FFWD復活への道【黎明編】 - euvicc's sphere cycloalkanique

タイトルは和製スペースオペラ往年の名作『銀河英雄伝説』第1巻からきてますが、別にこの話は第10回まで続ける気は毛頭なく、おそらく次で最終話「落日編」を迎えることになるでしょうEuviccです。おはようございます。
うちの愛娘*1CXR號は普段走るフィールド/用途によって2種類のホイールを使い分けているわけなのですが、前の日記にも書いているとおり、実はもう一人･･････じゃなかった、もう一組あるのです。それが、

Fast Forward F4C

でございます。
スポーツバイクに乗ってるorある程度関連の話題に通じている方ならご存知の話ですが、この子(以降FFWDさんと略記します)、カーボンチューブラーなんですね。しかも僅かにディープリム(^^;　さらに言うまでもないことですが、高価です。かーなーり、高価です。どんなホイールなのかって？　とりあえず日本の輸入代理店のサイトをどうぞ。

FFWD / ジェイピースポーツグループ / ファストフォワード日本オフィシャルサイト

･･････載ってないんだなこれが(´・ω・`) 旧品なのか日本での商品未展開なのか。日本で売ってるのはF4Rといってスポーク数がフロント20本リア24本、リムハイト45mm*2なんですが、F4Cはコレのスポーク数を増やして剛性を上げたもの、とのこと。リムハイトも38mm。当然重量はスポーク分重くなるわけですが、実のところ手で持ってみてレーゼロとの違いがわかりませんでしたｗそれぐらい軽い。カーボンチューブラーは伊達じゃない。
どんなヤツかって？ではうちの子の写真をお見せしよう。フロントだけですぜ？
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んー、まあ、なんだ。絡みついてる赤い麻縄状のモノは気にしないでください。縄なんて存在しない。いいね？　ちなみにこのときはVittoriaのCX用タイヤCross Evo XGを履かせてます。太さは34mmだったはず。

それはともかく、なんでこんな高いもの持ってたかというと理由は単純。完成車にアセンブルされていたからなのです。高いと書きましたが、当時調べてみたところ前後セットでどうみても15万を下回らないシロモノでした。いや20万超えてたような…？ CXR號を買った当時のワタクシがその価値をわかるはずもなく、店員さんに「これはいいホイールなんですよ〜」と言われても「ふーん、そうなんだ？」てレベルだった次第←アホ
でも当時は実際高級過ぎて扱いに困ってることが多かったような気がします。なんせチューブラー。チューブラーってことはパンクしたらタイヤごと交換*3。しかもアセンブルされてたタイヤは32mm幅のVittoria Cross Evo XN*4。一本が平気で1万円以上する(超)高級品です。なんでそんなもんついてんのよ??(-_-;) あの頃一回パンクさせて、Y'sロードで(当然)取り寄せ注文しーの、チューブラータイヤ交換なんてやり方わからんからって作業もお願いして、工賃込みで¥15kもトンでいった時には絶望感すら感じたものです(^_^;)　で、ランニングコストが洒落ならんから!!と慌ててクリンチャーホイールを探し、レーゼロに落ち着いたわけです。
その後もオフロード向けに使ってはいたが、アルミリムとカーボンリムでは使えるブレーキシューのパッドが違うので、ホイールを替える際にはブレーキも替えねばならず、その度にトーイン調整が必要だったりしてだいぶめんどくさかったんですわ。結局、バイクロアに出てみるのを機にレークワCXを仕入れてしまい、オンもオフも両方クリンチャーでいけることになっちゃったため、FFWDさんは出番に恵まれず壁のラックに「決戦用」として安置されるようになっちまいました。