Euviccです。
8月下旬にお迎えしほぼ1ヶ月、色々調整したり検証したり改造したりなどしつつメイクラヴ乗ってきたウチのGRAIL "SturmGrün"さんですが、実は前々から思ってました。
アセンブルされてるタイヤは早々に履き替えたいよね。
舗装路でタイヤのパターンが減ってくの勿体無いもん(´・ω・`)
完成車アセンブルのタイヤはSchwalbeのG-ONE BITE (40C)です。こんなヤツ。
Schwalbe G-One Bite - Schwalbe Professional Bike Tires
横線一本入った円いポチポチ(トレッドパターン)が特徴的なグラベルライド向けタイヤです。新商品らしい。このパターン、拡大して横から見ると"◣ ◢"みたいな形をしておってですな、これでうまく砂利や砂、土を咬んでくれるのでしょう。トレッドひとつひとつは小さいので、ゴツゴツのブロックパターンに比べれば転がり抵抗ははるかに小さい。小さいけど……太さが太さなんでやっぱり重い😭 そりゃあね、23Cやら25Cやらのスリックタイヤと比較しちゃあいけない。比べる方が間違ってる(苦笑)
ただね、このG-ONE BITE、製品紹介ページに記載があるのだけど「舗装路30% / グラベル70%」ぐらいの複合地形に最適だそうなんですよ。国内それも関東甲信越ではちょっとお目にかかるのが難しい割合ですね💦 日本全国ほぼどこの道路もかなり高品質なアスファルト舗装されております。うん、日本スゴイ😆 グラベル70%だなんて、それこそ家の前から砂利道でもない限り無理っすね。無理無理w そうするとさ……「せっかくのオフロードタイヤをオンロードに多用するよう勿体無い(´・ω・`)」みたいな感覚に陥るわけです。貧乏性と言わば言え。
ではどうするよ?
このタイヤの件、実はGRAILをお迎えする前からそう考えておりました。5月のGRAILローンチイベントでプレゼンがあったOnyourmarkマガジンのこの記事
mag.onyourmark.jp
でも使ってますし。そんなわけで、GRAILが納車されるよりだいぶ前に、既に代わりのタイヤを購入済みだったりします。
panaracer.co.jp
グラベルキングは"ツーリング"カテゴリの中に含まれています。ラインナップを書き出してみるとこんな感じ。なお"TLC"とは"TubeLess Compatible"つまりチューブレス対応のことだと思ってください。
商品名 | タイプ | サイズ(径) | 太さ | カラー |
---|---|---|---|---|
GRAVELKING | WO | 700C | 23 26 28 32 |
黒 サイドスキン |
GRAVELKING | TLC | 700C | 38 | 黒 |
↑ | ↑ | 650B | 38 42 48 |
黒 |
GRAVELKING SK | WO | 700C | 26 32 |
黒 サイドスキン |
GRAVELKING SK | TLC | 700C | 35 38 43 |
黒 サイドスキン |
↑ | ↑ | 650B | 48 | 黒 |
表が少々ダサいですが、はてな記法の表組み記法ではセルを結合した表を作れないので現状こう書かざるを得ません(´・ω・`) ご容赦を。
私が買ったモデルは赤字にしました。件のblog記事では32Cをチョイスしているようですが、ちょっと自分はそこまで思い切れませんでしたw いやなんとなく、バランスの問題っていうかさ……ねぇ?😅 なお"TOURING"ラインナップには他にも
- TOURER Plus
- COL DE LA VIE Randonnee
とか、MTB用のツーリング向けタイヤなど多数ありますけどとりあえず省略(表書くのがめんどくさかった)。あーそうそう。グラベルキングはこんなのも出てますね。
panaracer.co.jp
鮮やかなカラーバージョン!
- ナイルブルー
- ミリタリーグリーン
ですってよ奥さん!(´Д`)ハァハァ しかも数量限定とかいわれるとグッと購買意欲(motIYHvation)を刺激されちゃいますよね💦💦 "ミリタリーグリーン"のGravelKing SKとか、ウチのSturmGrünちゃんにすごく似合うと思いません?😁 ……いや、さすがに今回は自制するつもりですが(苦笑)
話を戻そう。このグラベルキング、GRAIL納車後もしばらくは我が家の道具棚に眠っておりました。デビューの日を夢見ながら。言い換えれば、元から装着されてるタイヤで私がある程度満足するまでの間。
前回のエントリで書いた通り、稲城クロスのコースも走ってみたり尾根幹裏の未舗装路含む里山を駆け抜けてみたり、はたまた(自分にとっては)定番の狭山湖ウラを走り回ってみたりと、とりあえずG-ONE BITEで走るべき、走ったら絶対楽しい道っていうのは、まあまあ走れたと思います。いよいよ、我がGRAILは「よりロングライド向き」になるべく進化するわけであります(`・ω・´)キリッ
換装してみたヨ
ということで9/21(土)、天気が良くなかったこともあり早速作業に着手しました(もちろん室内で)。自分からGRAILのホイールを外すのはこれが初めてになります。フロントは組み立ての際に「外れてた」状態からスタートしたのでまだいいんだけど、リアに至ってはちょっとドキドキもんでしたね。てゆうか、6mmアーレンキーが必要なフロントと違いリアはレバーがついてるんで、いきなりそこから「???」でした。コレどうやってリアのスルーアクスル緩めるの!?的な😅 なんのことはなくてそのまま反時計回りに回すだけだったんですが(苦笑)
実はこの話後でオチがついてて。リアのアクスルについてるレバー、なんとレバーだけ外せるんです!(°д°;;)ガーン 教えてくれたのは例のごとく@k_oshima先輩でした💦 引用RT(のさらに引用)で某IT技術者提灯自転車ブログの記事を教えてくれた次第。言われて、記事読んで思い出しました。そうだよ、ローンチイベントの時CANYONの人も言うてたやん。レバーは外せるって😅 いや〜こっ恥ずかしいですね。しかしこの時はまだそれがわかってなかったため、装着時と同様に例のTopeakのツールセットにご登場いただいております。
まずはフロントホイールから外します。ディスクブレーキってブレーキそのものは緩める必要がないのでちょっと新鮮な印象。おっと!すぐさまパッドスペーサーを突っ込んでおかないと万が一*2が起きちゃったらヤバいからね。外したら、バルブを開けて空気を抜いていきます。タイヤが太いからたかが5bar程度しか入れてないのに空気量がマジ多い。抜けきるのにちょっと時間がかかります。抜けたら、おもむろにリムとタイヤの接合部分を指でグイッ──パカッといい音がしてタイヤのビードがリムから外れました。あとは横にずれては押しずれては押し……でタイヤ片側がリムから完全に離れます。こうなったらチューブをバルブのとこから抜いて残りをずりずりずりっと引っこ抜くだけ。ちなみにGRAILちゃん、ホイールもタイヤもチューブレス対応なのだけど、出荷時はチューブドできます。……おや? なんかパンク修理の方法を書いてるみたいですね? まあ、やってることは同じw 引っこ抜いたチューブを見て少し驚いたんだけど、普通のシュワルベのチューブ40mmになんとバルブエクステンダーをつけた状態で入ってました。なにそれ。ソッチの方が安いの?w
チューブを抜いたら次はタイヤ。G-ONE BITEは今日からしばらくのお役御免。とりあえず玄関のホイール掛け用フック*3に引っ掛けとく。で、おNEWタイヤの方をセットしていきます。片側のビードを全部リムの内側に入れたら、元のチューブ……ではなくコッチをセットします。
SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】700×28/45Cチューブ 仏式 60?ロングバルブ 17SV-E.L
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リアの方は、結局レバーを単純に反時計回しして緩めりゃいいだけってことがマニュアルを見てようやく理解でき、意を決してグイッと回します。マニュアル記載の通り2回転半程度で反対側から抜けた感じがする。意外と簡単だな? スルーを引っこ抜いてグリスが周りにつかないようキッチンペーパーで軽くひと巻きし置く。あとはディレーラのアームを押し下げつつバイク本体を持ち上げ、ホイールの軸が重力に引かれガコッと落ちるの待つ。R8000系のシャドウデザインになってから、リアホイールを外すのはそれ以前よりちょっとだけ難しくなってます。まあどうにかホイールが外せたので、フロントと同じことをやります。2回目になるので、初回よりはスムーズに作業できたかな😅 程なくタイヤの装着が完了して、リアホイールを戻す。スルーアクスルを差し込んでレバーを回し締めて……OK!!
かくして、我がGRAILちゃんの足回りはこんな感じになりました。
……うん、やっぱりほとんど変わってなかった(苦笑)
さあ、実走してみよう
ということでいつもの地元の走り仲間MASA兄ィに連絡。
タイヤ換装したよー!\(^o^)/
明日ひとっ走り行きません?
暑くならなければ物見山だってもう怖くな〜い( • ̀ω•́ )✧
ていうか検証兼ねて100〜120kmぐらい走れればって思うんですけど、どう?
こんなメッセージを投げたら、
物見山行っちゃう?
丁度明日行こうと思ってたんよ
と返ってきて、日曜日9/22のライド予定が速攻決定! 翌朝6時に起床して準備を整えた私は、いつものセブンイレブンに7時に集合・合流して、一路荒川の上流を目指したのでした。
荒川CRをホンダエアポートのちょい先、圏央道の高架(渡河橋)のとこで抜けて圏央道沿いから戸守のローソン経由で物見山を目指す、いつものコースです。気温が上昇したら「やっぱ無理ぽ」つって山行きはキャンセルする気満々でしたが幸か不幸か気温はそこまで上がらず、予定通り物見山まで行くことになりました(苦笑)
さてGRAVEL KING(以下GKと略記)の印象ですが、やはり平坦な舗装路はG-ONE BITEより楽ですね。僅かながらも明らかに違う転がり抵抗の差。スピードの鈍り方が明らかに緩やかです。悪くない。これならウチの子の制式採用タイヤはこのままGKでいいような気がしてきたぞ? しかし物見山の登りは……まあ、予想通りでした(苦笑) 例のごとく重い。ただしその重さの原因のほとんどは自らの体重なので、バイクの重さの影響とかタイヤの影響とかぶっちゃけわかんない!(自爆) お恥ずかしい話ですが、これが事実です😅 でもいいよ。結果的には登れたんだから(`・ω・´)キリッ 同行のMASA兄ぃはこともあろうに下ってもう1セット登ってくる元気の良さでしたけど、私は当然無理💦 トイレの水道蛇口の下に頭を突っ込んで水ザバーッ/(^o^)\(既視感)
その後は来た道をある程度戻ってから国道407号を北上し、吉見町に出て久しぶりに四方吉うどん。
荒川CRに戻りゆるゆると帰路……途中川越線踏切近辺のCafe VIAでスウィーツ!wうん、なんかグルメポタみたくなってるな? まあ、いつものことです。さらにその後秋ヶ瀬公園でもう一回休憩のうえ、最終的に夕方16時頃帰宅したのでした。走行距離はおよそ115km。100km以上走りたいという当初の目的は果たせたわけです。
さて、あらためて思ったわけだが。
結論として、40C→38C、トレッドパターンがセミスリックに変わったからとて、転がり抵抗は劇的には変わらないですヨやっぱ😓 世の中そんなに甘かぁない。あとね、GRAILはやっぱり向かい風には弱いと思う。あのハンドルバーですもんねw いや、本来の姿としては、空力ってやつはそれなりに考慮されてるんじゃないかって気がする。だって2階建ての"2階"部分は潰れて扁平になってるし、ステムとトップチューブだって「ツライチ」になってるわけですから。しかし私の実運用上
こんな感じ*4で、さらにマウントにはiPhoneがセットされているので、空力的な意味でいうとマイナス面のカタマリですよねwww
こうなったら、本気で発想を転換するしかないです。コイツは練習用の鉄下駄なんだと(カーボンだけど)。てゆうか、練習しないし😓 練習しないけど、このドイツ女🇩🇪を乗りこなして馴れてしまえば、ちょっとだけ身軽なカナダ女🇨🇦に久々に乗ったときすっっっごく楽に感じるに違いない(((o(^∇^)o))) うん、そうだよそのマインドでいこう!←自分にそう言い聞かせてるらしい
今日のところは以上……のはずだったんですが。
どうも前回のグラベルライドの時に右手薬指を突き指したっぽいのですが、違和感を我慢?放置?してこの日のライドを決行した翌日、見事に指が腫れ上がって曲がらなくなっちゃいました(泣 当然、ちょっとでも動かすとかなりの激痛😣 こりゃあしばらく自転車に乗れないかもしれないなあ(´・ω・`)