euvicc's sphere cycloalkanique

自転車とMETALとその他雑多な物欲記録。そして大病から生還し生き残り続ける奇跡の徒然など。

何故か四十手前にして自転車趣味に目覚めてしまったある男の記録...のようなもの。

ライドの記録、買い物記録、超私的レビューみたいな駄文を書き連ねます。

2021/10、急性大動脈解離(Stanford-A型)から奇跡の生還。

以降は予後のこととかも書いたりすると思います。

年イチお一人様シクロクロス、あるいはトレイルライドの巻

こんばんはEuviccです。今日も今日がな自転車道中。本日は日曜朝の定番である

をこなしてからの出発ですw クライマックス近いゴーバスターズが思いのほか面白くなってて、最近見逃したくないんですよね~*1。一方、期待してたウィザードは今ひとつドラマティックな展開に欠けるっつーか、メリハリが利いてない感じで、某玩具屋の友人が言ってた「洋風ライダーはハズレるんですよね~(´Д` )」てジンクスは本当だったのかとガクブルですw
 
閑話休題。てゆーか思い切り脱線でしたすみません。
本日ワタクシが向かいましたのは多摩湖です。正しくは東京都水道局村山貯水池。かつて堤一族の一大帝国であった西武グループ、その牙城…いわばラストダンジョンともいえる(ホントか?)西武園ゆうえんち、そして西武球場・・・今では西武ドームがすぐそばにある人口湖です。実はここ、ロックフィルダムだって皆さん知ってました?
湖の周りは多摩湖自転車道として整備されていて、サイクリングが楽しめます。湖を一周して花小金井、田無を突っ切って、武蔵野市関前まで続いているのです。もちろん自転車onlyというわけにはいかないので歩行者もランナーもいるけど、湖の周りはさほど多くない。道幅が細いのが玉に瑕だけど、適当なアップダウンと距離はそれなりに楽しめます。じっさい穴場ですよココはo(^▽^)o
 
そんなわけで、今回の記録はコチラです。
そう。今回は多摩湖だけでなく狭山湖も回ってます。狭山湖・・・正確には山口貯水池になるわけですが、一応こちらの外周も回れます。行きたい人は、サイクリングロードを内回り(時計と反対回り)で進んでいる場合、右手に見える西武ドームを通り過ぎて見えなくなり、村山上ダムを通る道路をまたぐ橋のあたりで道を外れてください。西武球場前駅を越えてさらにしばらく進んだあたりで左折すればほどなくして着きます。
着くは着くけど・・・正直オススメしません。少なくともロード乗りの皆さんには。狭山湖は公園になっているけど、公園の切れ目あたりから登りが始まり、そしてすぐに・・・舗装が切れます。そこから先はほぼ全線砂利道です。さらに、雪や雨の後で水たまりと泥道。そこかしこで轍が凍ってます。こんなところロードで通ったらあっという間にパンクするか、落車してケガ、下手すりゃ自転車も逝っちゃうかもしれない。どうみても林道です。トレイルです。本当にありがとうございましたw
こんな道を通るならふつー使うのはMTB。でも実はもうひとつ、オフロード向きな車種があります。それが・・・シクロクロス!! ロードっぽい車体に太いタイヤを履かせて、泥道あり砂場有り階段(!)ありのイカレたコースの中で一等賞を競う冬場の自転車競技のことであり、日本ではその競技に使う車種そのものも同じ名前で呼んでいます*2。そして我がCXR號は"CX"の名が示す通りシクロクロスバイクなのであります。
 最初に紹介したとき、タイヤがやけにごっつくて太かったのはこれが理由です。そして、そんなタイヤを履かせたのも1年ぶりにこの道を走破するのが目的だったから、というわけです。だってさ・・・オーナーがヘタレなせいで競技に出られずオンロードばっか走ってる、つまり本来の目的に使われないなんて、なんとなく可哀想じゃないかw せめて年1回ぐらい砂利道泥道をグリグリ走って、そのポテンシャルを存分に発揮していただきたい! そんな親心だったりします(^^;;
半分凍った水たまりに突っ込みコケかけたこと1回、カーブの際に前輪が軽くズリッていって冷や汗かいたこと1回。昨年と比べたらだいぶレベルアップしてるはずなのに、やっぱりこの道は怖かったです。オレみたいなチキンには本当に年1回で充分です(´・ω・`) 走っている途中撮れたのはこの1枚のみ。ここはまだ序盤だし、一応このお地蔵さんが自分にとっては初詣なので、去年も撮りましたが今年も撮ってます(^^;

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一応念のため言っておくと、ちゃんとお賽銭もしてますよw ここで道中の安全を祈った後はひたすら爆走。中間地点の六道山公園に着くまで、息つく間もなくひたすらペダルを回してます。着いた頃には、哀れCXR號はど~ろどろw

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タイヤのトレッドを埋め尽くす泥と枯れ草! ダウンチューブからBBまわりもすごいことになってます。でも、競技のシクロクロスはこんなもんじゃないそうです。泥が詰まってブレーキが利かなくなったり*3、パーツとか平気でぶっ壊れたりするらしい*4。どうしても競技に出たくなったら、その時はもっと安いの買いますw たぶんクロモリ*5で。

公園からもまだ山道泥道は続くけど、それまでに比べれば路面コンディションははるかに穏やか。でも下り中心なのでバイクのコントロールには骨が折れます。どうにか下りきったと思ったら道を間違えて青梅街道まで行っちゃってたので、てきとーなところで多摩湖沿いまで戻り、最後は多摩湖自転車道をゆっくりと走って帰ってきました。

今回も無事に帰れたけど、山道の中でコケて怪我したらと思うと、けっこう怖いことやってるなあ~、と自分でも思います。一番奥の方になるとたぶん携帯の電波も入らないとこある*6し。まあ、どこに行ってもそんなリスクはありますけどね(^^; 行ってみたい人はMTBで行くと吉かもしれません。

さて、次回こそはサイコンアプリレビューの第2弾を公開したいと思います。ではではノシ

*1:そんなこと言ってる割に先週はべろんべろんに酔ったせいで昼過ぎまで起きれず。当然見逃しorz

*2:シクロクロスバイク、ともいう。欧米ではクロスバイクというけど日本だと混同されやすいのでたいてい言わない

*3:だからこそのカンチブレーキなのです

*4:ビンボーなワタクシが競技に出てみるのを躊躇う大きな理由もソコにありますw

*5:自転車の代表素材のひとつ。クローム-モリブデン鋼

*6:少なくともSoftBankはダメでした