euvicc's sphere cycloalkanique

自転車とMETALとその他雑多な物欲記録。そして大病から生還し生き残り続ける奇跡の徒然など。

何故か四十手前にして自転車趣味に目覚めてしまったある男の記録...のようなもの。

ライドの記録、買い物記録、超私的レビューみたいな駄文を書き連ねます。

2021/10、急性大動脈解離(Stanford-A型)から奇跡の生還。

以降は予後のこととかも書いたりすると思います。

乗る前の点検は重要だ(再認識)

まいどです。Euviccです。
例のごとくお買い物日記ではあるのですが、久々に自転車ネタですw タイトル通り、乗る前の点検は重要だね~ってお話でございます。あともうひとつ、タイヤが磨り減ったら貧乏臭いこと言わずさっさと新調せよ。という話でもありますね(苦笑) ではあらためてstart.

たまにはガレ道を走りたいな、と

久々にそんなことを思ったのは、JSPORTSオンデマンドで春のクラシックレース中継を観て、でした。
www.jsports.co.jp
たった一日、その日だけで勝負が決まるワンデーレース。その中でも「クラシック」さらには「モニュメント」と呼ばれるレースたちは見応えバツグンです。さらにその中でも『パリ~ルーベ(Paris - Roubaix)』はアツい。最強と思われます。……いや、どちらかというと最/最かもしれませんけど。"クラシックの女王"と号されるこのレース、別名"北の地獄"ですもんね(汗
パリ〜ルーベ - Wikipedia
詳しくはリンク先のJSPORTSサイトなりWikipediaの記事なりを読んでもらったほうが早いのですが、ロードバイクのあの細っこいタイヤで、ボコボコの石畳を爆走! 雨でドロドロの泥濘になろうが晴れて土埃が朦々とたちこめ数メートル先すら見えない状況だろうがお構いなし。誰がこんなレースはじめたんだろ?正気を疑うぜ?ってなもんですw
このレースに関しては、各チームはみんなバイクを専用にチューンしてきます。モデルをカリッカリの舗装路レース用ではなくエンデュランス/ロングライド向けにしてみたり、太いタイヤを履かせてみたり、少しでも衝撃を吸収するためにバーテープを二重に巻いてみたり。さらには上ハン握ったままブレーキかけられるよう補助ブレーキつけてたり、それどころかハナっからシクロクロスバイクでの参戦だったり。毎年、シクロワイアードあたりで「パリ~ルーベを走ったプロバイク」って記事が出てたりしますが、アレを見るのが楽しみでなりません。今年の記事はまだ出てなかったので、去年の記事をリンクしておこう。

そういえば、今年のパリ〜ルーベでは落車の後他の選手のバイクに装備されてたディスクブレーキのローターに肉を切り裂かれ大怪我を負うという痛ましい事故が発生してしまいましたね。UCIは全チームに試験的に許可していたディスクブレーキの使用許可を一時停止。たぶんこれだと、来年からのレースでの全面解禁は間違いなく延期…ヘタすりゃ禁止のままになっちゃうかもですが、果たしてどうなるでしょうね?

閑話休題
話がだいぶ脱線してる感があるので元に戻しますw 毎回、前置きから話がどんどん脱線して長くなっちゃうのは私の悪いクセです(苦笑)
それはそうと、こんなレースを観ると……乗りたくなるんですよガレ道を( ̄▽ ̄) だって、何のためにシクロクロスバイク買ったと思ってるんだい? 何のために完成車アセンブル品のホイールとは別にホイール買ってあるんだい? つまりはそういうことさ。悪路を爆走したいのだよ、オレ様もなっ!! →ということで、先週末の夜愛車CXR號のホイールをレーゼロから久しぶりにレークワCXに履き替えたのであります。

ギャー! 裂けてる!!

前夜はホイール履き替えただけだったので、夜が明けてからバイクを外に出してスタンドに掛け、空気圧をチェックです。現在のタイヤはPanaracerのBuster-X(バスタークロス) 700×35C。結構大きめのブロック状トレッドパターンを持つ、どちらかというとウェットでマッドコンディションなフィールド向けです(たぶん)。推奨空気圧は3.5ber〜6.0berあたりじゃなかったろうか? メーカーオフィシャルをとりあえず掲載しよう。
シクロクロス | 商品紹介 | パナレーサー株式会社
一応これで"秋ヶ瀬の森バイクロア3"に出てみたことがあります。タイヤの太さがUCIルール違反*1ですが何も問題はありません。だって出たのファンクラス*2ですもの(;^_^A
で、今回の空気圧はだいたいリア5.5、フロント5.0強ぐらいに設定。明らかに高めだけど、ガレ道のあるところまでは一般道を走るのだし、現場に着いてから空気を少し抜いてやればいいことです(^^) 空気を入れてバルブの弁を締めキャップをつけて、タイヤを指で押してみる。当然かなり硬いけど……まあこんなもんじゃね?w
そのままホイールをひと回しふた回ししてみるが、どうも別のところが気になる。特に中央の接地面部分、トレッドが削れまくっとるぞ? 真っ平らとまでは言わないがかなりそれに近づいてる(汗 例のごとくヘタレなワタクシです。そんなに高負荷なライドなんてまずやらんのだが、それでもここまで磨り減っちゃうとそれなりに心配になってくる。

イーノックそんな装備で大丈夫か?

ってヤツ(古っ!!)ですよw 勿論、こう訊かれたらこう応えるのがお約束ですよね?

大丈夫だ、問題ない

ところで、大天使ルシフェル*3の問いに対して上記のようにのたまった『エル=シャダイ』の主人公イーノックって、直後どうなりましたっけねェ?(ププ

……ん? なんだコレ?(°д°;;)
リアのタイヤ、バルブそばのサイド部分がなんか不自然な膨らみ方してる気がする。これ、もしかしてビードがきちんとリムに嵌まってないんじゃね? てか、どんだけシロウト臭いミスしてんだよ俺!!(自分への怒り
しかし、一度空気を完全に抜いてみたとき、私は己の認識誤りを知りました。タイヤのビードはリムにしっかり嵌まってました…何処も彼処も(°д°)ポカーン あ、あれ? どゆこと?
もう一度よく見る。アップした写真は恐怖にかられ慌ててリムから引っぺがした上で撮ってるのでわかりにくいのだけど、明らかに裂けてます。げげっ(°д°) な、なんてこった……((((;゚Д゚)))))))

一番いいのを頼む

一番いいのっつーかさ…新品が必要ですってば!(汗 一番新しいのを頼むだわ、コレ(`・ω・′)

巡礼してみたが……

当然ながらライド計画は中止です。ただでさえこちとら後厄なんだからさ、バーストまで秒読み状態のこんなタイヤをそのまま使おうものなら、間違いなく道中それもガレ場でバーストして大コケ…ヒジやヒザが"もみじおろ死"どころじゃなくなるに違いない。それどころか愛車だって逝きかねん(悪寒
とるべき手段は当然新品のタイヤ買ってくる。これしかないですね。ちっ、また予算外出費じゃねーか(−_−#) えっ!? なんだか嬉しそうって? なななな何を言ってるんですか貴方わ!そそそそそんなわけないじゃないですかーーー(棒

かくして、ワタクシEuviccは想定外の自転車屋巡礼旅に出る……つもりでしたが、速攻挫折しましたwww
選んだ店のチョイスが悪いと言われりゃそれまでなんだが、とりあえず行きやすかったワ◉ズロ⚫︎ドあたりを池袋一軒、新宿二軒とか巡ってみたんだけど全然ダメ。求めるものが置いてある形跡は皆無です。いや、あの店舗グループの名誉のために一応言っておくと、池袋の方にはありました……UCIルール準拠の32C(タイヤ幅32mm)のヤツがね(^_^;) しかしだな、俺が求めているのは35C(タイヤ幅35mm)なんだよ。別にレース出る気ないんで、UCIルールなんぞお呼びじゃないのよねε-(´∀`; )ヤレヤレ
その日は夕方から予定があったので他の店まで探しに行く時間もなく、もうひとつ云うと探すの疲れた。飽きたw

結果としては「CXタイヤ 35C おすすめ」などというベタなキーワードでGoogle先生にお訊ねし、何点か出てきた商品の中からひとつをAmazonでポチっちゃいました。コチラになります。

安心と信頼のPanaracerにしても良かったんだが、今回は敢えてメーカーを変えてみました。Continentalです(^^)v トレッドパターンはこんな感じ。たぶん"セミスリック"といわれるタイプと思われ。

サイドはブロックだが三角形で、バスタークロスと比べるとちょっと細かめ。中央接地面はダイヤモンドパターンとでもいうべき細かい四角形が整然と並ぶ。どちらかというと、乾いたダートや砂地などに向いてるトレッドですね。自分の走る場所の割合を考えて、こちらの方が良さそうだと判断しました。正直、CXバイクのタイヤはゴツゴツしたMTBみたいなの履かせてる方が明らかに見栄えがいいwのだけど、それやっちゃうと舗装路が走りづらいし、何より減りが早いのDEATH(´Д` ) 実際、バスタークロスはあっという間に中央部が磨り減ったもんなあ。なんていうか、勿体無いじゃないすか……(´・ω・`)
新宿から飲み会に向かう山手線の中でiPhoneアプリから発注したんだが、ここでAmazonプライムお急ぎ便」が威力を発揮! 翌日の午前中には納品されました\(^o^)/ う〜ん、これだからプライム会員はやめられん*4のだ(汗

走って……みてはいない、まだ。

届いたタイヤを早速装着(した結果がさっきの写真)。装着したレークワを愛車に履かせ、何とは無しにバイクを持ち上げてみると…んんっ?
なんか、重くなった気がする(´・_・`) チューブはそれまでのものを再利用してるし、他に新たなパーツを付けた覚えはないので、これひょっとしてタイヤの重量によるもの?(汗 公式サイトのスペックから比較すると

  • Panaracer Buster-X 35C : 370g
  • Continental Cyclocross Speed 35C(0100255) : 350g

おやおや、コンチの方が軽いじゃん。前後輪合わせて40g軽くなる計算だよ?(汗 いくらバスタークロスがかなり磨り減ってたとはいえ、40g以上重量減するとは思えない(;^_^A 兎にも角にも、これ以上は乗って走ってみんとなんも云えんよね。

て、当初の予定では近場に試走に行くつもりだったんですが、タイヤ装着後うだうだしてたら日が暮れちまったんでまだ行けてなかったりします(苦笑)
近場といっても、手頃なガレ場は狭山湖の裏あたりまでいく必要があるんですけどね。もうひとつ裏ワザとして、石神井公園や和光樹林公園、光が丘公園などの、遊歩道をはずれたダート部分を走ってみるなんて手もあるが、それは多分やらない方が良さげ(汗 公園は人が多いし、そういうことしてると出禁食らいかねん(´・ω・`)
まあ、もうすぐGWなので試走はそこでがっつり…でもないな。ゆる〜くやろうと思いますw
ではまた!

*1:現行のUCIルールでは32Cすなわち32mmまでだったはず

*2:ファンクラスはレース初心者向けで、バイクに対するレギュレーションがないため、MTBやファットバイクで出場してもok

*3:あのゲームの中では堕天使じゃなくて大天使らしい

*4:他にもビデオ見放題とか限定サービスが色々オイシイ