euvicc's sphere cycloalkanique

自転車とMETALとその他雑多な物欲記録。そして大病から生還し生き残り続ける奇跡の徒然など。

何故か四十手前にして自転車趣味に目覚めてしまったある男の記録...のようなもの。

ライドの記録、買い物記録、超私的レビューみたいな駄文を書き連ねます。

2021/10、急性大動脈解離(Stanford-A型)から奇跡の生還。

以降は予後のこととかも書いたりすると思います。

【本】一度手を出したからには前に進まざるを得ない

Euviccです。


先月『グイン・サーガ』の続きに手を出してしまったことは書いておりますが、つまりその時点で封印は解かれているわけで、月が変わったのをきっかけに続刊を仕入れてしまった次第です。



舞台変わって、時系列的には外伝『七人の魔道師』が終わった後のケイロニア帝国。災厄の続くケイロニアと、豹頭王グインが苦悩奔走する場が描かれます。


プロットはあったにせよ、別の作者によって完成するという時点で色々と「期待してたものと違」うことは間違いない。もしかしたらその違いはやはり受け容れ難いかもしれない、と予想していましたが……思ったよりはすんなり読めました。


ただ、どうしても感じてしまった一番強い違和感は文体(あるいは書き口?)の違いですね。130冊も「栗本調」に馴らされている身としてこれは仕方のないことかと。文面から匂うなんていうか──そう、お耽美度とおどろおどろし度が足りない。そんな感じです。気に入ってたラーメン屋が代替わりして久しぶりに食べてみたら「あれ? なんかアッサリしてる。もしかしてスープのダシちょっと変えた?🤔」みたいな感覚ですかね。てゆうか敢えてラーメンに例える必要もなかったか😅


今後『グイン・サーガ』シリーズの続刊は基本的に月1冊購入ぐらいのペースで読み進めるつもりです。それはつまり自分の中で「その程度の熱意」になったんだろうと思っています。めっちゃ面白くて早く続きが読みたい!!とかだったらしのごの言わずポチってるはずですもんw


本日はこのへんで。