Euviccです。
先月『グイン・サーガ』の続きに手を出してしまったことは書いておりますが、つまりその時点で封印は解かれているわけで、月が変わったのをきっかけに続刊を仕入れてしまった次第です。
- 作者: 宵野ゆめ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/02/21
- メディア: Kindle版
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舞台変わって、時系列的には外伝『七人の魔道師』が終わった後のケイロニア帝国。災厄の続くケイロニアと、豹頭王グインが苦悩奔走する場が描かれます。
プロットはあったにせよ、別の作者によって完成するという時点で色々と「期待してたものと違」うことは間違いない。もしかしたらその違いはやはり受け容れ難いかもしれない、と予想していましたが……思ったよりはすんなり読めました。
ただ、どうしても感じてしまった一番強い違和感は文体(あるいは書き口?)の違いですね。130冊も「栗本調」に馴らされている身としてこれは仕方のないことかと。文面から匂うなんていうか──そう、お耽美度とおどろおどろし度が足りない。そんな感じです。気に入ってたラーメン屋が代替わりして久しぶりに食べてみたら「あれ? なんかアッサリしてる。もしかしてスープのダシちょっと変えた?🤔」みたいな感覚ですかね。てゆうか敢えてラーメンに例える必要もなかったか😅
今後『グイン・サーガ』シリーズの続刊は基本的に月1冊購入ぐらいのペースで読み進めるつもりです。それはつまり自分の中で「その程度の熱意」になったんだろうと思っています。めっちゃ面白くて早く続きが読みたい!!とかだったらしのごの言わずポチってるはずですもんw
本日はこのへんで。