Euviccです。
どうにか2日目の模様を書き終わったところで前回は精魂使い果たしましたw ところが行程はあと1日残っているのですよね。もうそろそろ書くモチベーションてヤツがヤバくなってきたぞ?😅
まああと少しだけ、おつきあい下さい。
帰る日になりました
3日目は完全にノープランだった
何度も言うようですが、今回の「ぼうけんのたび」の目標は京都鉄道博物館に行くことです。ついでに京都大阪観光もほどほどに楽しめればいいかなって感じ。つまりモンハン*1でいえばクエストのメインターゲットは完全に達成しサブターゲットも全部こなしてあとは最後の1つを納品ボックスに突っ込めばスパーンと帰りの馬車に乗れる状態。
しかしモンハンではなく現実ですし、帰りの馬車ならぬ新幹線が出るのは午後半ばの15:06。この日起きたのは8:00前なのでまだたっぷり7時間も余裕があるわけです。モンハンだったら滅多に来れない新マップでまだ10分以上タイマーの針を残してるんで「せっかくだからフィールドもうひと回りしてくるわ(`・ω・´)キリッ」な心境。
ということで、同行者と相談した結果以下の案が出てきました。
……どれも今ひとつピン!とこない(´・ω・`) 前方後円墳は観てみたい感あったけど、たぶん行って入って?みたらデカ過ぎてなんだかわからないでしょ。同行者も「単なる丘だよ」て言ってたしw それに中百舌鳥まで行って古墳行くってまあまあ歩きそう。ここ2日間でイヤっていうほど歩いたし、今日は少し身体を、ていうか足腰を休めたい感ある😅
とその時何か閃いた同行者が「ここ行きたい」とスマホの画面を見せてきました。
な ん だ こ れ は w w w
消えゆく昭和の空気を残す、レトロでクラシックなラブホテルですw 何故そこをチョイスしたwww
しかし現実的に悪くないチョイス。場所は京橋なのでさほど遠くないし、ベッドもお風呂もあるわけで。ということで、宿をチェックアウトしLet's go!!
とその前にせっかくだから大阪駅を正面から見てみよう
時間には充分余裕があったので、まっすぐJR大阪駅に向かってもよかったのですが少し歩いてみます。この日は日曜日だからか、駅前のビル街にはあまり人がいません。
そんな中を何故わざわざ歩いてみたかったかというと、コレを観るためでした。
www.marubiru.com
大阪マルビル - Wikipedia
大阪マルビル。東京丸の内の「丸ビル」とはわけが違います。ちゃんと丸いんです。大阪のランドマークといえばワタクシ的には
というイメージだったのですが、この大阪マルビルも大阪のランドマーク的な立ち位置にあったらしいです。まあそうですよね、他にはない形だし。
ただ今回、私がマルビルを観たかった理由はそんなもんではなく、約10年前の京都赴任時に同僚の大阪人から聞いたこの話(ネタ?)の真偽を確かめるためでした。
梅田で待ち合わせやったらやっぱ「マルビルの角」やわ。
マルビルの角んとこでよろしく〜
角どこにあんねんボケェ!
このツッコミまでが鉄板やからな?
言葉はうろ覚えなためいい加減な大阪弁でだいぶ作ってますが、言われたことはだいたいこんな感じです。当時まだ純な三十代半ばな私でしたが、今こそその真偽を確かめる時……!
角ちゃんとあるじゃねーか(°д°#)ゴルァ!! くっそ、フカシかよ😬 やられたわ(ぐぬぬ この話を吹き込んでくれた某氏にはいつか必ず会って文句を言いたいと思いますw
そうそう、マルビルからまっすぐJR大阪駅の正面が見えましたよ。
工事してるのが残念(´・ω・`)
京橋ヤベぇw→例の建物はもっとヤバかったwww
大阪駅中央改札そばのコインロッカーに荷物を一時預けのうえ、環状線に乗って数分──あっという間に京橋駅に着きました。時刻は10時をちょい回ったあたりか。改札を出て右側(=東口)に出た瞬間、唖然としました。何故って……
いやぁ〜なんていうか、既視感?w 景色が赤羽あたりとダブります。朝酒かよwww まあ、朝からラブホ入ろうとしてる我々2人が言える話でもないんですけどね(苦笑)
とりあえずロケーションを確認します。Googleマップ先生で先に確認はしてあり、ちょっと歩けば例の場所はすぐ見つかりました。
こ こ だ w w w 見間違えようがない(・∀・)ニヤニヤ
昭和レトロを謳うこのホテル、ボタンで選ぶだなんてシャレた設備はございません*2。受付で普通におばちゃんから空いてる部屋を聞いたりしますw この日空いてたのは残念ながら比較的穏やかな内装のお部屋だったわけですが、とりあえずその部屋に入るまでがいろいろスゴい。まず……鍵がもらえません💦
案内の通りに進んでください〜
おばちゃんに言われて「はて?案内?」と見回すと、お部屋紹介のボードの横、赤い矢印のランプがカッチッコッチッてなんか点滅してる!?
こんな感じですねw 矢印の指す先を見れば廊下の向こうの壁にも➡︎➡︎➡︎が💦 どうも、この順路に従って行けということらしいです。……その発想はなかったわ(°д°)ポカーン
まあ指示された通りに進んでアッチに曲がりコッチに折り返し、辿り着いたドアの前は部屋番号のランプがやっぱりカッチッコッチッしてるww ドアには鍵がかかってなく、入室してドアを閉めようと後ろを振り向く──うわ、これまた懐かしいw ボタン錠じゃないですか(・∀・)ニヤリ
室内はかな〜り広いです。たぶん今風設備の低価格ラブホの部屋と比べたら倍近い広さ。ただし……意味不明なスペースがけっこうありますがw トイレは和式だし風呂はタイル張りでひび割れは漆喰で修繕してあるのだけどそれでも溜めたお湯がすぐ減ってゆくのは、こりゃ排水栓のゴムが劣化しているのでしょうか(´・ω・`) なんていうか、あちこちの残念どころとツッコミどころ、それが一周回って生み出すワクワク感!?(錯乱) なんかね、もう楽しいです(((o(^∇^)o)))
どうせなら写真撮ればよかったなあと思いつつ、なんとなくいけないんじゃないか?という危惧があって写真は1枚しか撮れませんでした。
えーと、寝乱れる前ならセーフですよね?😅 ベッド向こうのエアコンがある意味不明な空間(下は何故か玉砂利敷き)、ダブルサイズのベッドはまあ標準的だと思うけど、枕元に置いてある例のヤツと電マがお約束的にこの部屋の存在意義を思い出させてくれますw 笑ったのが窓の下の引き戸。ここ開けられるね〜どうなってんの?と開けてみたらのコレですよ。「鏡」……意図はわかりますけどね(・∀・)ニヤニヤ あと驚いたのは枕元に灰皿があったことかな。今日び、どこのホテルでも必ず"ベッドでの喫煙はご遠慮ください"て書いてあってベッドに灰皿は置いてないのが普通です。しかしここは「いえいえ昔はこれで普通でしたが何か」と言わんばかりに鎮座しマシマシてる灰皿www ちなみに、テーブルの上にもちゃんと灰皿があります。
あーもう! 楽し過ぎるわこんなん(°∀°)アヒャ こんなことならもっと写真撮っとけばよかった──が、まあなんていうか、この部屋の存在意義に従った行為(隠語)のためにも時間を割く必要がありましたし💦 このホテルの内装その他のヤバさ素晴らしさはぶっちゃけホテル公式がようつべで流してますんで(それも2本もw)そちらを是非(それだけでなく公式TwitterとInstagramまであるところがなんかジワる)。
お一人様でも歓迎だそうですので、大阪で宿を取るなら是非一度は試してみてください。お風呂はラドン温泉なのでメタクソあったまります。汗が噴き出て止まらないほどに(苦笑) 私ら2人も「次回はここを拠点にしようか?」とか思ってたり……だってこのホテルの部屋、私たちが今回の遠征で使った宿の部屋より明らかに広いんですよ!? 控えめに見積もっても倍ぐらいあります。それでいてお値段だいぶ安い\(^o^)/ですし。……え? 部屋に電マとかあるけどどうするんだって? いいじゃないか。マッサージに使えば良いのですよー!(棒読み)
ところでこのホテル富貴、すぐ近所に姉妹店「ホテル千扇(ちせん)」があります。こちらは昭和のキラキラ内装ではなく、ガチ昭和の連れ込み宿的な佇まいがウリの宿。ホテル公式が
お客様にとっては 心地良くお過ごしできないかもしれません。
ただ、昭和の雰囲気に浸りたいと思う方に 一度 足を運んで頂きたいホテルです。
ホテルの目の前がパチンコ屋さんにも関わらず、一歩入ると 静かで時間の進み方が
止まったような 不思議な感じがします。
京橋駅から徒歩3分と駅から近いことだけがお客様に唯一ご提供できるサービスです。
と言い切る潔さ。残念ながらこちらは現在宿泊営業してないそうですが、コッチも是非試したいものです。
富貴と千扇、両方とも、建物の老朽化が限界に達したらたぶんそれで閉館取り壊し→なくなってしまうことが確実です。マニアックな一部の人々に人気のホテルではありますが、少しでもその終焉を先延ばしするために世のカップル達は──あ、いや独りでもいいけど、是非挙って使っていただきたいものであります。
休憩したら何故かお腹が減りますよねー(棒)
ご休憩すると何故かHPが減るのは、オトナの世界の永遠の謎です。てゆうかそろそろ昼飯食って新大阪駅に戻っておこうか?みたいな時間になってきたので、フロントに内線一本入れてホテルをチェックアウトします。せっかくだからまだ食べてない大阪名物といえば──そうだ串揚げがあった。それも駅前に何軒もあったよ?立ち喰いだけど。
ということで、開いてる店を何軒か物色したものの結局改札口から見えるところにあるコチラ「丸藤」に入ります。
店に入ってなによりビックリしたのは喫煙可、且つ灰皿なしってとこですね💦💦 私たち2人は両方ともスモーカーですが、こういうお店は初めてです。じゃあタバコ吸ったらどうするの? ……答は足下にありました。コンクリの床に落として足で踏み消すだけ(°д°)ポカーン マジか。こんなんあるんか(呆然) タイミング見てざっと掃き掃除して水流して終わり!みたいな感じですか? なんていうかもうカルチャーショックでしたね😁
どて、串揚げ、串揚げ、そこからさらにお店特製麻婆豆腐(激辛)をチョイス。今回頼み損ねましたがこのお店の名物のひとつに湯豆腐があって、その湯豆腐のだしでお店の自家製辛肉味噌を溶いたものを、あっためた豆腐にあんかけみたいにかけるのがここの麻婆豆腐です。かなり辛旨い😋 辛味もけっこうパンチが利いてます。
ある程度満足した我々はさらに梅田に戻り、新梅田食堂街にまたもや入ってもう一軒!←食い過ぎw
こちらに入ってたこ焼き……の代わりに明石焼き
をいただいて、締めにとなりの喫茶店
でコーヒーを飲むと、時計を見ればちょうど14時半手前。いい感じの時間になってまいりました。楽しい「ぼうけんのたび」もいよいよ帰り道です(´・ω・`)
帰りたくないけど、無情にも刻は進む
コインロッカーから荷物を取り出した私たちは再度改札をくぐって新大阪駅へ。今までは移動にSuicaを使っていましたが今度は新幹線の切符で改札に入る──なんかもう帰るって実感がわいてきて寂しくなってきます。
新大阪駅で、せっかくなので九州新幹線を軽く撮ってみました。これは東京駅では撮れないし😅
N700Aの編成ですね。カラーリングは若干違うけど。どうせなら違う車輌タイプを観たかったかな。プチ残念。
そして15時。我々の乗る"のぞみ"が入線してきました。
うぇーい!\(^o^)/ なんと帰りはグリーン車です(((o(^∇^)o))) しかもアップチャージなし! 今回の"ぼうけんのたび"、実はコンビニ受取扱いにしていたチケット配送で当のコンビニが「やらかし」してくれたもので。手配した旅行会社に連絡した*3ら速やかにチケットを取り直してくれたのですが、帰りは普通車の指定席が取れなかったっていうんでグリーン席にupgradeされたわけです♪ うん、ある意味オイシイ(・∀・)ニヤニヤ え? そのアホなコンビニはどこかって? ……うーん、既に対面で謝罪させていわゆる「誠意」も受け取っちゃったのでもう終わったことにしてるし、ここで言うのは避けようと思います。まあ、分かる人にはわかるけど。
ということで、15:06定刻に新幹線は発車。なんか色々使い果たした感のある私たち2人は東京に着くまでほぼ快適に寝こけて帰ったのでした😪
総括
うん、なんか極左暴力集団のアレみたいなサブタイですがそれはおいといて。
ひたすら歩き、観て、食ってきた今回の旅。私としては行きたかったところにほぼ全部行けて大満足です。しかしこれで、次回また行きたいところが増えてしまいました。ざっと思いつく限りでも
とまあこんだけ出てきます。寧ろ今まで行ったことなくて知らなかったから行きたいところを思いつけなかったんですね。てゆうか私なんてそもそも「京都鉄道博物館に行く」以外は完全にno ideaだったわけで💦 少しはリサーチしようよ、というお話ではあります😓
またどこかでこんな旅に出たいですね。国内も行きたいけど海外も行きたい。チャリ旅も行きたい(今回の同行者は自転車に興味がないのでこっちはひとり旅になりそうですが)。今までちゃんと行ったことのない東北や北陸方面にも行きたいなあ……
と、妄想をたくましくしたところで、『実録ぼうけんのたび: 京阪攻略篇』は締めくくろうと思います。次回からまた日常に戻って、自転車とか自転車とかヘビメタとか自転車とかに戻ります😉 子ノ権現があまりに楽しかったんで、また飯能付近の激坂を攻めてみることを計画中だったり。
ではでは!👋