euvicc's sphere cycloalkanique

自転車とMETALとその他雑多な物欲記録。そして大病から生還し生き残り続ける奇跡の徒然など。

何故か四十手前にして自転車趣味に目覚めてしまったある男の記録...のようなもの。

ライドの記録、買い物記録、超私的レビューみたいな駄文を書き連ねます。

2021/10、急性大動脈解離(Stanford-A型)から奇跡の生還。

以降は予後のこととかも書いたりすると思います。

【DIY】オイルシールドを力技で自作して解決の巻

Euviccです。タイトルで既に結論を書いちゃってますがw



前回のエントリで書いてた"例のペダル"の問題点、このように解決してみました(`・ω・´)キリッ




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もともとのパーツは金属製でしたが、そこに代わるものとして私が思いついたのはシリコン製のOリングでした。……ただし、自作です😅


代用品の案は既に思いついていた……が

あの部位、あのパーツですから、機能を代替するようなモノはすぐ頭に浮かびました。いわゆるOリングっていわれるものです。





そこで、ライドの翌日私はすぐペダルを外しノギスで径を測ってみました。




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ふむ、シャフト径が10mm、そこから膨らんでペダルと接触するあたりがおよそ16.6mm、ペダル側の内径はだいたい15.2mmてとこですかね。じゃあ、内径10mmのリングをゲットすればなんとかなりそうだぞ?😁



そんなわけで、Bianchi号を駆って早速近所のホームセンターに向かったのですがこれは明らかな選択ミスでした。たぶん行くべきは東急ハンズだとか、もうちょっと品揃えが豊富なところをチョイスすべきだったのです。いや、カンタンお手軽に買えるだろうって高を括っていたのですけどね😅 あと電車使って池袋まで往復するのがめんどくさかったし。



よく行くホームセンター*1に着くと、Oリング自体は確かにありました。ただ問題は材質がニトリルゴム。水回り工具/部材として販売している──つまり耐油処理してないヤツだった*2のです。そいつぁダメだ😭



ここでちょっと思案しました。今からすぐとって返して自転車を置いて池袋に行ってくるか? それとも、たいした距離でもないのでこのまま池袋までチャリで行っちゃおうか? あ〜でも家を出る時は青空だったのに今はかなり雲が増えてるし、何より東の方になんかドス黒い感じの雲がもくもくと湧き上がってる──あの下は確実にゲリラ豪雨だよね💦 今日買うのは諦めて通販に頼る? たとえばモノタロウあたりで見繕った方が確実だろうし……





ふとその時、園芸用具のホース秤売りコーナーに目が止まりました。そうか🤭この手があるぞ💡



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見つけたのはシリコンチューブ。ちょうどお誂え向きに内径10mmのがあります(((o(^∇^)o))) 念の為内径13mmのも仕入れておきましょう。……ってんで、写真の通り最低単位の10cmずつ購入! 出費はふたつ合わせても僅か170円程度♪♪ 目的を達成した私は意気揚々と帰路に就き──結局その道すがらでゲリラ豪雨に捕まってしまったのでした(苦笑)


工作タイム ふたたび

雨が一番酷いタイミングはさすがに何処ぞの軒下に駆け込んで退避したもののそれなりに濡れネズミになって帰宅。濡れた服を洗濯かごに放り込んで全身をタオルで拭いて一服🚬した私は、いよいよ作業にかかります。感覚的に、手に取ったのは内径13mmの方のチューブ。これをハサミでバツン!✂️ 切り出します。そうすると厚み3mmぐらいのリングができました。材質が柔らかいので切るときに曲がってしまい、切断面が少し歪んだりちょっと表現違うけどバリ(丶丶)みたいのが生じてしまいますが、そのあたりは細目のサンドペーパーで面取りを兼ねて均します。



適当なところで手を止めて、GRAILさんをかけてあるラックのところに持っていってペダルのシャフトに差してみます。……おお、悪くない。じゃあこのままペダルを戻してM6ナットを締め──ダメだ(´ω`) シャフトの突き出しが足りない💧



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もともとの部品であるオイルリテーナーを念の為計測してみると、厚みは2.5mm。0.5mmも薄い(°д°) シリコンの方は柔らかい分押しつけたら多少は潰れてくれることが期待できますが、それでも3mmは厚すぎですね😓 こりゃアカン。もっと削らなきゃ💦



おそらくですが、かなり薄くしないとダメそうです。感覚ですが、2mm……いやもっとか。1.5mmぐらいまで薄くしたい。となるともっと目の粗いペーパーでガシガシ削らんと無理だな😥 てか、1個じゃダメだよ左右だからもう1個作んないとじゃん! とりあえずリングをもうひとつ切り出して──




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2時間ぐらい削っては厚みを測り、また削っては測りしたでしょうか。どうにか2mmを下回るぐらいまでは薄くすることができました。材質が柔らかい分簡単に削れるのはいいのですが、柔らかすぎるので簡単に曲がってしまいどこにも固定できない(泣) 指で摘んでしょっちゅうポジションを変えながらシコシコ、シコシコと……💦💦



斯くしてできあがったのが、冒頭の写真の状態になります。内径13mmで線径が2mmなのであわせて15mm。ペダル側の内径にちょうどピッタリ嵌まった次第です♪ ヤバい俺冴えてる(自画自賛) では、この状態でペダルを差し込み、M6ナットを締めて……よっしゃ!きっちり締め上げてもペダルはちゃんと回ります! 最後にキャップを締めて、完成ッッ!!!\(^o^)/



いや〜、我ながら見事な仕事っぷりだったと思います(ドヤ顔) これでもうペダルがすっぽ抜けることもないですし、シャフトとペダルの間のスキマ(丶丶丶)もきっちり保護できました。バッチリです👍 まあでも、いずれは径の合う耐油処理済みOリングを仕入れて取り替えると思います。所詮はシロウト仕事、精度的には全然ですものね😓 とりあえずは早く走って試してみたいものです。次の週末はまともな天気だといいなァ……。




今日のところはこれぐらいにしておきます。ではまた👋

*1:スーパーバリュー練馬大泉店

*2:ニトリルゴム製でも耐油処理が施されている商品は存在するんですが、お店には置いてませんでした…