はい、200kmライドでメンバーのみんなにバックパックを代わりに背負ってもらい
「うわ(°д°;;) こりゃあ重いや(>_<)」
と大不評だったEuviccです。
他にも、奥多摩周遊道に登ったとき「誰か5mmアーレンキー持ってない?」と訊かれ、ドラえもんの如くサドルバッグからパンパカパーン!と出したミニラチェットレンチ式アーレンキーとか。ラチェットぐりぐり回して速攻作業も終わり大歓声だったけど、やはり一言
「いやでも、ヒルクライムにこの重量はダメでしょ〜」
なんだよー。みんな役に立った言うてたやん!(´;ω;`)ブワッ
まあでも、そのご指摘はごもっとも。ただでさえ他のライダーより20kg以上重いエンジン*1を積んで走ってるわけで?
1gでも軽くしなきゃっていうヒルクライム……に限らず、自転車乗るなら軽量化は命! そんな中で余分なウェイト増やしてたら……そりゃ登れる坂も登れないよね(^_^;) おい誰だ「お前軽くしても登れてなくね?」とか言ったヤツ? 聞こえてるぞ?(°Д°#)
そんなこんなで、最近よく一緒に走るご存知T.S氏*2から「次回はもっと荷物軽くしようねー(^ω^#)ビキビキ」なる厳命を喰らってしまったわけです(苦笑) 重い装備を積んでてもみんなに遅れない/先頭牽けるぐらいの実力があれば、そんなでけぇ口はたたかせねーZEEEE!! と嘯いていられるのだが、現実はかくも厳しいw
仕方なく、本腰を入れて装備の軽量化を図ることになった次第。まずは……バイクから。
(今回は前置きが長いけど、本文もいつも通り長いよ?w)
バイク自体の重量は、確か完成車カタログスペックで7.3kg…だったか。あらためて見直すと随分軽いんだな、この子(^_^;)
ただし、ブレーキを替えホイールも替え、ライトやらボトルケージやらトップチューブバッグやらサドルバッグやらと、いろいろ着けてるので実際はもっと全然重い。バイク担いで体重計に乗るという古典的なやり方で量ってみたら…9.1kgありました。ちなみにこれは、バッグの中身を全部抜いた状態での話です。あと、所詮体重計なんで精度はそれなりだとお断りしておきます。
せっかくなので、色々なケースで量ってみたw
No. | タイプ名 | ホイール | タイヤ | 総重量 |
---|---|---|---|---|
1 | 購入時装備 | Fast Forward F4C | Vittoria Cross Evo XG 34C*3 | 8.4kg (最軽量!!) |
2 | オンロード基本形 | Fulcrum Racing Zero 2-way fit |
Michellin PRO4SC 23C | 8.6kg |
3 | シクロクロス練習/トレイル用 | Fulcrum Racing QUATTRO CX |
Panaracer Buster-X 35C | 9.2kg (最重!*4 ) |
ここまでは荷物をつけてない「剥き身」状態。それにしてもさすがはカーボンチューブラーですね。一番軽いのはやはりFFWDでしたか。でも、パンクが怖くて普段使いがなかなかできないのよね(^_^; それが為もあって買ったRacing Zeroも、かなり健闘してます。対するに、QUATTRO CXはやはり鉄下駄……いやいや、これで鉄下駄なんて言ってたらチームのメンバーに張っ倒されますねwww
ちなみに、外すのが面倒だったので以下のパーツは付けっ放しにしてます。
- シマノXTRペダル PD-M985 (379g)
- Topeak モジュラーケージII (72g) ×2コ
- Topeak F33 サドルバッグフィクサー (50g)
- ELECOMモバイルスピーカー PSP-SMP100 *5 (162g)
- メーカー不明 ベル (重量も不明)
- BUSCH+MULLER バックミラー CYCLE STAR 901/2 (重量不明)
- Wahoo Fitness BLUE SC スピード/ケイデンスセンサー (26g)
- LEZYNE MICRO DRIVE REAR テールライト(52g)
で、今回は(2)のオンロード基本形に対して、現在主に使っているライトやらバッグやら、さらにはバッグの中身あり/なしで重量を量ってみる。なお
- フロントライト: KNOG Blinder4 (35g)
- ポンプ: Topeak TwoTimer (136g+カートリッジ16g)
は共通装備とします。
No. | タイプ?名 | 使用アクセサリ | 総重量 |
---|---|---|---|
2-1 | 標準バッグ装備 | Topeak FuelTank L (150g) Topeak ウェッジパックII L (183g) |
9.1kg*6 |
2-2 | 輪行用軽量モード | ※上記2-1に加えて KNOG Blinder ROAD3 (105g) |
9.2kg |
2-3 | 夜間長距離用 「砲台」装備 |
※上記2-1に加えて GENTOS 閃 SG-355B (102g) GENTOS SuperFire X3 SF-353X3 (216g) ミノウラ ボトルケージホルダーBH-100-S (80g) ミノウラ スペースマウントSGL-300-M (105g) ミノウラ フォングリップiH-100S (120g) |
9.7kg |
だいたいこんなところですかね。各アクセサリの重量はすべてカタログスペック上のものです。
こうやって見ると、いかに自分が色々ゴテゴテと積んじゃってるかがわかりますな。そして、それがどれだけのウェイトになっているかも(苦笑) 3番目の「砲台」なんて、ぶっちゃけ闇夜以外では単なるデッドウェイトでしかないもんな(自爆) レイアウト的にはお気に入りなんだけどさ!(´;ω;`)ブワッ
でも、実のところここまでだと「そんなに重くなくね??」というのが正直な感想。ということは……例のラチェットレンチwも含め、バッグの中に入れてるツール類が、荷重の元凶ということか!←ようやくわかった(苦笑)
じゃあ、最近よく使う上表2-2にて、実際に走るときとほぼ同じ装備で量り直してみよう。さてどうなるか……
10.5kg
な、なんだってー!!Σ(゚д゚lll)ガーン
とうとう10kgをオーバーしてしまいました。ちなみに、前回の200kmライドのケースを再現するためにダブルボトルにしてますが、中身は入ってません。使っているのはCAMELBAKのポディウムチルボトル(600ml)とポディウムビッグチルボトル(750ml)。両ボトルに満タンに水を詰めれば、1250ml=1.25kg(!!) 足し合わせれば11.75kg。もうほぼ12kgです( ゚д゚)ポカーン 塵も積もればとはまさにこのことか。
じゃあ一体、この重さの原因は何だというのだ。ボトルの中身を抜くわけにはいかないし、ステムにはiPhoneを装着してるが、サイクルコンピュータ代わりという重大な役目を担っている以上、絶対に外せない。残るは……バッグの中身だな。
広げてみた。
フロント側、FuelTankの中身です。有りますね、確実に重いものが。モバイルバッテリーが2コも入ってます(^_^; しかし、ヒトに水分や栄養が必要なら、iPhoneにだって必要なんです……電池が。これを外すのは無理。1コで充分だろって? フッ、甘い甘い。iPhoneが担うのはサイクルコンピュータだけではない。備えあればなんとやらですよ(ドヤ顔
じゃあ、後ろはどうだ?
むしろ元凶はコッチかもw 左端に見えるL字型。これがかの有名なミニラチェットレンチ式5mmアーレンキーでございます。近所の工具屋*7で入手したスグレモノ。シートクランプでもステム固定ボルトでも、はたまたブラケットの固定ボルトでも、何でもバッチ来いですYO!! ……重いけどなorz でも一度これに慣れちゃうと、普通のL字アーレンキーを回すのがかったるくってしょうがない(^^; 作業速度も10倍早いぜ!
で、ロックは……これは難しいところだが、やはり2種類持っていたい。集団走行するときはそこまで神経質にならんでもええかもしれんけど。タイヤレバーとパンク修理パッチを外すなんて論外。
一番下のマルチツール……はて? そういえばコイツ、買ってから一度も使ってないような??ww 一応チェーンカッターがついてるので持つようにしてるけど、本当に使う機会ないんだよね~。……って、じゃあ持つ必要ないじゃん!
そんなわけで、今後マルチツールは所持品から外すことにしました。手に持っただけでズシリとくるその重さ。犯人はお前だ! 間違いない!!
……アホか。こういうのを焼け石に水っていうんだよ。こんだけ(記事的に)長々と引っ張っておいて、ご大層なタイトルぶちあげた挙句、装備から外すのがマルチツールひとつっきり? 馬鹿なの? 死ぬの?
思わず自分でツッコんでしまうほどのしょーもない結末です。コイツひとつ抜いても、せいぜい100g軽くなるのが関の山じゃないのか?って話です。まったく……ホイール何回も取っ替え引っ替えして体重計に何回も乗って結果がコレとは、情けない限り。
ただ、ひとつ確実にわかったことがある。
エンジン(つまりオレ)を軽くしたほうが、明らかに効果は高い
ということだ。わかりきった話なんだがな(苦笑) なお、エンジン減量計画はなかなかにハード。次回の記事で「減量作戦の結果」とかは、さすがに無理です。書けませんw
おっと、もういい時間になってしまいました。今回はこれぐらいにしておきます。ではまた。