euvicc's sphere cycloalkanique

自転車とMETALとその他雑多な物欲記録。そして大病から生還し生き残り続ける奇跡の徒然など。

何故か四十手前にして自転車趣味に目覚めてしまったある男の記録...のようなもの。

ライドの記録、買い物記録、超私的レビューみたいな駄文を書き連ねます。

2021/10、急性大動脈解離(Stanford-A型)から奇跡の生還。

以降は予後のこととかも書いたりすると思います。

【IYH】Zippoの中身って変えられるの知らなかった😯

Euviccでございます。



IYHってほどでもないのだけど、最近はライドもできない(この暑さじゃ無理!)のでネタ切れ感あるし、こんな小物でも日記にしてみようかなーってw



今回はZippoのお話です。非喫煙者にはほぼ無関係でしょう。回れ右して下さってOKです。……え? お前まだタバコやめてねえのかですって??? ハイ😥 ご指摘の通りです。スミマセン💦💦







そもそもZippoってなんなんだ

日記を書くにあたってあらためて調べました。





アメリカのジッポー・マニュファクチャリング・カンパニーが製造しているオイルライターです。アメリカの製品なので日本には当然輸入。日本の輸入代理店はマルカイという企業1社のみ*1です。





中に綿が詰まってて交換可能な火打ち石(フリント)とそれをこすって火花を出すホイール状のヤスリで構成される、金属製の「中身(インナーユニット)」と、それを収納するフタ付きの「ガワ(丶丶)」からなる極めて単純な構造のライターです。日本に入ってきたのは大東亜戦争敗戦後、進駐軍兵士あたりから?みたいですが。壊れない・風に強いとして人気ですよね、オイルライターの定番っていうか「オイルライター=Zippo」て感じ。中のユニットはどんなモデルでも基本変わりません*2が、ガワの部分のデザイン、色、加工などに凄まじい数のバリエーションがあり、さらには製造年とかそういうのによるレア度みたいなもんも加わってすごいことになっています。コレクター魂をくすぐるヤツですw 当然お値段もピンキリ。てゆうか、高価でレアなものになったらヘタすると天井知らずなのではなかろうか(貴金属使ってるだけで値段は数万円になりますし)?


ところでお前いつからZippo使ってんの? & 結局どうしたの?

唐突ですが、皆さん「デアゴスティーニ」という出版社をご存じでしょうか。「〜をつくる」だとか「◯×コレクション」みたいなやつで、ひとつの企画?話題?を長期にわたってムック本みたいに刊行していく独特の販売形態をもつ書籍です。大きな特徴は

  • 初回(創刊号)は必ず非常に安価(数百円程度)
  • 初回はその後刊行されるシリーズをひとつにまとめるためのバインダー付き


です。あとは毎号付録?オマケ?がついてくる。新刊(シリーズ)が出るときなんか、結構TVCM連発しますよね。CMの末尾につけるジングル「デッアゴッスティ〜ニ♪」に聞き覚えのある人結構いるんじゃないですか? 少なくとも私は覚えてしまってますw



唐突になんでそんなことを言い出したかというと。私のZippoデアゴスティーニで買ったものなのですwww 具体的にはかなり昔のコチラ↓のシリーズにて。





私が手を出した最初で最後のデアゴスティーニw なんでそんなのに手を出したか? そりゃあもちろん500円で本物のZippoが手に入るから! これに尽きます🤣 リンク先にはちょうど創刊号の表紙写真が掲載されていますが、私が持ってるZippoはまさにそこに写ってるのと同じものです😎 てか、このシリーズの創刊号って2015年だったのか。もう7年も前のことだったのね……(遠い目)



そう、ウチのZippo、もう7年も使っていたのでした。冒頭左側の写真を見直していただくとわかりますが、ヒンジの金具はガタがきて心棒が抜けてしまい、代わりにキーホルダー用の金属リングを100均で買ってきてDIYで直しました😅 あと、インナーユニット側もフタを跳ね上げるための小さいハンマーみたいなパーツがありますがバネが死んでます。なのでフタが勝手にパカパカ開いちゃう😔 オイル漏れの原因にもなるし、ちょっとまずいです。



そもそもタバコはやめなければならない身です。今さらライターにお金かけるのもどうよ?て思うじゃないですか。ま〜でもそのくせ未だにやめられてないのは確かだし😞 結局喫煙の習慣が細々と今後も続くなら、Zippoもどうにかした方がいいんじゃない? ということである日、私は意を決して喫煙具専門店に向かったのでした。このZippoを修理するか、それとも新しいヤツを買い替えるか。別に思い入れ強くもなんともないので別のヤツ買っちゃって全然OKなんだけど、あまり高い買い物はしたくないんだよな〜(苦笑)



たまたま新宿に出る用事があったので、行ったのはこちら。





kagaya新宿店、紀伊國屋書店本店ビルの1Fに昔からある喫煙具専門店です。Zippoのみならずデュポンとかロンソンとか?の高級ライター、葉巻やパイプなども扱っています。あと何故かナイフも扱ってたっけ。



お店の人に私のZippoを見せて相談したところ、2つの案を出してくれました。

  • 修理窓口に送って無償修理してもらう
  • 一番安いZippoを新しく買って中身を入れ替える


そうでした。Zippoは"Lifetime warranty"つまり永久保証です。修理は全部タダでやってもらえるのですよね。忘れてた😅 お店には修理の問い合わせが結構あるらしく、棚のポケットに束になってる修理受付の宛先が書かれた紙片をもらいました。たしかにな〜、ヒンジも壊れてるわけだし修理って手はあるよなぁ。しかしだな、そもそも500円で入手したもんだしそこまで思い入れがないのだよね😁 じゃあもうひとつの案にする? う〜ん🤔 だったら別に新しく買ったヤツを普通に使えばいいのでは。今のZippoにそこまで深(以下省略w)


店内をうろついて面白いものを見つける

まだ時間はあるので、もうちょっと店内を見回してから考えることにします。つまり、買い替えるとしたらもうちょっとイイヤツにしたい😎 もっとも予算的な上限はあるので1万円以上するのには手が出せませんが。5〜6千円ぐらいが限度かな?



陳列されている棚を見て目を引くものがないか物色します。が、今ひとつピンとくるものがありません。「コレいいじゃん!」と思ったらアッサリ2万円オーバーだったりして💧 まあそう云うもんですよね〜。当たり前だけど良いものは高い。



お店の人に教えてもらった"一番安い"モデルはというと……ガラスケースではなく消耗品(オイルとかフリントなど)や補修用パーツのコーナーに並んでいました。扱いが違うw お値段も税込¥3,000-ぽっきり! シンプルで味気ないけど、火を点けるという用途のみで考えれば充分。安さは正義♪ コレ買ってそのまま切り替えちゃって全然OKなのでは? と手を伸ばしかけましたが、その時気づきました。同じコーナーにインナーユニットがぶら下がっていることを。──ですが、なんだこれ? ちょっと妙だぞ?





ガスライターユニット?オイルじゃなくてガス? 意味がわからない。3番目に至ってはさらに意味不明です。USB充電だと!?😧ポカーン



どっかの胡散臭いパチモンにあらず。ちゃんと公式です。Zippoのロゴ入ってるw まさかこんなものが出ていようとは。面白いけど……これってZippoって言えるの?🧐(公式だからもちろん言えるけど) ちなみにガスライターユニットは着火方式的にはターボライターそのものですが、USB充電のアークライターの方はさっぱりわからない。これは電子ライターなの? どういう火の点け方なんだろう??




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ググって見つけました。アークライターの名の通りアーク放電みたいなのが走って、そこにタバコの先を接触させて火を点けるみたいです。マジか。なんか楽しそうじゃないか。スタンガンみたいだけど😁



まあでもなんていうか……こういう時にIYHerの虫が疼くのも確かですw 最近ライターでタバコに火を点けてる人自体が減ってるしその中でZippoユーザーを見かけることがさらに減ってるとはいえ、カチン!とフタを開けてシュボッと火を点けたらオイルライターじゃない(丶丶丶丶)とかちょっと面白い😏 このインナーユニットだけで一番安いZippo本体より千円以上お高いけど、外連味たっぷりで面白ければ別にいいんだよ😜



というわけで、ガスライターユニットを手に取ってしまいました。選んだのは"ツイントーチ"の方。なぜなら、ツイントーチ×ターボ=ツインターボでしょ? 響きがめっちゃカッコいいじゃないですか!\(^o^)/ アークライターの方も面白そうでしたが「USB充電」というのがちょっとね。あとお値段的にも高めだったので。レジカウンターで会計と同時に開封して中身を入れ替えてもらい、私のZippoは無事復活!……いや、新生!! 意気揚々とお店をあとにしたのでした。


ちょwwwなにこの違和感www

早速近所の喫煙所にて一服( ´Д`)y━・~~ ヒンジはそのままだけどインサイドユニットのバネが新品になっているので指でフタをはね上げるとカチン!といい音します。そうそう、これが聞きたかったんだ♪ ですがそこから先、強烈な違和感でちょっと呆然としますw

  • フタをはね上げた指を戻す動きでは火が点けられない
  • 明示的に着火ボタンを押しこまないと点火できないしボタンがまあまあ重い
  • 当たり前だけどボタンを放せば火が消える
  • ターボライター特有のジェット音と青い炎
  • オイル臭がしない


わかっていたことですが、これがコンビニで売ってる200円程度の安物でもあるいはRenomaあたりの数千円するヤツでも、はじめからターボライターとして認識できていたものならば全然ふつうなのです。が、これがZippoのフタを開ける動作の後に発生すると本当に違和感ハンパないwww フタを閉める前に火が消えてるだとか、なんかすっっごく間が抜けた(丶丶丶丶丶)感じなのですよね〜😥 正直、フタ閉める意味あるのか?ってなもんです(苦笑)



もちろん、埃が入るのを防げるとかそういう意味では無いわけじゃないが、





この通り、当たり前ですが中身だけでも普通に使えるわけでw おっと、写真載せてませんでしたねまだ。








この通り密封されていますので、このまま剥き身(丶丶丶)で持ってたってオイル──もとい、ガスが漏れる心配はありません。利便性考えたらこのまま使ったほうが楽だろ🤣 まあしかし、ポケットから取り出しざま

カチャッ! シュボッ!──カチンッ!


の流れこそがZippo使いの楽しみ。たとえそれが

カチャッ!──(カチ)ゴーッ!!──(スッ)……カチン!


と多少無駄に間伸びした感じになっても……


うん、ダメだな👎



見事に墓穴を掘ってオチがつきました🙃 まあいいや。そもそも目的の8割がたがネタなんだし(苦笑) あーそうそう、一連の流れがどんな感じに間が抜けてるかわかる数秒の動画撮ったんでどうぞw





ヒンジが壊れてなければフタを開けるアクションは素早くできたと思うのだけど😅 それをさしおいても一連の動作がかなり残念なことがおわかりいただけたかと思います。なお、同じく喫煙者である私のツレはこの日タバコを忘れたからと私のタバコをタカり、ライターまで借りといてその使用感を述べて曰く「これは残念だねーwww よし、このジッポは残念と名付けよう😘」だそうです。……ったく。ひでぇ女だぜ😤w



ということで、今日のところはこれぐらいにしておきます👋

*1:過去には複数の輸入代理店があったみたいです

*2:サイズ的にスリムなヤツとかはさすがにインナーユニットも変わります