euvicc's sphere cycloalkanique

自転車とMETALとその他雑多な物欲記録。そして大病から生還し生き残り続ける奇跡の徒然など。

何故か四十手前にして自転車趣味に目覚めてしまったある男の記録...のようなもの。

ライドの記録、買い物記録、超私的レビューみたいな駄文を書き連ねます。

2021/10、急性大動脈解離(Stanford-A型)から奇跡の生還。

以降は予後のこととかも書いたりすると思います。

【IYH】なんとなく新調を考えてたらホントにそうせざるを得なくなった話(GARMIN vívosmart5)

Euviccです。前回の予告通り「次のIYH」についてのお話です。……いや今回はほぼ完全に事故であり完全に予算外出費なのですが😓



タイトルの通り、今回は活動量計(アクティビティトラッカー)のお話です。最近だとスマートウォッチという言葉の方が通じやすいかもですが、私としては両者の間にはなんとなく区別があるように思えます。



具体的には、コレのことです。





ガーミンのアクティビティトラッカー"vívosmart"、今年の春頃発売のヤツですね。代を重ねて5になったそうな。……思い返せば、今使っているvivosportをお迎えしたのは2018年6月のことでした。そうか、ほぼ4年使ってるんだな🧐




ある日vivosportが逝った

いや、こうなっちゃったんですね😓





バンドが切れてしまいました。いや、実は予兆は感じていて。過去にもだんだん裂けてきたことがあって既に一度ボンドで補修しております。今回も同じようにすればもうちょっとは保つだろうって思っていたのですが、残念ながら間に合わなかった😭 バッテリーこそヘタってきているものの本体部分はまだ無事だし、もう1〜2年は使い続けるつもりでいたのですが、魔が差したとでもいうのかな? SwitchBotのライトが納品された翌々日の朝、半分寝惚けた状態で朝飯を作らねばと台所に立った際、何かに引っ掛けてしまったようです。ブチッ!!て音を立てて見事にこのザマ😥 なんてこった。



だが、そう簡単に諦めてなるものか。まだだ!まだ終わらんよ!(by クワトロ・バジーナ)





前回も使ったボンドを駆使し、千切れてしまったシリコンゴムバンドをなんとか接着することに成功。こうなりました。








しっかり固着しました! が、さすがにちょっと貧乏臭い痛々しい(苦笑) でもこれならしばらくは保ってくれそうだぞ?



ダメでした😥 やはり一時しのぎにしかならなかった。当初は完全固着したと思ったのですが……





やっぱり無理か。ちょうどバンドが曲がりはじめる位置ですものね、そりゃあ力がかかって裂け目(丶丶丶)が広がるのは道理……やっぱり、ここらが潮時か💧



諦めた私は↑のようにAmazonで新しいヤツをポチることにしたのでした。タイミング悪いな〜なんでAmazonプライムデーが過ぎてから壊れるんだよ💢


色々検討はしていたけど結局ガーミンに落ち着く

既にAmazonリンク貼ってますがあらためて。





vívosmart3→vivosport→vívosmart5、という具合になんていうか……一周?して戻ってきた感じがします。vivosportとvívosmart5を比べると大きな違いはこれぐらいです。

  • 画面がカラー液晶(MIP)からモノクロOLEDに
  • 本体のGPSアンテナ/気圧高度計はオミットされペアリングしたスマホGPS情報を取得
  • 血中酸素トラッキング機能の追加
  • Body Battery機能の追加
  • 呼吸数トラッキング機能の追加
  • ハードウェアボタンの追加


ざっくりでこんなもんかな。新モデルであるvívosmart5の方は他にも追加された機能が色々ありますが、私があまり関係ない/興味ないのでここでの記載は割愛します。……正直単体での機能/性能面はダウングレードした気がしてなりません。どんなワークアウトの際でもスマホを手許に持っていないなんてことはこのご時世あり得ないわけですが、それでもGPSや高度計をペアリング先のスマホに頼りセンサーを本体に搭載しなくなってしまったのは如何なものかと。ただ私としては今までのvivosportの使い方を考えるとさほど問題じゃないですがね😅 表示がモノクロになったのもちょっと残念ですが、それで視認性が下がったかというとタッチパネル自体がOLEDにグレードアップしているし、現物を見てみないとなんとも言えないか。



正直、スマートウォッチはまだ(丶丶)買い替えたくなかった。せめて今使っているvivosport自体に新モデルが出てから検討したかったし、何より(まともに)血圧測定が可能なスマートウォッチに買い替えたかったのです。



私が血圧測定を重視する理由はもちろん例の病気によるものです。血圧を上げちゃいけない。でもロードバイクには乗りたい。乗るからにはしっかり走りたい……まあ、現状無理なんですけどね😖 それなりにサイズのある血圧計を持ち歩くわけにもいかんし、手首に巻いたデバイスで常時──が無理でもある程度頻繁に血圧測定できるととてもありがたい。特にライド中の血圧変動とか現状じゃ知る術がないですから。



ですが、GARMINAppleは未だに血圧測定が可能なスマートウォッチをリリースしていません。一方で中華メーカー各社は血圧測定機能つきのスマートウォッチを結構出しています。参考にしたのはこのあたり↓





ですけど。内容を見る限り中華スマートウォッチの血圧測定はあまりアテにならないみたいです。そもそも測定方法が一般的なカフで圧迫するんじゃなく心拍から近似値で求める? なんか信頼性に欠けてそう。リンク先でも「精度は低いので参考程度に」とか書いてありますね。……いやいや、参考値程度じゃ意味ないんです。こちとらガチに病人ですから😤



精度/信頼性に全振りすれば、選択肢はオムロンのHeartGuide以外にはあり得ません。なんてったって国内医療検査機器メーカー、そして認証済み医療機器(!!) そしてお値段が驚きの約9万円(!!!!)





このネタは退院早々に書いた血圧計ポチった記事でも書いてますが……いや無理。高すぎる。某ジャンボなんとかが当たれば考えなくもないですが、お値段以外にも

  • スマートウォッチとしての機能は不十分(同価格帯の他社商品と比べて)
  • サイズが大きすぎる


といった話で、敢えてこの商品に手を出すのは躊躇われます。



精度を参考程度まで落としちゃってもよいのならもう少し選択肢が増えますが、自分の中である程度信頼できるメーカーって台湾のASUSぐらいです。DOS/VマザーボードメーカーASUSTekの頃からある程度信をおいてましたし。





このあたりかな。お値段は約3万円……オムロンのおよそ3分の1。なかなかに悩ましいじゃないですか。コレに手を出すか否か、はけっこう悩みました。悩みましたが結論はGARMIN。やはり精度が低いならあまり意味ない→じゃあ測れなくてもいいじゃんっていう思考と、もうひとつは現状GARMIN connectでデータが蓄積され続けているのでサービスを乗り換えたくなかったわけです。尤も、これがもし今回Apple Watch⌚️に切り替えたとしても同じようにサービス乗り換えが必要になっちゃいますけど、AppleのヘルスケアとGARMIN connectは一応相互連携可能ですし……😅



とにかく結論としては冒頭の通りvívosmart5のお迎えが確定したのでした。なんていうか……ちょっと微妙ですね。心の底から欲しかったものではない、というのが引っかかるのでしょうか。イヤッホオオォォゥ!\(^o^)/という気になれない💧


納品されたからには【開封の儀】

ポチった翌々日に届きました。





早速【開封の儀】やりますw 箱を開けて本体を取り出す。





タッチパネルのエッジが丸いですね。例のごとくシリコンゴムベルトですが、表面にエンボス処理?的な加工が施してあって触るとサラサラします。ベルトの留め具も黒、金属ではなく樹脂製かな?



付属品はこんな感じ。スタートアップマニュアルと充電/データ通信ケーブル、あとはステッカー。





ケーブルがvivosportと同じタイプなのには安心しました。万が一ケーブルを失くした、あるいは断線してしまったとかがあってもケーブルだけ買わずに済む♪





センサー部分が少し盛り上がっています。たぶん血中酸素濃度トラッキングをサポートする光学心拍計の分だけセンサーが大きくなっているのでしょう。ちなみにvivosportと同じくグリーンのLEDが光る時とレッドのLEDが光る時があります……そうか、単純にLEDの数が倍になるから、そりゃセンサーサイズも大きくなるか🤔



せっかくなのでvivosportと並べて比較してみましょうか。ペアリングを済ませた後の写真を使ってますがそこはご容赦ください🙇‍♂️








vívosmartの方が画面が大きく見えますが……実際の表示領域の広さは変わってないようです。それにvívosmartには物理ボタンがありますからね。ベルトについてはvívosmartの方がちょっと厚くて硬く感じましたが、これは単に4年間酷使されたvivosportのベルトが磨耗しているだけかも😅 実際、vivosport側のベルトにもエンボス加工されてた形跡が一部だけ残ってました。ツルツルになってる箇所は削れてしまってたわけだ。そりゃあ薄くも柔らかくもなるよね。



比較はこれぐらいにしていよいよ"代替わり" vívosmart5のペアリングに入ります。GARMIN connectアプリを起動して「デバイスの追加」一方vívosmart5の方は物理ボタンをポチっとな。









vívosmartの画面にペアリングキーとなる6桁の数字が表示されるのでそれをアプリ側に入力すればはい、おしまい。ペアリング完了です。その先は表示のカスタマイズなどで何画面かいじる必要がありますがメンドクサかったらスキップして後でやることにしても大丈夫(だったはず)。念のためMac💻のGARMIN Expressアプリの方でも登録しておきます。アプリを起動してデバイスの追加→vívosmartをケーブルで接続。ペアリングキーの代わりにGARMIN connectサービスのアカウント/パスワードを要求されます。こちらもあっさりと登録完了。





最近はEdge830以外を有線でMacと繋げることなんてまずありませんが、まあ「転ばぬ先の杖」的な感じです。


少し使ってみての感想など

気になるのは表示や操作感がどれだけ変わるか、それと新機能の

  • Body Battery
  • 血中酸素濃度
  • 呼吸数


あたりがどんな感じになるかです。とはいえ新機能の話はもうちょっとデータを蓄積させないとどうこう云えないでしょう。とりあえず表示や操作感についての感想を述べてみます。



まず思ったのは確かに画面の文字表示が精細になったということ。すごいクッキリ……これがOLEDの威力か。モノクロ表示なのも何の問題もありません。真夏の太陽光の下でもわかりやすいです。








写真だと若干文字が滲んで見えますが肉眼ではそんなこともなく。OLED特有のチラつきによるものでしょう。



次に物理ボタンを含めた操作感。これは、それまでのvivosportに慣れてる身だとちょっと切り替えしにくくて戸惑いましたが、その辺は慣れの問題かなぁ、と。基本操作は


だいたいこんなところ。ウィジェット詳細から1画面戻る時はどうしてもスワイプで戻りたくなりますが、そこは物理ボタンを使わないといけません。タップで進めるならスワイプで戻れるようにして欲しかった💧 ただ物理ボタンにも良いところがあって、どんな時でもボタンひと押しで画面ONにできるのはかなり便利です。vivosportの時は画面が操作中にタイムアウトで消えてしまったりするとなかなか元に戻せなくて手間取ってたのですヨ😅



操作メニューに入りたい時は画面ON状態で物理ボタンをもう1回押します。画面を上にスワイプすると

  • アクティビティ記録
  • 心拍計
  • ウォッチフェイス変更
  • アラーム/タイマー
  • 設定


の順に切り替わる。ウォーキングとランだけは無操作で継続していても自動スタートがかかる*2のですが、それ以外のアクティビティ──例えば筋トレとか自転車とか──はメニューを開いて明示的にスタートさせる必要があります。この辺は操作方法に違いはあれどvivosportと変わりません。自転車はまだ試していませんが筋トレは試してみました(軽いスクワットですけど)。





セット⇔休憩の切り替えには物理ボタンを一回押す必要があります。vivosportは画面タップで切り替えていたのでちょっと違和感(すぐ慣れると思うけど)。あと動かないでいると自動で休憩に入ったりしたなあ……vívosmartの方は自動切り替え機能はない模様。別にそこは構いません。vivosportの自動切り替えってあんまり精度よろしくなかったし😓



ウォーキングの方も試してみました。てゆうか朝の散歩してたらオートでワークアウトが始まっただけですが。





先述の通り本体からGPSアンテナ/高度計がオミットされ位置情報はペアリングしたスマホ側のGPSアンテナに依存するようになりました。これをガーミンでは"コネクテッドGPS"と呼んでいるようです。まあ呼び方はどうでもいいのですが、この方式に切り替わった結果……位置情報ログの精度は寧ろ上がりました。加えて、位置情報ログが必ず記録されることに。私としては移動ログが残ること自体全く気にしてないしそもそもそういうログ録るの大好きな方なのですが、嫌だって思う人もいるでしょう。そういう場合設定で無効にできるのかな? 単純に非公開にしとけばそれで済むんじゃね?と思わなくもないですが。




とりあえずこんな感じで、当初の予想に反して使用感は概ね良好です。そこはやっぱり新モデル、あちこち見直されてるし使い勝手が良くなってるということなのかな? これでまた数年はお世話になることでしょう。次に買い換える時こそは血圧測定機能がついたヤツにしたいなあ、GARMINには拘らないので😅 ただできればデータが蓄積されているGARMINか、せめてApple Watchにしたくはあるのです──そこは今後の技術の進歩に期待したい。



さっきもチラッと言いましたが、Body Batteryをはじめとする新しい計測データについてはもう少し使い続けてデータが蓄積されたら書こうと思います。少なくとも1ヶ月分程度は貯め込まないとダメかなって。ちなみに現状はこの通り😵‍💫





最近の仕事がかなりストレスフルなのもので、Body Batteryの値は装着開始時の初期値50ptから急下降して現状ほぼずっと最低値の5から動きません😓 リラックスした良質な睡眠で回復するそうですがそっちも全然ダメです👎 ストレス値が高いせいか、睡眠スコア(これもvívosmart5をお迎えしてはじめて計算されるようになりましたが)はろくな値にならない=バッテリーの回復量も雀の涙レベルという次第です。大丈夫かな俺の大動脈(瘤)……😨



今回はここまでにしようと思います。続きは気長にお待ちくださいませ🙇‍♂️ ではまた!

*1:設定でジェスチャーを有効にする必要あり

*2:始まるまでの経過時間はアプリ側で設定