですね。次にGRAILさんでお出かけする前にはシューズを補修しておきたいものです。


おわりに

とまあこんな具合で、RCの練習走は無事に終了しました。ルートは今回も一応非公開ってことにしておきます。せいぜいこれぐらいなら大丈夫かな?



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ところで、この練習走を終えた翌々日あたりに、RCの主催DoAさんがblogを更新していました。





記事を読んだら、それまで

あれから1年…ちったあ鍛えてきたし、去年とは違うぜ!今年はもっと先まで行くッ!行けるはずッッッ!💪🏾


とか楽観的に考えていましたがそんな気分が一瞬で雲散霧消しました😭 去年よりさらに過酷そうに思えるのは気のせい?? なんか今年も……CP1リタイヤなんじゃないかって思えてきました。いや、寧ろCP1到達すら難しいかもしれない。なんてことだ、もはや不安しかないぞ???((((;゚Д゚)))))))



RC4当日、どんなルートが我々を待ち構えているのか? 超怖いけど、超楽しみでもある。当日が好天*4で程よい気温であることを祈るばかり。あとはそれまで、ワークアウト頑張って走力をできる限り底上げするのみです。




さて、今日のところはこのへんにしておきます。ではまた!👋

*1:彼曰くドッペル君の方を先に買ってて、家族用の街乗り車になっていたらしい

*2:具体的な場所/名前は大人の事情で伏せさせてもらいますね

*3:比喩的な話ではなく向かい風でリアルに涙目だったわけですがw

*4:悪天候なら迷わずDNS、と今回決めて参戦しましたので…