euvicc's sphere cycloalkanique

自転車とMETALとその他雑多な物欲記録。そして大病から生還し生き残り続ける奇跡の徒然など。

何故か四十手前にして自転車趣味に目覚めてしまったある男の記録...のようなもの。

ライドの記録、買い物記録、超私的レビューみたいな駄文を書き連ねます。

2021/10、急性大動脈解離(Stanford-A型)から奇跡の生還。

以降は予後のこととかも書いたりすると思います。

列車! 温泉! 列車!そしてXXX!!w

おはようございますEuviccです。
気がつけばシルバーウィークも終わり、9月もあと数日です(^^;←それどころか9月終わっちまいましたw もはや10月にはいりワタクシ東京復帰でございます(汗 ワタクシは日中仕事をこなし、夕刻あがるとひたすらどこかで飲み歩く日々を過ごしております→したw。ぶっちゃけ、食い過ぎですw 明らかに体重増えてますわ(汗 一週間のうち半分以上は博多ラーメン/長浜ラーメン食ってるし、休肝日ねーしwww 帰ってから体重計乗るのが怖くてしょうがないです→まだ乗ってない*1
だからというわけではないですが、休日は結構遠くまで遊びに出ています。福岡上陸最初のの日曜日(13日)は太宰府天満宮に行ってそこから久留米まで足を伸ばしましたし。目的? そりゃあもう久留米ラーメンを食うためですよw で、シルバーウィークはさらにいろいろ行ってきました。福岡タワーのとこから渡し船乗って海の中道まで行きマリンパーク(水族館)入ったりもしたのですが、極め付けは1泊して、なんていうか……北九州一周?(^^; 手段と目的が逆転した鉄分まみれの二日間を過ごした次第です。
そんなわけで、つらつら書いてみます。あ、長文注意&写真多めです。

【1日目】由布院に行きたかったわけではなく、乗りたい列車が由布院行きだったんだw

はい、タイトルで1日目の全てを言い尽くしました。まさにコレ。目的はJR九州のD&S列車『特急 ゆふいんの森』号に乗ることです。由布院行きだからどうしても行き先が由布院温泉になっちまう。なのでしょーがないから温泉も入ったw そんな感じです。見事に手段と目的が逆転しておりますww
九州の人々は、移動はほとんど車なんですね。やはり修羅の国は自動車の方が安心できるからなのでしょうか。っていやいや、電車/汽車はJRと西鉄と市営地下鉄しかないし、そりゃまあ車使うでしょ。福岡市内は地下鉄とバスでたいていなんとかなるっちゃなりますが、遠出となるとやはり車が優勢です。
しかしだな、車を持たずあまつさえ出張で来ている東京もんには、車はハードル高いっすよ。レンタカーって手もあるけどもう3年も運転してねーし。その状態で知らない土地を運転するとかマジ怖くて無理ですw それに、車に乗っちゃったら酒が飲めないじゃないか。ここ重要!

そんなわけで、私の主な交通手段は電車/汽車となるのです。自転車持ってきませんでしたし(^^;
そうでなくとも、一部の人々にとって九州の列車の旅ってとても楽しいと思うのです。それがJR九州の展開する観光列車"D&S Trains"です。DはDesign、SはStory。関東ではなかなかお目にかかれない、乗ることそのものを楽しめる列車が九州全土あちこちで走っていて、テツ分高めの人々にとっては楽しくてしょうがないと思います。www.jrkyushu.co.jp
何がいいって、まず形がカッコいい。そして内装も素敵九州新幹線も勿論だけど、それ以外の列車もみんな乗ったら楽しめそう。修羅の国はテツの国だったのかと思えるほどです。八幡製鐵所はダテじゃねえぜ(違
そんな観光列車の中で、ワタクシが最注目していたのがコチラです。www.jrkyushu.co.jp
ゆふ (列車) - Wikipedia
運行開始は1989年!! 実のところもう20年以上も走っているとのこと。丸みをおびたグリーンの車体がカッコいい!! これは濡れるぜ!(ぉぃw D&S列車の最高位はクルーズトレイン『ななつ星in九州*2』なのだけど、すでに今年分の予約は終わってるし、何より目ン玉飛び出る料金だし(汗 ななつ星は名実ともにラスボスです。お爺ちゃんになってから考えます(^^;
ゆふいんの森に話を戻そう。8時前に下宿を出たワタクシ達は、地下鉄とバスを駆使して一路JR博多駅へ。博多駅で軽く朝食を摂り、改札をくぐってホームに上がると、愛しいあの子が待っていた。


見ぃ〜てくださいこのボディ!(たかた社長風w) 背の高い丸みを帯びた深緑色のフォルム。超萌えます。(;;*´Д`*)ハァハァします。
……では、いざ搭乗。

5輌編成*3のすべてがハイデッカー(高床車)。乗降口から少し上ります。なるほどこりゃあ景色いいはずだよ。バリアフリーの観点上は難ありだけどね*4。我々は4輌目の新しい車輌へ。

美しい…(°д°) 緑基調に木を使いまくったインテリアは落ち着いててしかも温かみがある。ちなみにブラインドまで木の簾です。ヲシャレだ……しかし、車窓風景mustな俺様がブラインドなんて下ろすわけがないけどな!w
もちろんビールを買って乗り込み、社内で祝杯\(^o^)/ 連れと話しながら、車窓を眺めつつビールも飲み、さらにIngressのスキャナを起動して停車ごとにポータルハック。めっちゃ忙しいですw 車内探検がてらビュッフェにも行ったし、最後尾車輌からの眺めもパチリ!とかやってましたからね♪


で、最後に記念写真アシスタントの乗務員さんにボードを持ってもらいワンショット。自分は写らずボードとお姉さんのみで(^^;

乗車時間2時間半足らず、由布院駅に到着しました。

この時点で既に本日のmissionは達成も同然ですw 温泉こそが寧ろオマケと言えよう(キリッ だってどーせ宿なんて取れるわけないもん。だいいち、高い(´・_・`)
まあそれでも入れたら入っておこう…日帰り温泉に(それも家族風呂で)入れたらラッキー、ダメなら駅の足湯でもいいじゃん♪( ´θ`) てなノリで通りをプラプラ歩く。だがしかし、混雑だ人混みだがだいぶ苦手な我々w 早々に挫折して川沿いの道に逃げる(^_^;) そしたら……見つけました。
【公式】別府、湯布院で温泉旅館をお探しなら 金鱗湖近くの低価格な宿 ほたるの宿仙洞
↑のGoogle マップ
日帰り温泉やってるようだし、とりあえず入ってみようず!と突撃。昼飯時だったのが功を奏したか、2,000円/1時間の家族風呂にあっさりチェックイン成功♪♪ 小さな浴槽とじゃっかん広めの洗い場、あち更衣室のみだけども、かけ流しの温泉を充分に楽しめました\(^o^)/

その後、金鱗湖まで足を延ばして昼飯。さらに駅まで戻る道すがらにあった酒屋で昼酒!といった感じで由布院*5をそれなりに楽しんだ我々は、15時半過ぎには駅に戻ってきました。


……もう終わり? それでいいのかい?(・∀・)ニヤニヤ

いえいえ、そんな勿体ないこたぁしませんw 次はコイツだっ!!

久大本線の緩行列車です。コレに乗って大分まで出てみよう(* ̄0 ̄)/ オーッ!!


1時間後、大分駅に到着。

由布院駅からだとSuicaをはじめとする交通系ICカードは使えないため、買ってた切符は大分駅まで。どうだから少し寄り道してやれ、と改札を出てみました。写真はその時撮ったものです(^^; それにしても、なんで鶏なんでしょうね? しかも金の卵てちょっとエゲツないww
それにしても、大分駅って広いですね~。そしてすんごくキレイ( ゚д゚)ポカーン 金かかってるよなぁ。どうせなら街を色々歩き回り美味い店の一軒や二軒探したかったのですが、次に来る特急電車*6の時刻を考えると遠出はできず、諦めて再び改札をくぐりました。
次にどこへ向かったか? 小倉です。そう、修羅の国の首都でございますw


JR九州の誇る高速特急系車輌"883系"によるソニック号です(≧∇≦) うぅ…くそカッコええわ…(´Д`)ハァハァ 17:45大分発で、小倉までのおよそ140kmをかっ飛ばし、僅か1時間20分足らずで着いてしまうのです(°д°) 在来線特急としては異次元の速さ。けっこうRキツめのカーブでも減速なしで突っ込み鮮やかに抜けていけるのは、やはり振り子式台車の為せる技でしょう。別府、中津、行橋と駆け抜け、19時には「修羅の国」の真の首都小倉の地を踏んでおりました。

その後近所の焼肉屋でがっつり肉欲を満たし、近所に宿をとって爆睡です。そりゃ疲れるだろ歩き詰め列車尽くしだったし(^_^;)

【2日目】本州再上陸!? からの門司港、そしてXXX

2日目です。起動できたのは昼前からでした(^_^;) レイトチェックアウトにしといたのでありがたく直前まで寝こけてましたねw
ホテルを出てUFJを探し*7、昼飯は小倉鉄なべにて餃子+焼飯でしっかり♪ で、小倉駅に向かい改札をくぐって…目指すは鹿児島本線の終点。門司港駅です。小倉からは僅か3駅。超近いw
……と、ここで悪魔さん*8が囁いてきた(°д°;;)

関門トンネル、くぐってみたくない?

何を言い出すんだこの人はwww よろしい。ならば隧道だ。
乗ってる電車が下関行だったこともあるのでしょう。隣の門司駅で乗り換えねばならないところ、そのままスルーして先に進んだらいきなり地下へ。潜るの早っ(°д°) 関門海峡ってのは、一番狭いところで幅1km程度しかないらしい。列車*9がトンネルを通過する所要時間は約5〜6分。あっという間に山口県本州再上陸であります!\(^o^)/ ……とはいえ、ここでさらに時間使っちゃうとその先の予定まで辿り着けん予感がしたので改札は出ませんでしたよ(^_^;) 何をしてたかって? つまるところ、列車と駅の写真撮ってましたwww


都内の駅ではとんとお目にかかれませんが、地方の駅ってホームが低いんですよ。下手すると列車の乗り降りで低い階段1段分ぐらいある。バリアフリー何それ美味しいの?ぐらいのもんですw しかし年を追うに従ってそうもいかなくなったんでしょうね。停まる列車の形式も変わり、はたまた世の流れでバリアフリーとかそういうことも考えねばならず、だんだんとホームが嵩上げされていくのです。ひどいところじゃ2層のみならず3層、4層と(°д°;;) なんでそれがわかるのかというと列車が停まる領域にしか施工しないからだったり。階段状とまではいわないが、ホームの端は昔のままってゆーかコンクリすら建設当時から変わってないのでかなりボロボロなのが、数十m歩くと微かに高さが上がって綺麗な舗装に変わってたりする。なんて場当たり的な改装なんだ、とも思うけど、まあコスト的に仕方がないのかねえ?
そんなホームに停車しているのは、やはりワンマンのディーゼルカーでした。


2輌編成で色違いとな。なんかCool! ちなみにこれは山陰本線でした。我々の乗ってきた山陽本線は4輌編成です。

気を取り直して再び山陽本線関門トンネルを抜けた私たちは、今度こそ門司駅で乗り換えましたw で、そこから2駅……鹿児島本線の起点となる、終点門司港駅に到着です!

ここでおしまい、を否が応でも示す終端の標識。なんか、感慨深うございます。

駅の標識もなんかレトロ(*^o^*) それもそのはずで、門司港駅今から25年以上も前に国の重要文化財に指定され、門司港レトロとしてその佇まいを保っているんだそうな(以上Wikipediaより)。実際、駅舎の柱は木材ですし。すごくステキであります。……嗚呼、俺もこんなことが言えちゃうようになったのね(自嘲) 歳ィ食ったなぁww
はるばるここまでやってきた理由はここに行くことでした。
九州鉄道記念館 -門司港レトロ地区観光-
九州鉄道記念館 - Wikipedia
もういい加減バレバレだと思いますが、今回の"ぼうけんのたび"は鉄分充足の旅に他なりませんw ならばここを外すわけにはいかない(きりっ 幸いにも同行者さんはノリで関門トンネルを通ってみようとかサジェストしてくる豪の者*10w 「ここに行きたい」という提案にも喜んでノッてくれました♪♪ よし、早速行こ……うと思ったがその前に

何処かで煙草吸いたい。ついでに昼ビールしようず(°∀°)

わき道寄り道大好きな我々。ストレートに目的地に向かうケースはあまりなかったり(苦笑) とりあえず喫煙所を探しに、港の方にフラフラと歩き出したのでした。ちなみに、記念館は方向的に逆ですwww

港方面を30分ばかしウロチョロしてようやく喫煙所を見つけ、ついでにそばに地ビールの店を見つけて昼ビールにも着手→ひと息ついたわけだが、そういえば、なんかコスプレイベントやってましたね。基本的にコスプレってあんまり好きじゃないっていうか見るとだんだんイラついてくるのであまり見ないようにしてるのだけど、この方々の実物を見れたのは嬉しかった。思わず声をかけ一枚パチリw

自宅警備隊N.E.E.T(宅外派遣)の皆さんです。くっそ無駄にカッけええwww
さて無事に昼ビールを済ませ今度こそ目的の施設へ。

着いた! 左に目をやると

銀色の電気機関車!! ありゃ関門トンネルを潜る為に当時造られたステンレス車ジャマイカ(°∀°)
早速中に潜入。……といっても、"てっぱく"よりは明らかに小さい。博物館といわず記念館と名乗っているのはこれゆえか。サクサクっと観終わってしまったけど、コンパクトにまとまった高濃度の鉄分w 九州の車輌と九州の鉄道の歴史を中心に展示されていてかなり満足でした。とりあえず写真貼ってみるw

関東じゃ赤い塗装の電気機関車ってふつー見れませんからね(走ってないし)。他にもL特急色で帯が青い寝台特急車輌とか、時代の流れで消え去ってしまったブルートレインの車輌とか。車内にも入れてめっちゃ楽しめました\(^o^)/
最後、記念館を出て当時の駅標識(たぶん復元?)をパチリとやって、門司港とお別れです。

「じも」…では、ないですw

夕方ちょい手前ってところで、まだ正直門司港で遊びたかった気分もあるが、そこを抑えて次の…最終目的地へ。再び小倉に戻ります。今度は同行者の強い要望で、入ったのはコチラです。

小倉駅南口を下りてすぐ右に折れると、近代化された駅舎からは想像できないような場末感たっぷりの飲み屋街に入ります。その一画に、喪われつつある昭和エロ文化の残滓ストリップ劇場があるのです。名前は"A級小倉劇場" …なぁ、A級があるってことは、昔はB級とかC級とかあったのか?w(ないだろ ちなみに5年前会社の同僚とDX東寺劇場に行って以来ですw カップルで観るのは間違いなく初めてwww
この日の香盤を書こうと思ったが…ストリップwikiの過去の香盤情報にアクセスできんので書けませんでした。ゴメンナサイ(;´Д`A しかし、とりあえず今も忘れず印象に残っているのは3番手の踊り子さん、浅草ロック座の秋月穂乃香嬢でした。素晴らしいダンス、そして身体能力!! ストリップだから当然ご開帳があり、観客はその時に拍手喝采するのが普通。しかし、ワタクシはご開帳ポーズに至るまでの動きにずーーっと拍手したい気分でしたよ。ここまでの動きができるまでどれほどの練習/体作りが必要かと思うと震えがきました。マジすごい(°д°;;) だいたい、ラストのオープンショー*11で、天井の梁に逆さにぶら下がってその状態で大開脚ご開帳なんてする踊り子さん、見たことないわ(褒 東京帰ったらロック座の香盤調べて、必ずもう一回観に行くぞ!と即断した次第です。いや〜感動した(°∀°)
そんなこんなで夜もだいぶいい時間。小倉駅に戻り特急ソニックでぴゅーっと博多に帰り着いた私たちは、部屋に帰ったら疲れきって爆睡したのでありました。


以上、だいぶ長くなったし書き上げるまで随分かかっちゃいましたが、9月の福岡生活のクライマックスでした。ぶっちゃけ、もう2〜3回九州行きたいですw それも半年とか1年とか。勿論仕事でではなく、ですがww 期間が短く航空輪行がめんどいってんで愛車CXR號は持って行きませんでしたが、海も近いし山も近いし、自転車があればさらに楽しめたと思います。いつかリベンジ!

*1:その後覚悟を決めて乗ってみたら……4kgも増えていたという(爆死

*2: クルーズトレイン「ななつ星in九州」|JR九州

*3:デビュー当時は4輌編成だったが今年増結されたらしい

*4:ホームページにはその旨注意書きが書いてある

*5:湯布院という呼び方も間違ってはいないそうで、よくわからん。紛らわしい……

*6:ここまでは全部ディーゼルでした。ゆえに列車

*7:博多もそうだけど修羅の国には本当にUFJが少ない。っつーか多分都市銀の勢力がまじ薄く、コンビニATMは地銀の提携になっとるので安易に使うと手数料がバカにならないのですよ(泣

*8:この酔狂なプチトリップに喜んでついてきた同行者さんがおりましてな…

*9:ディーゼルですので

*10:ちなみにGWに鉄道博物館に同行してくれたのもこの方

*11:知らない方々のためにあえて書いとくと、ストリップで一人の踊り子さんのステージはだいたい3部〜4部構成。小倉ではオープニング〜かぶりつきの回る台でだんだん脱いでく〜ポラロイドタイム〜オープンショー、の流れでした